鞠ちゃんのセリフ集
鞠ちゃん
セリフ1〜73
1 こどもの約束
「あれ?ねぇねぇ、あれって私が小学生の時にプレゼントしたやつじゃない?
まだとってたの?
小学生の頃私があげたビーズの指輪を? そんなに大事にしててくれたの?
ふふ、ありがとう!
ねぇ、これをあげた時の「約束」覚えてる? その約束、まだ有効だよ。
だ・か・ら、早くプロポーズしてね♪」
2 ピアスを贈る意味
「これ、あげる。ピアス。
はぁ?何企んでいるってぇ?なんも企んで…..
あぁまぁ企んでる、か。
ははは!まあピアスを贈る意味、調べてみるといいよ。
あぁそれと、それ、毎日使ってね?」
3 不思議の国のアリス〜赤の女王〜
「そうね、私はアリスが嫌い。
だって、アリスは何もしなくてもみんなに愛される。
その上私の行いを悪だと決めつけた。
私はアリスのように愛されていない。
だから私の味方は誰もいなかった。
…私は反省したわ。
周りを気にしなかったことをね。
あら、私はやってきたことが悪いことだと思ってないわよ?
だって私がやってきたことを否定したら、過去の私を否定することになるから。
だから私は、私の全てを否定してきたアリスが嫌い
おわかりかしら?」
4 不思議の国のアリス〜白うさぎ〜
「ああ!遅れちゃう!
お茶会に遅れちゃう!
なんでこんなに予定入れちゃったんだよ過去の僕!
お茶会に、女王様への謁見、それにクッキー作りなんて!
とてもじゃないけど間に合わない!
そうだ!あそこの近道使ってこう!
ああ、急がなきゃ!遅れちゃう!」
5 人魚姫〜王子/姫と結婚する姫/王子〜
「あの方に、好いた方がいるのはわかっていたのです。
そして、私/俺をその好いた方と間違えているのも…
本当の好いた方は、人魚ということも、全て知っていたのです…
でも、それでも私/俺はあの方と結婚したかったのです。
ですが!ですが…あの方を遠目から見に来てた人魚様の姿をみて、私は、「ああ、私/俺はこの方には勝てない」と思ってしまったのです…
そう思ってしまったからにはもうだめでした。
あの方と結婚するのに、罪悪感しか感じなくなってしまったのです。
私/俺はもうすぐ、あの方と結婚いたします。
その前に、私/俺は…人魚様を探し出さねばならぬのです。
それが私の使命だと思っております。
どうぞ、このことを黙っていた私/俺を罰していただいて構いません。
ですが!私/俺に人魚様を探させてください!」
6 星
「あなたに見つかって、もう15年目
あなたは、誰にも見向きもされず見つからなかった私を見つけてくれた
その上、名前までつけてくれて、私の存在を人々に知らせてくれた。
とても、とっても嬉しかった…
私は何かに照らされないと輝けない。
だから私は、あなたという光に見つけてもらえて…幸せでした。
おやすみなさい。」
7 太陽
「お前を見つけて、もう15年
俺はその間にずいぶん歳をとった。
でもお前は変わらぬまま夜空できらきら輝いてる。
…俺の命はもうすぐ尽きる。
どうせなら、この命尽きるまで、お前をみていたい…
俺の生涯で、いっとう大事な、俺の星…
俺は、お前という星を見つけられて、とても幸せだった。
また、会える日まで…」
8 ひまわり男子
「急に遠くに転勤になってしまって、君との距離も空いてしまったね。
それで君を不安にさせてしまっていることも知っている。
でも、それが少し嬉しくなってしまってる俺がいるんだ。
君がちゃんと俺のことを好きなんだって、感じられるから。
でも、君に近寄る男がいるって聞いていてもたってもいられなくなった。
おかしいよな、いつもは逆の立場で、君は信じてくれたけど…
俺は、君だけをみているんだ、他の女なんて目に入らない。
だから、俺から離れないでくれ…」
9 エゾギク(アスター)女子
「あなたは急な転勤で、遠くへ行ってしまった。
私はあなたが好きで、あなたも好きと言ってくれるから、信じている…
でも、不安なの。
あなたが可愛い女の子に言い寄られてないか。
とってもとっても不安なの!
