第4話 次の行動は
呆然自失なまま帰宅。
自分の部屋から出られない。
両親に心配をかけてしまった。
それもこれもどれも、ヒロインのせいだ。
攻略対象達から、悪役認定されてしまったのは。
ショックだった。
私の憧れの人物が、推しが私に敵意を向けていた。なんて、事だ。
しばらくの間、衝撃を受けた私は立ち直れなかった。
しかし、時は最強だったらしい。
流れる時に身を任せるうちに、次第にヒロインへの怒りの方が強くなった。
こうなったら、何が何でもぎゃふんと言わせて、むやみやたらに行っている改変をやめさせてやる!
しかし、どうすればよいのだろう。
ヒロインは、思い込みが強い。
だから、普通に注意しても聞く耳をもたなかったし。
攻略対象目当てじゃない事を伝える?
骨が折れそう。
きっとヒロインは、改変する事で良い思いをしてるから、だからやめられないのよね。
だったら、それで嫌な思いをすればやめてくれるだろうか?
うーん。
とりあえず、今の攻略対象達の状態を把握しておこう。
もしかしたら、そこにヒントが転がっているかもしれないし。
表向きには、ヒロインにぞっこんって感じだったけど、内心はどうなんだろう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます