345坂 好き夜、好き世に、好き魅ごろ

 ガララ──────────。




「賭けは僕の勝ちだね」


「そうね。まさか深夜にブタがスケボーにのって坂道をおりてくるとは思わなかったわ」


「それじゃあ結婚してくれるね、ウェルベージュ」


「ええ、いいわよ。タカヒコ」


「……」


「……」


『』


「……」


「……」


「たとえ異世界だろうとどこだろうと、僕は君を愛し続ける」


「その愛に応えて、私も貴方から絶対に離れないわ」

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