勇者の求婚

蛇ノ目るじん

勇者は求婚し続ける。

「魔王、結婚しよう」

「このお菓子、おいしいな」

「でしょう。絶対食べてもらおうと思ったの。店のある国は好きじゃないけれど、食べ物に罪はないものね」

「お茶こぼれますよ」

「あぁ、済まない」

「なんで僕はこんな所でお茶会してるんだろう」

「…………」



 勇者になってから百回目くらいの求婚を完全に見事に流され、俺は半ばやさぐれながら隣の席で居たたまれない表情をしている神官の髪を編み始めた。

 回数が大雑把なのは、一々覚えていられるほど暇じゃないからだ。仮に万が一、魔王が何回目の求婚だと聞いてくれるなら、意地でも思い出すけど。

 百回くらいだって、勇者と魔王として再会した時から逆算して、大体こんなもんかと引いた数字でしかない。


 ひょっとしたら足りないかもしれない。まぁどうでも良い。

 彼女が求婚を受け入れてくれる一回。

 それだけが、俺にとって意味を持つのだから。

 ……ん。左右対称、編み込みもばっちり。

 後は、と。帽子が邪魔だな。魔王の黒髪にきっと似合う髪飾り手に入れたけど使いたくないし…………革紐で良いか。

 言っておくが、俺は男に興味は無いぞ。こいつの髪の色と長さが、旅の仲間の中で一番魔王に近いからだ。



「それにしてもフェル、随分と手先が器用になったじゃないか」

「俺だっていつまでも、もう手が付けられないくらいぐっちゃぐちゃにしてしまった髪を前に呆然としていた子供じゃないよ」

「言うようになったものだ」

 穏やかに笑ってお茶に口を付ける様子を、掛け替えもなく尊いと思う。かつての彼女は、どれほど楽しそうにしていても必ずどこかに陰が付き纏っていたから。

 俺はまだどこか心ここに在らずといった様子の神官――アランの髪を慎重に持ち上げ、きつく紐でまとめた。帽子は取りあえず、膝の上に乗せておいてやる。


 今日の成果は、髪の上半分を編み込んでお団子にしたもの。

 顔の横の髪をまとめたから、魔王がすればきっとキリリとした印象になるだろう。目尻に少し暗い目の紅を差せばもっと良い。

 ……いや、色は明るい方が良いな。暗い色だと血みたいだ。魔王としては正しい色選択かもしれないが、俺的には却下だ。



「ところでルート、なんでお前が魔王の隣ちゃっかり占拠してるんだ」

「それはあなたとマオ様を隣り合わせにしたら、私達の平穏で真っ当なお茶会がしごく残念なものになるからですよ」

 さり気なく魔王の事を愛称で呼びやがるルート――正しくはルートヴィヒ――は、旅の仲間で槍士だけど、一応俺の臣下で騎士だ。薄ら寒い敬語には、敬意の欠片も見えないけどなっ!


 あぁ俺、立場としては勇者兼亡国の王子ね。

 本名はフェルディナンドから始まって長々あるらしいけど、はっきり言って自分でも覚えてない。

 なんせ、亡国と形容が付くくらいだから、俺の故郷もう無いんだよ。うん、十年以上前になるかな、滅びたの。

 滅ぼしたのは一応魔物だけど、これにはまぁ、色々複雑な背景がある。

 んで、その複雑な背景の結果、まだ小さかった俺やルートは魔王の世話になって、魔物や国の生き残りを遊び相手に成長した。


 つまり魔王は、俺達の他に生き残った民達もまとめて面倒見てくれたってわけ。ついでに領土も。人間の国としては最北だったし、守るにも楽だったんだろう。

 まぁ、当時の俺は残念な子供だったせいもあって、そんな状況さっぱり理解してなかったけどな。

 いつもどこか寂しそうな「まおー」の顔に、どうにかして別の表情を浮かべさせたくて色々アホやる事しか考えてなかった。

 いやぁ、あっはっは。今思い返すと赤面どころか無に帰したいような恥ずかしい記憶だけどな、ハハッ……はぁ。


 そのまま行けば、俺は勇者なんてならなかったかもしれないけど、三年位前だったかな。人間は人間に混じって生活するのがあるべき姿だって、俺とルートは大陸の南側――人間の国がひしめく地域に放り出された。

 まぁ、放り出されたといっても旅をする上で必要な物――武器とか毛布とか当座の食料とか人間のお金とかその扱いについて細かく書かれた用紙とか……まぁ、色んな物持たされて、な。