私はそんな美人でもないし、可愛くもない。
あなたみたいにかっこいい人と付き合えたのでさえ奇跡なのに…
好きよ、好き。あなたを愛してる。
だから、私から離れないで…」
10 観測者
「星は、どんなに周りが暗くとも、光輝いている。
健気に、儚く、それでいてしっかりと。
光り輝いているのだ。
あぁ、僕/私もそんな星に、なってみたいなぁ」
11 君の瞳に一目惚れ
「ねぇ、君が好きだよ。
どうしたら、信じてくれるんだい?
僕は、こんなに好きな気持ちを伝えているのに。
知り合って間もないから?
僕に、魅力がないから?
え、違う?
「僕が魅力的だから、自分みたいななんの取り柄もない娘が釣り合わない。」って?
僕のこと、魅力的だと思ってくれてたんだね!
嬉しいなぁ!あはは!
それにね、僕にしてみれば君は十分魅力的だ。
君の笑顔も、その顔も、声だって、僕にとっては全てが魅力的なんだ。
それにね、何よりその瞳。
全てを諦めたような目をしていながら、目の奥にはしっかりとした意思を感じたんだ。
そう、一眼見た時から、僕は君の瞳に、囚われたんだ。
だから、諦めて僕に、捕まって?」
12 お兄ちゃん
「あれぇ? 俺のシュークリームどこだ?
あ、妹よ。にいちゃんのシュークリーム知らないか?
え、食べた?えぁ〜!まじかぁ〜!
う〜ん、まあいいよ。今度から一言声かけてな。
そしたら流石に全部はあげないけど、半分ことかならしてあげるから。な?」
13 お猫様
「ふわふわで、さらさらで、手間暇いっぱいかけて完成されているあの子。
あの子の周りにはたくさんの綺麗なもの。でもあの子はそんなものに見向きもしない。
あの子が気にいるものは、ほとんどない。
でも、それでもあの子に気に入ってもらおうと色々なものを貢ぐんだ。
あの子は気が向いた時しかさわらせてくれない。
でも、そんなところが可愛いんだよ!!!!
うちのお猫様!!ほら!みて?!このキュートなおてて!!かわいいでしょ!?!
って、どこ行くのさ!ちょっと〜?」
14 花
「花は散り際が美しい、っていうよね。
でも、私の散り際は美しくないと思うんだ。
だから….どうか散る前に、君の手で手折って(たおって)くれないかい?」
15 冬
「さむぃ〜。マフラーも手袋もして完全防具してるのにぃ〜。うぅ〜
って!なんでマフラーも手袋もしてないの?!
めんどくさかったから〜?!もぉ〜マフラー貸してあげるから、ちゃんとつけな?
…ん?なんで手袋片方しか貸してくれないのか?って?
それはね….えい!こうやって、君と手を繋ぐためだよ。」
16 深い海〜沈む〜
「深く、深く沈んでく。真っ暗で、光の届かない海の底まで。
ここまで沈めば、きっと誰もとどかない。あぁこれで、静かに眠れるや。」
17 深い海〜罪〜
「深い、深い海の底で眠っていた私/僕を君は、無理やり陸に連れてったね。
最初はびっくりして、息の仕方がわからなかった。
でも、君と過ごすうちに、海での過ごし方を忘れてしまって、息の仕方を覚えてしまった。
私/僕は本来、深い海の底で眠っているだけの存在だったはずなんだ。
だから、私/僕に息の仕方を覚えさせた君は、とっても罪深いんだよ?」
18 騎士
「我が主人(あるじ)よ。
この先きっと、とても醜いものや、酷い(むごい)ものを沢山みてしまうでしょう。
ですが、決して目を逸らしてはいけません。
それは、あなたが安全に暮らして育ってきた間も、ずっとあったものです。
それが安全に育ったあなたの義務です。責任です。
いいですね?
…もちろん、辛くなるときはあるでしょう。
そんなときは、私を、周りの部下を頼ってください。
あなただけの義務ではありません。
あなただけの責任ではありません。
皆(みな)で背負っていく義務であり、責任なのです。」
19 バレンタイン
「ハッピーバレンタイン〜!はい、お煎餅。
えっ?なんで煎餅かって?
