愛してると言えなかった君へ
りな
愛してるて伝えれなかったあなたへ
産んであげられなかつたベビタン
7週間と4日。自覚してからは4週間と4日。あなたが私を選んでママにしてくれた。幸せをくれた。弱くて守れなくて、ごめんね。あなたと一緒に成長できなかった私。あなたを愛していたのに手放すことを選択してしまった。一生後悔する。あなたを幸せにする自信を無くしてしまって、あなたの未来を奪ってしまった。愛おしくて幸せをくれたのに。あなたは幸せをくれたのに、私はあなたに何もあげられなかった。たくさんたくさんごめんねって思うよ、たくさんたくさんありがとうとも思っているよ。直接言ってあげられなくて、ごめんね。愛してる。
年間15万件、命を諦めるお母さんがいる。
※厚生労働省 [令和2年度の人工中絶数の状況について]より
妊娠している貴女へ
私も前向きになれたわけではないが、貴女の選択を私は応援したい。誰にも言えないと思う。死にたい消えたいと思う私もそうだから。でも、貴女は一人じゃない。そばに居て寄り添い支えることはできないが、私は貴女の味方で貴女と一緒だと言ってあげられる。
これを読んでくださっている男性の方
少しでも女性の気持ちをわかろうとしてくれて、ありがとう。
きっとあなたは健太郎さんとは違う。良い父親になる。不安だと思う。混乱していると思う。でも寄り添ってあげてほしい。貴方の何倍も何十倍も、彼女は不安だから。例え一緒に住んでなくても。彼女に拒絶されても、彼女がほっといてといっても一人にしないで。支えてください。お願いします。
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