 今思うと、「放り出された」って言うより「送り出された」が正しいか。その後も数ヶ月くらい遠巻きに見守られていた記憶がある。つくづく過保護な魔物達だ。


 それで、二年くらいはルートとずっと二人旅してた。その頃はまだルート、俺に敬語使ってなかったな。

 時々無性に魔王が恋しくなって奇行に走ろうとする俺を、ルートがぶん殴って止めてたのもこの頃だ。殴り合いの喧嘩もしょっちゅうだったなぁ。六歳離れてるからいつも負かされたけど、良い経験になった。

 で、その二年目の終わりくらいに魔物にもっとも敵対心を持っている聖王国の王都へ行った。

 そこで二年に一度開かれる武術大会に参加しようと思ったんだ。敵情視察って言うのかな。武術大会に参加して結果を残した奴は、魔物の領域と人間達の国々の間の境目で活動したり、魔物の領域に侵入して勢力削いだりしてるから。

 ――それが、運の尽き。


 二年に一度の大会だってんで、国の魔法使いが総出で妙な気を起こす奴がいないか警戒線を張ってて、俺はそれに引っかかった。

 別に変な事は考えてないし起こしてない。

 奴らの警戒線に引っかかったのは、俺が持っていた剣。物心ついた頃にはもう既に持っていた、大切な相棒だ。

 そいつらは、それがまだ目覚めていない「勇者の剣」だと言った。

 そこからなし崩し的に俺は「悲劇の王子」やら「聖なる勇者」に祭り上げられ、気付けば武術大会を勝ち抜いた強豪と共に魔王討伐の旅に「放り出され」ていた。

 どれだけ叫んでも、それ以上の歓喜の声で俺の言葉は誰の耳にも届かない。誰の心にも響かない。集団の怖さをつくづく感じたよ、あの時は。

 目覚めさせるためとか言われて奪われた俺の相棒は、帰ってきたと思ったら魔物を前にするとガタガタ鍔を鳴らして、うっかり抜けばか弱い魔物だったら吹き飛ばされてしまうような光を発する素行の悪い子になってたし……。



 ずっと一緒だった相棒の豹変も、勇者である事を強要して魔物を倒させようとする周囲も、倒されても俺を恨みの眼差しで見ない魔物達の優しさも、どれもきつかったけど、一番堪えたのは、ルートの変貌だった。

 いきなり俺に敬語を使い始めて、咎めなくなって、殴りかかっても殴り返してこなくなって、距離を取られた。

 たった一人、思いを同じくする仲間だと思っていたのに、裏切られたような態度に腹が立って、悔しくて、悲しくて。

 うーん、今までの人生であの頃が一番最低最悪な時期だったな。



 *



 そんなルートは今、丁寧な手つきで魔王の茶器にお代わりを注いでいる。視線に気付いたのか顔を上げて気味悪げな表情をした。

「なんですか、その笑いと怒りが入り混じった複雑怪奇な表情は」

 今は手は出してこない。口だけだ。これはこれで腹立つな。

 脛でも蹴ってやろうと思ったら、先駆けたように足を踏まれた。

 アランはお茶とお菓子を口に運んでいるがまだ自失から立ち直っていないし、そもそもこいつがやるはずない。ということは。


 現在、ルートにお茶のお代わりを貰っている旅の仲間の紅一点・魔法使いのシャノンを横目で見ると、彼女は片目だけで器用に俺を睨んできた。

――行儀が悪いわよ。――

 おまけに直接話しかけず、念話を飛ばしてくる始末。

――足を踏むのも大概行儀が悪いと思わないか?――

 俺も念話で返す。魔法は、本業には劣るし多大に自己流が混じってるが、苦手ではない。

――机を引っくり返されるよりはマシだわ。――


 …………否定できない。

 そして俺は、すっかり冷めたお茶を啜った。



  *  *  *



 人間の代表者との定期的な対談というやつは、何とも億劫でまどろっこしい。

 一言で言えば面倒くさい。遠回しに、時には直接、面倒な事を、と毒づかれるのも鬱陶しい。

 結局、奴らが欲しいのは魔王を滅ぼし、体のよいお飾りとなるような勇者操り人形なのだ。魔物と平和協定を結ぼうなどと言い出すような自我を持った人間は、邪魔でしかないだろう。


 良いことなんて一つもない。話は堂々巡りになる率が高いし、押しつけられる正装は窮屈だし。

 いつだったか、遅々とさえ進まないように思われる話題に癇癪起こして、議場を崩壊させかけた事がある。

 以来、やむを得ない時以外俺は出席しなくても良くなった。

 奴らも、聖王国の王城の一角を壊されては困るんだろう。ルートやシャノン、アランに負担かけてるのは少し心苦しいけど、自分の短気さは自分が一番分かってるからな。無理して参加して、さらに迷惑かけるのは本意じゃない。