だってどうせチョコレートたくさんもらうでしょ?
だから、私からはしょっぱいもの!
えっ、今年は一個ももらってない…?
「今年は彼女がいるからチョコはもらわない」って、言ったって!?
な、なにそれ?!もう!ばか!
ほ、本当は、チョコレートも、作ってきてあるの…いる?」
20 ぐーとぱーで!
「じゃあぐーとパーでわかれようぜ〜!
せーの、ぐっとパーでわかれましょ!
は?なんだよお前あった人って、普通グーとパーで別れるっつったらわかれましょ!だろ?!」
21 ねぼすけな君
「ねぇねぇ!今日はね、名残り雪(なごりゆき)がとけて雪間(ゆきま)になってたの!
もうすぐ春だよ!春になったら、ねぼすけな君も起きてくる!
君が起きたら、何しようか!一緒にお花見して、一緒にスイカ食べて!
また冬までの間、一緒に過ごそうね!
….ひとりは、寂しいから…早く起きてね。」
22 狐の嫁入り
「青空から落ちる水。
カラコロ、カラコロ。
下駄をならして、大行列。
番傘(ばんがさ)の下、狐の嫁様、頬染めて。
もうすぐ着きます、彼の元。
さぁさ、ご覧よ今日一番の幸せ者!
嫁は西の群れの箱入り娘!夫は東の群れのお頭さ!
祝えや踊れや騒げや歌え!
ここに日本一の狐の夫婦、成立だ!」
23 野菜口説き
「やぁ、こんにちは、トマトちゃん。
今日は一段とつやつやで、綺麗だね?
もうすぐ全身真っ赤にうれて、君は食べごろになるね。
そしたら、君を使った美味しい料理を、僕に作らせておくれよ?」
24 魔性の女
「あらあら?だめじゃない。伯爵様の正統なる後継者であるあなたが、こんなところに来ちゃ…。
ここにきたって知られたら、タダじゃ済まないんじゃない?
ん?なぁに?私に会いにきてくれたの?
ふふ!悪い子ね。」
25 お雛様
「お雛様って、自分で片付けないと、結婚が遅れるって迷信あるけど、結局のところ私の婚期なんてあなた次第じゃない。…..っ?!ちっちがうわよ?!別にあんたと結婚したいとかそんなんじゃなくて、えと、その…..うぅ〜そうよ!あんたと結婚したいの!だから早くプロポーズしなさいよぉ!」
26 What are little girls made of?
「女の子はね?砂糖とスパイスと素敵な何かでできてるの。
あまぁくて、ちょっぴり辛(から)くて、繊細なのよ?
たくさんわがまま言うわ、でもただ叶えるだけじゃダメなのよ?
ちゃんとこっちをみて、私のこと考えて叶えてくれなきゃいやよ?
ねぇ、こんな私を愛してね!」
27 河津桜
「あぁ、もう卒業かぁ…
信じられるか?
俺たちが入学した頃にこの場所に植えた木が、成長して、蕾をつけて、花を咲かせたんだ…
感慨ぶかいなぁ…
なぁ、これからは、頼んだぞ。
俺の、俺たちの思いである、この木を。」
28 魔法使い
「こんばんは、お嬢さん。
私は願いを叶える魔法使い!
どんな願いも叶えましょう!
お代はちょっとお高いけどね?
それでもいいなら、願いをどうぞ?お嬢さん!」
29 気分は上々
「新しい靴に、新しい口紅。
小物を変えるだけで、こんなにも気分が変わる…
単純かもしれないけど…ふふっ!
うん、これでバッチリ!
