188坂 おやつ

 おやつの、やつ。


 むかし言ってた時間の八つが元になってるらしい。


 その時間がいまの午後一時から三時くらいで、間食の習慣があったから、それがおやつのはじまりらしい。


 諸説あるってことだけど、これはこれで納得できるわ。


 まあ。


 それとは関係なしに、おやつは大好きだけどね。




 ガララ──────────。




 スーツ姿のブタがスケボーにのって坂道をおりてきた。


 スカートをはいてるからメスなんだろうけど、とても忙しそうな雰囲気がある。


 でもその手にはショートケーキ? があってきちんとおやつを楽しんでる。


 仕事と好きなものを両立させているんだわ。


「……」


 見ていたら私もケーキ食べたくなったわ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る