「ほら、嫌でしょうが笑ってください。無理なら殺気を収めてください」

 騎士の正装をしたルートが話しかけながら俺の着ている服の詰襟をかう。息苦しい。整えられたばかりの髪を既にぐしゃぐしゃにしたい。

「……分かっている。人形のように大人しく、だろう。お前らの邪魔をする気はない。精々あの凡愚共の肝胆を寒からしめてやる。それ以外に目下、楽しみは無いのだからな」

 意識を切り替えるための過程の一環である、すっかり堂に入った小難しい物言いを吐き捨て、顔に微笑を貼り付けた。

 小難しい物言いは、言葉を考えることで僅かにでも頭を冷やしてブチ切れるまでの時間を引き伸ばすための処置だ。こういうのも、実は案外馬鹿にならない。

 壁に据えられた鏡で確認すれば、気味が悪くなるくらいにこやかな笑みを浮かべた自分が映っている。

 人間って言うのは怒りが頂点過ぎると逆に笑うんだと、この一年ほどでよーく理解した。つまりあれだな、笑顔が怖い、ってそういう事なんだな。



 扉を開けて入ってきた兵士が、対談の開始を告げるのを聞き、立ち上がる。

「それでは、行こうか」

 堅苦しい正装に身を包んだ仲間達に仰々しく呼びかけ、俺は歩き出す。いつもは隣に並び立つ三つの気配が、今は自分の後ろから着いて来る事が、ひどく嫌だった。




 目新しい話題も無く、今日も無為に過ぎた対談を終え、最初の控えの間に戻る。……あぁ疲れた、今日も貴重な数時間無駄にした。畜生あの低能ども、階段を頭から落ちて首の骨でも折れたらいいのに。

 シャノンやアランは既にすっかり自宅化した魔王城に帰還している。あいつらの正装、自前だから返す必要ないし。

 最初は魔王城に住むことに難色を示していたアランも、今はもう何も言わない。順応……も確かにあるだろう。しかし、

「っと」

 丁寧に折り畳まれた服にサッと手を突っ込んで毒蛇を一匹掴み出して床に叩きつけ、そのまま頭を潰す。靴の下で、ジュッと嫌な音を立てて、毒蛇の形をした呪詛が消滅する。

「ったく、懲りないよな」

「狂信者というのは得てしてそういうものですよ」

 ルートも同じく毒蛇を始末しながら答えた。


 神殿に巣食う狂信者――世界を支配せんとする「忌まわしき魔王」と、それを滅ぼす為現れる「聖なる勇者」の理を盲目的に信仰する者。

 そこから外れようとする存在を、「浄化」しようと目論む者。

 その存在が、アランを魔王城に住む事を決断させた。そもそもの元凶は俺だけど、あいつ、責めないんだよな。俺も、誰も、なんだかんだ言って。


 黙々と俺達は着替えると、部屋の隅にシャノンが残していった転移陣の上に乗り、さっさと聖王国の王宮を後にした。



 *



 転移陣で移動した魔王城の前で、子供達に武道を教える約束があるというルートと別れ、俺は一人城内を歩く。

 全体の色調はおどろおどろしく暗いが、明かり取りを多く設けた城の中は意外と明るい。

 長々と続く廊下をわき目も振らずに進み、突き当たったところで弧を描く階段を上れば、その先には玉座の間だ。

 階段の近くに立っている、一般的な人間よりはずいぶん体格が大きく肌は黒く、顔はややひしゃげても見えるが、辛うじて人間にも見える姿。魔王の側近で、俺やルートにとって、兄のような存在で且つ友でもあるハイオークだ。彼が、軽く目配せを寄越してくる。それに頷いて、俺はすっかりボロボロになった赤い絨毯の上を歩き出した。



 城の中でただ一箇所、俺達が攻め込んだ時の状況のまま残されている玉座の間は、戦いの名残をそこかしこに残している。それには目もくれずに俺はずんずん進み、やがて、最も損傷がひどい最奥部に至った。

