第116話 冬の日常 ④
【 深雪side 】
急がないと博子との待ち合わせに遅れてしまうわ。
お母さんに、買い物を頼まれ急いで行って帰ってきたから汗だくだけど、シャワーを浴びてる時間が無いわ。
私は、部屋に戻りしだい 用意していた『 DS 』のスイッチをつけた。
博子には、ゲームでも負けたく無い ! その思いが、期末試験の事を忘れることにした理由にしていた?
試験勉強は、ゲームの後で やれば良いよね。
私は、お気に入りのアニメの主人公を真似て
深雪
「 リンク・スタート ! 」
ゲームを始めていた。
最初のスタート地点 『 始まりの町 アクセルブースト 』
大広場の噴水前で集合だったけど 博子のアバターが見つからない。
スマホのメールで連絡を取りつつ博子のアバターを見つけた時は 結構 時間がたっていた。
まずは 二人で冒険してから仲間集めをすれば良いか
博子も私の考えに同意したので、冒険の旅に出た。
私達の冒険は、これからだ !
【 伊予side 】
私は、期末試験の勉強の為に彼氏である
伊予
「 ア~ン ! 期末試験の範囲が、広すぎるよぉ~ 」
博人
「 伊予さん、 ノートに要点を書き出してあるから そこを中心に勉強しようよ 」
伊予
「 博人は、優しいから大好きだよ 」
私は、博人に抱きついてアピールすることを忘れない。
正直 試験よりボッチ女子による略奪愛の方が恐いわ。
見返りは、痛いけど 楓から予想問題を貰えば何とかなるしね。
イチャイチャしながらも要点をまとめていた博人のおかげで試験対策は かなり進んだと思う。
【忠夫side 】
キョロキョロ 、 キョロキョロ 、キョロキョロ
お絹ちゃんも令子さんも居ないよな。
試験勉強なんて、やってられるかぁー !
俺は、自由なんやぁー ! 今日こそは、◌乳のお姉ちゃんと友達になるんやぁー
今、俺を止められる者は居ない !
忠夫
「 レッツゴー ! 待っててね、 まだ見ぬ巨◇美女達ぃー ! 」
その時、物影から見詰める妹『
もっと注意していれば、あんなことにはならなかったのに………
【 蛍side 】
みいちゃった~ ♪ みいちゃった~♬
お姉ちゃんに言ってやろう~♬
絹お姉ちゃん や 令子お姉ちゃんが居るのに、浮気性のお兄ちゃんめ !
本当に懲りないんだから~
私は、キッズスマホに登録してある二人のお姉ちゃんにメールを送ったら直ぐに返事が来た。
令子
✉️《 連絡ありがとう ! あの馬鹿は、任せて 😊 》
絹
✉️《 蛍ちゃん 連絡ありがとうね 忠夫さんは私達が、きっちりお仕置きするからね 😊 》
蛍
「 成仏してね ♬ お兄ちゃん ! 」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます