第111話 宿泊学習After...③


【 忠夫side 】


今日は 学園が休みなので 隣の市まで (ナンパする為)遠征した

えっ ! 彼女が 二人もいて まだ足りないのかって ?

お絹ちゃん も 令子さんも 良い子だけど 胸が…………『 ブルッ 』と 今、寒気がしたけど 誰も見ていないよな ?


キョロo(・ω・= ・ω・)oキョロ


やっぱり気のせいか


おっ ! 美人発見


忠夫

「 そこの綺麗なお姉さん、 僕とお茶しない 」


無視されてしまった………こんなことで めげる俺じゃ無いぞ !


忠夫

「 そこの可愛いお嬢さん達、 僕とお茶しない 」


??

「「 エエ 良いわよ 、一緒にお茶しましょう 」」


可愛いお嬢さん達 二人が振り向くと…………



忠夫

「 ゲェーー ! お絹ちゃん と 令子さん ………何故、ここにいるのぉ~ ? 」



令子

「 アンタの妹の『 ほたるちゃん 』が メールで教えてくれたのよ ! 」



「 忠夫さんは 本当に懲りないですねぇ~…………正座だけで足りないなら 石の上に正座して 重たい石でも抱えてもらいましょうか 」


忠夫

「 ちゃ ちゃうんやーーー! 誤解なんじゃぁーー ? 」


令子

「 五階 も 六階もあるかぁー 本当に反省しない奴ね ! 」


竜ヶ崎 忠夫


彼は 最近では 珍しい程の『 女好き 』であった………



────── 一方 その頃 大江戸家では ─────



【由利子side】


……………目が覚めると すでに お昼が過ぎていた


由利子

「 ファァァァ 良く寝たなぁ…………そろそろ 起きるかぁ 」


私が 起き出してみると 茶の間で寝ていたらしい。 子供達は スマホを見ていた

少し覗くと 絵柄が古い気がする………というより昔の少女漫画みたいだ

私に気付いた子供達が 挨拶してきた


勇気、仁

「「 おはようございます 由利子先生 」」


「 おはようございます 」


「 おはようございます 由利子先生………もうすぐ 昼ご飯ですけど どうしますか ? 」


グゥーー ………楓の言葉に反応するように 腹が鳴ってしまった


由利子

「 ああ、すまないが頼めるかな 」


「 少し 待っていて下さいね 」


パタパタと台所に戻っていくと、仁、勇気、瞳が反応して台所に向かっていった………楓を手伝うのだろう…………優しい子達だなぁ


ぼっぉ~~と テレビを見ていると 勇気達が 食事を持って来てくれた


由利子

「 オオー 美味しそうな『 肉うどん 』だなぁ 」


皆で うどんを食べる、少し味が薄い気がするが 優しい味がした

わざわざ消化の良さそうなモノを選んでくれたのかなぁ。


食事を食べた後、私は シャワーを浴びに お風呂場に向かった。

昨夜は ビールを呑んで そのまま寝てしまい ベタついている気がしたのだ。


シャワーを浴びて出て来ると 勇気が 冷たい水を持ってきた。

優しいなぁ、 うちの子供達は……


その日一日は ゆっくり過ごした………こんな一日も良いものだなぁ。


再び【 忠夫side 】



冗談では無く本当に石畳の上に正座をして、石( 10キロ位 ? )を抱かされている。


忠夫

「 本当に石の上に正座して石を抱かせるなんて、鬼や~悪魔や~ ! 」


絹、令子

「「 な・に・か何か言った ? 」」


忠夫

「 イイエ 、何でもアリマセン 」


絹、令子

(( 本当にりないんだから、 ハァー

こんな奴忠夫れた私達の負けなのかなぁ~))



──忠夫ファミリーも賑やかな一日でした──



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