172坂 九連休のはじまり

 朝だ!


 おはよう!


 そして、今日から──。


 九~連~休!


 大事なことだからもう一度言うぞ。


 九~連~休!


 計画はバッチリ。


 思いっきり楽しむぞ!




 ガララ──────────。




 リュックを背負ったブタがスケボーにのって坂道をおりていった。


 どうやら、あのブタはキャンプをするようだ。


 鼻息を荒くして、よっぽど楽しみにしてたんだな。


「……」


 おっと。


 俺も支度を始めなきゃ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る