176坂 道楽がすぎて
我ながら思う。
いくらサーフィンが好きだからって、未知の波を求めて異世界まできてるんだからな。
どんだけだよってかんじ。
まあ、しっかり人のために働いてるし、余暇で楽しんでるからいいだろう。
ガララ──────────。
ブタもボードにのって坂道をおりるようにサーフィンをしてるな。
でっかい波に対してブタが小さいからよけいにそう見える、が。
なんでガララ──────────て、音がするんだ?
もしかしてあれ、サーフボードじゃなくてスケートボードなのか?
いや、だとして液体である波にガララ──────────はおかしいだろう。
硬化させているのなら波の意味がないし、どんな方法でやっているのかも全然わからない。
「……」
表情は楽しそうだけど、やっぱブタって謎だよな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます