第210話ラブストーリーは計画的に ②

【 南side 】


「 由香、言い過ぎだぞ ! 」


たっちゃん達也が由香を注意すると


「 ゴメ~ン、達也。 ちょっと言い過ぎちゃったわ。

前に達也に ちょっかいをかけてきたから意地悪しちゃった 」


由香ったら、しょうがないわねぇ~

一応、あの時は たっちゃん達也私達南と由香が付き合っている事は知らなかったんだし 私達南、達也、由香の事を知ったら 身を引いたんだから許してあげれば良いのに手加減しないんだから。


あ~あっ、玉造たまつくり(深雪)さん も 牛堀うしぼり(博子)さん も すっかり落ち込んでしまったわ。

ここは、クラス委員である『南』がフォローしないとね !


玉造深雪さん も 牛堀博子さん も まだ、決定的に成った訳では無いんだから これから挽回すれば良いじゃない ! 」


私が元気づけると、


「「 慈母観音さん、 ありがとう 」」


二人に感謝されてしまった。


「 もう、友達に成ったんだから 私の事は『 南 』と呼んでね 」


私が そう言うと、


「 なら、私の事も『深雪』と呼んでね。南 」


「 私も 私も 私の事を『博子』と呼んで、南 」


そうして私達は仲良くなることが出来た。


「 あ~あっ、南が また、『信者』を増やしているわ 」


「 由香、南は意図している訳では無いんだから、そう言う事を言うなよ ! 」


「 ハ~イ、そう言う事にしておきま~す 」



………一度、たっちゃん と由香とは お・は・な・しお話する必用がありそうね………


それと、深雪と博子の為に早急に バージニア姉妹の対策を考えないと手遅れになったら二人には申し訳ないわ !


これから忙しくなりそうね !




※作者より

アルファポリスのコンテスト

第5回ライト文芸大賞にエントリーしました。


期間中(5月中)500文字から900文字くらいで、出来るだけ間を開けないように更新する予定です。


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