タだ、イとおしく、ツれづれなる
足駆 最人(あしかけ さいと)
プロローグ
正義について、たまに考える事がある。
正しいものとは一体なんだろうか?
自分にとって確固たる正しいと思えるものがある。
けれど他人にとってはそれは理解されない事の方が多い。
それと同じように、自分には悪と思うものが正しい、正義だと断言する人も沢山いる。
結局のところ、正義と悪は隣り合わせでそれは人それぞれの主観でしかない。
本当に正しいものなんてないし、本当に悪いものなんてない。
曖昧な境界線で自分自身の判断で正しいか正しくないかを決めなければならない。
自分の正義と誰かの正義が一緒で分かり合えたら素晴らしい事だろう。
自分の悪が、他の人の正義で時に反発し合い、時に正義になった時、新たな世界が見つかるだろう。
色んな生き方をしている人がいる。
誰もが己の確固たる正義と悪、曖昧な正義と悪を持っている。
そんな世界で、それを誰かと共有して認め合ったり、あるいは批判しあったりするのが生きるという事なのだろう。
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