第5話 重圧!!

 日々、魂と肉体を擦り減らしながら社会と闘う同志諸君……

 中間管理職達よ!! お疲れ様です!!

皆さん、ストレス溜めてませんか? 私でよければ愚痴聞きますよ? コメント欄に、どうぞ気軽にお越しくださいね♪


 さて、本題に入ろう。

重圧…それはプレッシャー! 即ち、社会人の天敵であるストレスであるっ!!

 私は仕事終わりの入浴時、ある異変に気が付いたのだ。そして、こう叫んだ。

『なんじゃぁ、こりゃぁあああ?!』

我が掌には、びっしりと纏わり付く髪の毛が! これ以上のホラー作品が有るだろうか?

 この時ばかりは、ジーパン刑事も舌を巻く名演技だったと思う。いや、演技では無かった。

 そう、私は円形脱毛症を発症していたのである。

 どうりで排水口が2日で詰まる訳だ…などと、現実逃避(頭皮?)を一旦かますものの、

非情な現実が掌からこぼれ落ちてゆくさまに、現実への強制連行が展開されるのであった。


「しかしだな?ストレスを感じてるとは思えんが……」

 そう、現在の職場関係は良好だった。取引先とのトラブルも無く、私は恵まれた環境にいると云える。

 強いて言えば、単身赴任の為、家族に会えない寂しさがある位だろう。

 私は手のひらに広がる黒い草原を眺めながら、この状況を把握すべく原因を突き止めようとするが、一切のヒントすら掴む事が出来なかった。

 そんな中、至った回答は…

「明日病院行こう…」だった。


 翌日、営業所のメンバーに、「病院行っていいですか?」と、私は口を開いた。

 外回りと言って病院に行くことは出来るが、嘘はいけない。だって、みんなは仲間なんですもの。

「え?どうしたんですか?」と、口々に心配してくれる仲間に、私は事実を告げると。

「仕事どころじゃ無いです、すぐに行きなさい」と、まるで身内を心配する様な温かい言葉が返ってきたのだ。

 ……マジ感謝である。


 結局、お医者様が仰ったのは、円形脱毛症の原因はストレスだろうという事であり、定期的に通院しなさいとの事だった。

 放置すると、頭にできた砂漠がドンドンと侵食していくらしい。立場上、我が頭を無法の荒野にすると客先に不快感を与える可能性もある。ここはキッチリと通院しようでは無いか。

「先生?どれ位で治るんですか?」

 その質問に対し、先生は言った。

回復するのに半年程掛かるだろう…と。


 …人は、失ってから大切なモノに気付くという。今回の髪の毛しかり、愛情や空気でさえも、ある事が当たり前だと思っていないだろうか?

 私は改めて思った。感謝せねばなるまい、この世の全てに……って!


 あれから2週間、またもや謎の現象が私の身に起こった!!

 それは生命の息吹、大地の恵み。

そう、生えて来たんです。神が…いや、髪が!

 そりゃあ、病院の先生も驚いてましたよ?

こんな短期間に生える事は見た事がないって。

 そこで、円形脱毛症に悩む皆様に、私からアドバイス?です。

(個人差があると思いますので、参考程度に)

•まずは気にしない事 

(難しいでしょうが)

•適度な運動 

(私の場合、週1でロードバイク乗ってます。3時間漕いでますね)

•揚げ物、お酒を控える

(この間、わたしの夕食は蕎麦2玉に、生卵本つゆタレにサラダ乗っけて食べてました。さらに日替わり具材として、その上にシラスや、豚しゃぶなど乗っけてました。これが良かったかは分かりませんが、中々の美味ですぞ)

•睡眠時間をしっかりと

(いつも睡眠時間は6時間でしたが、早く寝る様にして8時間確保してみました)


 あくまで私個人の事ですが、少しでも皆様のストレスと髪に、お役に立てれば幸いです。

今回も仕事と関係ない話で、すいませんでした! 

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