 元々は天井に届くくらい巨大な玉座のあったその場所。

 そこには今、壁から天井にかけて大きく穿たれた穴だけがあり、日の光が差し込んできている。そして付近には、強かな緑がそこかしこに顔を出していた。

 魔王城らしからぬ光景。

 そのきっかけを作ったのは、穴を開けたのは、他でもない俺だ。



 ――目的の相手は、その穴の近くで佇んでいた。

 日の光の中に在っても、まるでそこだけ別世界のようにくっきりと浮かび上がる黒。

 腰に下げた剣が、小さく震えた。

 俺の存在に気付かない訳がないのに、魔王は微動だにしない。わざと音を立てて近くまで寄っても、それは変わらない。

 すぐ近くにある細い後姿を前に、どれほどの時間が過ぎたのだろう。不意に、纏う黒衣よりもさらに暗い黒髪が揺れる。


「よく考える。私は、こんなにも幸せで良いのだろうか、とね」

 その声は、どこまでも凪いでいた。彼女は続ける。

「フェル、お前のお陰で歴代の魔王達は解放された。もうこれで、私の後にまた魔王が生まれても、あの哀しい塊に魂が引きずられることはないだろう」

 歴史上、魔王の存在は何十人、何百人となく歴史に刻まれている。しかし、その魂はただ一つしかないのだと、俺はかつて彼女から聞いた。


 魔王の魂は、肉体を滅ぼされればまた新たな依り代を選び、この世に生まれ落ちる。

 その際魂は、自らが生きてきたそれまでの時間を切り捨てて、完全にまっさらな状態で依り代の中へ入るのだという。


 だったらそれまでの時間、あるいは記憶はどこへ行くのかというと、それは魔王が座する玉座なのだそうだ。時間は、魂という感情を発露する機関を失って、次第にグズグズと輪郭も残さず溶けていく。玉座に封じ込められたまま自然に任せて風化することもなく、自分が何者であったかさえも忘れながら、ただ、永遠に在り続ける……。



 喜びも悲しみも怒りも憎しみも。善意も悪意も正気も狂気も。

 何もかも全ての時間を吸い込んで、玉座は禍々しく輝きを増し、その規模をじわり、じわりと広げてきたのだそうだ。

 元々はどんな形をしていたのか。それは魔王も知らないと言う。

 歴代の魔王の多くは、その玉座の中に閉じ込められた気が狂いそうになるほどの「時間」に、徐々に心を蝕まれていった。その狂気は伝染し近くに侍る者も、次第にその心を壊していった。

 良くない物だと承知していても、その「時間」には魔物を引き寄せる奇妙な吸引力があり、ほとんどの者はそれに抗いきれず、堕ちていったのだという。


 そして堕ちきった先には絶望すら生温い、全てを破壊し尽くし、最後には自らも壊したいと願うほどの強い衝動だけが残るのだと――――。



 つらつらとそんなことを思い返していると、魔王がまるで心を読んだかのように口を開く。

「私は、幸いにも魔王として覚醒する時期が遅かった。そして、周囲の存在に本当に恵まれた。だから、「時間」を覗いても、まだ戻ることが出来た。この世界を、壊さず済んだ。そしてお前のお陰で、彼らは救われた。ずっと、礼を言わなければと思っていた。……ありがとう」

 そうじゃない。無性にそう叫びたかった。

 俺が玉座を吹き飛ばしたのは、彼女が今にも遠くに行ってしまいそうなのが嫌だったからだ。

 この城で世話になっていた頃も、ともすれば玉座に向く悲しげなその視線をどうにか引き剥がし、自分を見て欲しかった。自分だけを!

 ……ただの、馬鹿な子供の馬鹿な独占欲だ。礼を言われる、そんな綺麗なものじゃない。



 言葉にならない感情のまま突き出した腕は、そのまま、目の前の華奢な肢体をきつく掻き抱いていた。

 体温を持たない陶器のように白くてなめらかな肌は、表面はひやりとしているが、抱きしめれば確かに温かい。

 剣が一際大きく震えて今にも鞘走りそうになるのを、掻き抱く腕の一方で抑えこむ。がたがたと、無様なほどに震える俺に彼女は細くため息を吐き、言葉を続ける。

「私は私として生きていける。魔王として、世界の破壊者でいなくても良い。それだけで、もう充分なんだよ。……

 彼女は俺の腕の中にいるのに、今、線を引かれた。俺のために線を引いた。心臓から血の気が引いたような気がした。



 嫌だ駄目だ許さない。

 絶対に、一人でなんかいかせるものか――!


「俺は魔王が良い。魔王以外は嫌だ」

「それは目が眩んでいるからだ」

「眩んだままで良い。魔王は意外に不器用だから、俺が心配なんだ」

「お前がいなくても、オーク達がいる」

「やだ。あいつらは確かに底抜けに良い奴らだし、俺も好きだ。でも……でもおれだってまおーといっしょがいい。まおーにわらってほしい。まおーとおなじものをみたい」

「全く。一度決めたら譲らないのは両親譲りだな」

「まおーだってがんこだよ」

「……そうだな。だが、私の方が年季ものだ」

「いきおくれちゃうよ」

「言葉の使い方は正しくな。私は既に嫁き遅れているんだ。それで良い」

「いままでしあわせになれなかったまおうのぶんまで、しあわせになるべきだとおもわない?」

「だから、私はもう充分幸せなんだ。よく言うだろう? 欲はかけばかくほど深くなると。見苦しいのは御免こうむる」

「みぐるしくていい。おれはまおーのわがままならいくらでもききたい。……だから、魔王、結婚しよう」

「だぁーめ」


 魔王は俺の頬にあやす様に口付けをくれた後、どこまでもやさしく微笑んだ。

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