今日の大一番、気分上々であげてこー!」
30 溺れる
「君に出会った時、何かが落ちた音がした。
君とまた会い、微笑まれたらどこか、沈んでいく気がする 気づいた時には、君の色ばかり探してしまう。
君と会うたび、君が笑いかけてくれるたび、沈む音が聞こえる。
気づけばすぐには上がれないとこまで来てしまった。
…でも、君が笑って好きと言ってくれるから、抜け出す気も起きなくて。
あぁ。僕は、君に溺れてしまったようだ。」
31 オノマトペ(わたあめ)
「きらきら、ふわふわ。お祭り騒ぎの傍(かたわ)らで、くるくるまきまきふわふわで、かぁいい袋に詰められる。おじちゃんからもらったふわふわを、かわいい子どもがもふもふたべる。あぁいいな、きっとあのふわふわは、あまぁいのでしょう?....ねぇ、おじちゃん、わたしに雲、おひとつくださいな。」
32 たくあん強火オタク(お題たくあん)
「はぁ?!たくあんを馬鹿にするなよ!たくあんはなぁ!!! 江戸時代にある寺の僧である沢庵宗彭(たくあんそうぼう)様が考案したと言われていて、その名前の由来も、徳川家光が東海寺に訪れた際に供したところ、大層気に入り名前をつけたと言うんだ!沢庵はなぁ!!食物繊維も豊富でビタミンも三種類くらいあって栄養豊富なんだぞ!!1日二切れから三切れくらいじゃないと塩分かたになるけどな! 沢庵なめんなよ!」
33 しじみ(お題しじみ)
「あ〜〜〜〜。二日酔いの朝に飲むしじみの味噌汁はいいなぁ。
昨日は飲みすぎたな…。久々に友達と宅飲みだからって羽目外しすぎたな、反省反省。
お、おきたか?お前もしじみの味噌汁いるか?つってもインスタントだけどな!はは!...うっきもちわる….」
34 だし巻き卵(お題だし巻き卵)
「おはよう、もうすぐ8時なのにだいぶ遅い目覚めね?
はぁ…もう、そこに朝食も置いてあるし着替えも置いてあるわよ。
アイロンかけてあげるから、早く朝食たべちゃいなさい!
あと、はい、お弁当。今日はあなたの好きなだし巻き卵入れといたわよ。
ふふ!そんなに喜ばれると作った甲斐があるわね。じゃあ、私はいってくるわね。」
35 使命?(お題使命)
「ふふふ!君もここでおしまいのようだねぇ。
私は優しいから、慈悲をあげるよ。最後に何か、聞きたいことはあるかい?
一個だけ、なんでも答えてあげるさ!....何?『なんでこんなことするんだ』だって?
っぷ、あっはははははは!きみぃ、最後の質問がこんなくだらないことでいいのかい?
まぁいいか。答えてあげるよ。私は、与えられた任務を遂行しているだけにすぎない。
だから、まぁ仕事だから、としか言えないかなぁ!
おっと、一個だけだと言っただろう?じゃあ、おやすみだ!!」
36 アプリコット(お題アプリコット)
「禁断の果実とは、どんな味がするのだろうか。
あの丘に生えているりんごのような味か?それとも森に生い茂っているラズベリーのような味か?
あぁ、アダムとイヴが羨ましい!あの果実を食べれるなんて!
きっと、とても美味だったのだろう…。あぁ、うらめしい。」
37 幼馴染(お題幼馴染)
「俺は田中太郎。こっちは幼馴染の佐藤花子!幼稚園の頃からの付き合いだ!
俺は出会った頃から花子にかてねぇ。小さい頃からおままごとに付き合わされたり、宿題うつさせたり、挙げ句の果てに朝起こすまでしてる。でも、今日の俺は一味違うぜ!
花子にギャフンと言わせてやるんだ!っと、そろそろ花子を起こしにいかなきゃいけねぇから、またな!」
38 空中浮遊と空(お題空中浮遊と空)
「ふわふわ、ふわふわ。浮いてるような気がして、ぱちりと目が覚めた。
少し伸びをして、あたりを見渡すと、そこは雲が一面に広がった空がある。
いつのまにか、飛んできてしまったようだ。あぁあ、どうやって降りよう。」
39 空中浮遊と空〜愛〜(お題空中浮遊と空)
「”いつか、お空をお散歩してみたいの!”君はそう言った。”素敵な夢だね”と返したけど、
叶わなければいいのに、と思ってしまった。君が空をとんだら、僕の手が届かなくなってしまう、それは嫌なんだ。だから、僕は君を浮かせないように、おもりになるんだ。君を、手放したくないから。」
40 雨の日
「君と、久しぶりに一緒に帰れてうれしいなぁ。
だけど、雨、かぁ。
ん、いや、雨だと君の顔が、よく見えないから….。
….ご、ごめん変なこと言い出して、うん、ここで。
…..ね、ねぇ、抱きしめて、いい?
