逆○イプ

お題：傷だらけの教室 制限時間：15分

逆○イプ

　僕が通ってる学校は、日頃から犯罪行為がさかんに行われてる。

　いわゆるレイプ。

　しかもそれが、女子生徒から男性に対するもの。委員長、生徒会に至るまで、女子生徒が支配してる。教師陣に至っても変わらない。男性というだけで、弱者であった。

　だからこそ、僕みたいなひ弱な肉体を持ってると、

「……うぅ」

　蔑まれる対象になる。

「どうしたぁ？　興奮しちゃった？　おっきくなってるものね？　気持ちいいんでしょ？　まじウケる」

　クラスメイトから、陰部を蹴られ、握られ、出るものが出てしまう。もうすでに、3回は限界を超えてた。

「くぅ……はぁ」

　横目に助けを求めようとしても、そこでは友だちが半裸にさせられて騎乗位されてる。しかも寸止め地獄になっており、友だちはとてもつらそうな表情を見せてる。

　僕もおそらく同じ顔をしてる。

　彼の場合は出せるものを出せず、性感度だけが高まってくのだから、代わってあげられない。

　僕の方は我慢をさせられてないこと。出すことを目的としてされてる。こっちも地獄だぞ、と視線を送るしかできなかった。

「よそ見するとはいい度胸ね。あむ」

　果てたはずの陰部を咥えられ、刺激を集中される。

「っ……！」

　的確に気持ちいいところを責めてくる。

　弱いところは完全に相手にバレてる。

　逃げることも、攻めることもできず、また達した。

　他人よりも精力ががある僕は、そうして回される。

　４８なんてものが関係ないくらいの体位を要求された。

　痙攣できる肉体であればよかったのに……。

　ちなみに、この修羅場のようなのが行われてるのは、授業中。

　注意するべき教師は既に、絞られるだけ絞られ、教室の片隅で痙攣してる。

　大人に助けを求めることは、できない。