….さすがに、だめ、かな?」
41 不思議な恩ネコ
「ねぇ、助けてほしい?
え、僕かい? 僕は君に恩があるものさ。
で、助けてほしい?
…あぁ、いいとも!
猫は、受けた恩をわすれないのにゃ〜」
42 ほらね
「いつもは蓋をできていた感情なんだ。
今日だって、代わり映えしない日で….。 いつも通り、病室の窓から見える景色を見ているはずだったんだ。
でも….でも、先輩に見つかってしまった!話してしまった…!
(あぁ、溢れてしまう….)
せんぱい…….死にたく、ないよ…..。」
43 怒り
「君は、ずっと、僕たちを騙していたのかい….? 僕たちがまだ初心者だった頃、冒険のノウハウを教えてくれたことも….! 僕たちのランクが上がるたびに、かけてくれた言葉も…! 全部!全部、全部、全部!!....嘘だったと、言うのかい…?
っ…..。ゆるせない…..!ゆるさない!!!
あなたにそんな顔をさせた人も!あなたの葛藤を知らなかった僕も!
全て、赦しはできない!!」
44 アパタイトの石言葉
「こんばんは。可憐なお方。
少しだけ、私にお時間いただけますか? 私/僕の名前は”アパタイト”
覚えなくて大丈夫。
どうせすぐに僕のことなんて忘れますから!」
45 芋
「焼き芋って、美味しいよね〜
むぐっ!な、なによ!その顔!
さてはまた太るとか思ってるんでしょ!!! 今回は大丈夫だもん!ちゃんと動くもん!
だから、その焼き芋ちょ〜だい!」
46 きらきらぴかぴか
「おそらでぴかぴかお星様。
たべたら私もきらきらできる?」
47 鈴
「ちりん、ちりんと鈴が鳴る。
お揃い巾着片手提げ、げたを鳴らしてカランコロン。
お祭り騒ぎを駆け抜けて、おてて繋いで帰りましょう?」
48 もぐもぐぱっくん
「くぅくぅお腹の虫が鳴る。
がさごそ食べ物探しても。
くぅくぅなんにも見つからない。
…..あ、みぃつけた。
いただきます!あぁむ」
49 仰せのままに、私の….
「おや、私ですか?
いえいえ、そのような大役を任せられると思っていなかったものですから。
えぇ、任命していただいたからには、しっかりとこなさせていただきますよ。
えぇ、えぇ、全てはあなたの仰せのままに。
私が、手となり足となりましょう!
では、行って参ります。我が主♡」
50 Trick or Treat
「こんばんは!
今宵は満月、素敵な夜だね!
みんな、み〜んな!おうちの前にジャックオランタン灯してる!
悪霊たちは近寄れない!僕たち子供のお祭りさ!
最初はおっきな赤い屋根のお屋敷!
みんなで一緒にこう言おう!
せ〜の!『Trick or Treat!』
お菓子をくれなきゃいたずらするぞ〜!」
51 Trick or Treat
「こんばんは!
今宵は満月、素敵な夜だね!
みんな、み〜んな!おうちの前にジャックオランタン灯してる!
悪霊たちは近寄れない!僕たち子供のお祭りさ!
最初はおっきな赤い屋根のお屋敷!
みんなで一緒にこう言おう!
せ〜の!『Trick or Treat!』
お菓子をくれなきゃいたずらするぞ〜!」
52 世界は…?
「世界は冷たくて、向かい風ばかり吹いている。
でも、そんな世界でも、協力して、風を凌げる場所を作れる仲間いる。
あぁ、それは、なんて素敵なことだろう!...なんてな。」
53 乙女ゲーム(ハロウィン)〜従兄弟のお兄さん〜
「ふっ。甘いな。お菓子はきちんと用意してるさ!
俺も学習してんだよw
….じゃあ俺からも。
『トリックオアトリート!』
何だ?俺から言われるって、予測しなかったのか?
お菓子がないならしょうがない。
悪戯、だな?」 ⚠︎悪戯はご想像にお任せします
54 猫….?
「ねこ!ねこがいるよ!
ねこちゃん!....え?あれは、ねこじゃない…?
でも、どうみてもねこだよ?
まっくろで、おめめがたくさんあって可愛くて、 ….え?目が二つ以上あるものは、ねこじゃない…?
…?!え…?!ねこじゃない!、でもあれはねこで、ちがう!ねこで、でもねこじゃなくて….。
あれ…?ねこって、なんだっけ…?」
55 明日は本番!
「今日はデート本番!
今日のためにちょっと奮発して買っちゃったお気に入りのワンピースを着て、
かわいいバックを持って、アイシャドウをして、チークをして、口紅を塗ったら〜!
かわいい私の出来上がり!
….うん、かわいい!
これで絶対あの人も振り向いてくれるはず!
よ〜し、いってきまーす!」
56 女の武器
「女には武器があるの。
一つは涙、有名よね。
あたなが知らないようだから、特別に教えてあげるけど、
メイクは女の武器の一つ。
自分をより良く見せるために、かわいい自分になるために。
要は自分を強く見せようってこと。
あんたみたいな男のためにやってんじゃないわよ。
わかったかしら、おばかさん?」
57 綺麗
「僕は、綺麗なものが好きだ。
たとえばそれは、ふとした時に見上げた空の色だったり、
笑顔だったり。
でも、世界は綺麗なものばかりというわけではない。
綺麗なところだけ見ていられれば、幸せなのだろう。
けれど、綺麗なものだけ見ていたら、それを綺麗と思えなくなってしまう。
だから、僕は綺麗でないものも好きなんだ。」
58 誕生日
「happy birthday!
20歳の誕生日おめでとう!
あなたもついにお酒が飲めるのね〜
わたし、娘とお酒飲むの楽しみにしてたの!
え、わたしがお酒弱いじゃないかって…?
も、もう!確かに弱いけど!!
気分の問題なのよ!
わかってないわね〜…。
ふふふ!あのね、あなたが生まれたばかりの頃は、毎日新しいことの連続で、とっても大変で、
でもとっても、と〜っても充実してたわ…
ついこの前まで、ランドセル背負ってたのに、
もう、二十歳なのね….。 んふふ!先に揶揄った方が悪いのよ〜!
…生まれてきてくれて、ありがとう。」
59 ワタシの決断
「ワタシはね、こんなところで立ち止まってる場合じゃないのよ。
ワタシは、前を見て、上を見上げて….!
下を向いている場合じゃないの!
あんたみたいなやつに足を引っ張られてる場合じゃないのよ!!
でも….でも….!
あなたを….切り捨てられない…!
ごめんなさい、ごめんなさいね、ワタシが育てたって、絶対に、シアワセになんてできないのに…!
どうしても、どうしても手放せないの…!
あなたをシアワセにできないワタシを許して…!」
60 天の
「ある時男は、怪我をしていた女(おなご)を助ける。
看病していくうちに、その女(おなご)は天の羽衣をなくした天女だとしる。
そして、その羽衣は….、男が持っている。
『これさえ返さなければ….!』
天つ乙女(あまつおとめ)を手に入れたと男は悦に入る(えつにいる)。
さぁさ、そこから始まる男の悲劇的で、喜劇的な物語!
どうぞ、最後までご覧ください!」
61 不思議の国の誕生日
「やぁアリス。こんにちは。
素敵なお茶会をしないかい?
なんでもない日のティーパーティー!
….おや、そういえば今日は君の誕生日か!
いけない!このままではなんでもない日のティーパーティーになってしまう!
急いで君の誕生日パーティーにしなくては!
…ん?どうしたんだいアリス。
不思議な顔をして。
なんでも聞いてくれていいんだぞ?
なんてったって、今日は君の誕生日だ!」
62 偶像
「私は偶像(アイドル)。
みんなが望んだものを写す鏡。
みんなが望んだ性格で、みんなが望んだ服装をしてる。
みんなが望んだことは、全て私が写してあげる。
みんなが望んだ綺麗でかわいい偶像(アイドル)なの。
だから、私は綺麗なものしか見えないの。
わかるでしょう?」
63 おねだり
「ねぇねぇ!
俺チュロス食べたい!
買ってくれん?
え〜、お願い〜!
よっしゃ!じゃあ俺あのスペシャルなチュロス!
え〜買ってくれるって言ったじゃん〜
言質とったし!
っし!ありがと!」
64 破壊衝動
「あなたって、儚くて、繊細で、強い振動を与えたら壊れてしまうガラス細工みたいで….
とっても、とっても可愛くて….壊したくなってしまう!
あぁ、怯えないで、可愛いあなた。
ふふ!大丈夫よ?
…どんなに壊れてしまっても、あなたがあなたである限り愛してあげるから…!」
65 博士
「ふっふっふっ〜!お困りのようだねぇ….?
そ・ん・な・と・き・は、天才博士〇〇(ちゃん)にまっかせっなさ〜い!
ここをこうして、そこをああして…..! 出来た!!!
さぁ!褒めるが良い!!」
66 きらきら
「一目惚れって、本当にあったんだって思ったんだ。
渋谷のスクランブル交差点の大きな電光掲示板に映ったあの子。
あの子はセンターにいたわけじゃない、なんならだいぶ端っこの方で、一瞬しか映らなかった。
でも、それでも私/俺はその一瞬で引き込まれた。
あの子のまっすぐで、きらきら輝いていた瞳に。」
67 傾国
「贔屓をして何が悪いの?
みんな平等だの、公平だのいうけれど、なんで公平にしなくちゃいけないの?
人間なんだからどうやったって公平になんてできっこないでしょう?
できてないのにさも公平ですって顔した先生も、結局可愛くてお利口な子を贔屓するの。
そういうものなのよ。
だから私は贔屓をするの。
好きなものを好きと言って、いっとう甘く、優しくするの。
そうしたら、みんな私に気に入られようとして頑張るの。
おもしろいでしょう?」
68 悪役
「ふむ、まずは、よくここまで来れたことに賞賛を。
そして、ここまできてしまったことについて、哀れみを。
君はとても幸運で….とても不幸だ。
この私の部下を退け、数多の罠を掻い潜り、ここまで来れた幸運
そして、不幸は…この私の前に来てしまったことだ。
ここまで来てしまったら、貴殿はもう、運命から逃れられぬのだ。
さぁ、今代最後の勇者よ、私と、世界の命運を賭けて踊ろうではないか!!」
69 ゲリラ豪雨
「君との帰り道、ゲリラ豪雨に見舞われてバス停に駆け込んだ。
雨に降られた僕らの間に、静寂が訪れる。
びしょ濡れの君と僕。
君の髪から滴る滴が滑り落ちていくたび、
目が離せなくなって…. 見てはいけないと思っても、どうしても…目が逸らせなかったんだ。」
70 愛、悪、君
「君を愛してしまったから。
絶対に敵わない夢を抱いた(いだいた)から。
僕が、悪者だから。
君を危険に晒してしまったんだ。
これは、不相応な夢を抱いた僕への罰なんだ。
記憶をけされるのも、捨て駒にされるのも。全部、不相応な感情を抱いた僕への罰だ。
…でも…..ほんとうは、この気持ちを捨てたくなかったなぁ….。
じゃあね」
71 招待
「おめでとうございます!
あなたは約80億人の中から選ばれました!!
そんな何度生まれ変わっても当たれないような超超超超ラッキーなあなたには!
銀河太陽系線乗車券をプレゼントいたします!
煌めく星の世界にあなたをご招待いたしましょう!
…あぁそうだ、忘れちゃいけない!
一つだけ、注意点がございまして….。
このご招待は片道切符になっておりますゆえ、
この星へ戻れなくなる場合がございます。ご了承くださいね?」
72 夏
「ラムネを飲むと、おばあちゃんを思い出すんだ。
夏、おばあちゃんの家に遊びに行くといつもラムネが置いてあった。
おばあちゃん家の畳の匂いとよくわかんない将棋の番組の音声と、ラムネの味がね、なんというか、紐付いてて…?
でも、いつだかから夏におばあちゃん家に行くことが少なくなって、ラムネを飲むことも少なくなって….。
…久しぶりにラムネ飲んだな〜
あ〜、昔に戻りたいな〜...。」
73 深海
「深く、深く、どこまでも深いところに落ちていく。
暗く、光の届かない場所へ。
そうすれば、きっと、見つからないで済むから….
日の当たるところは、僕には眩しすぎたんだ。
だから、きっとこれが正解。
元いた場所に、もどるだけなんだよ。」
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