思春期のトランスジェンダーの医療描写に関する基本的なこと。
たけすみ
0.医療措置は『体の変化』と『15歳』が節目。
本稿はトランスジェンダー(LGBTQのT)の医療的描写に関する最低限の知識をあつかうものである。
その前提として、本稿の内容に加えて、現実の医療的根拠となる日本精神神経学会の『性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(本稿作成時点で第4版改)』が改定・更新された際には、こちらを無視してガイドラインの改定内容を優先することを強くおすすめする。(時代変化の描写として敢えて古いものを使いたい場合のみこれを含まない)
また、筆者自身は医療知識のある人間ではない。
したがって本稿を性別移行などについての現実的なケアの参照にしようとすることはおすすめしない。精神科、近くにあればジェンダークリニック等の受診によって性別移行や性自認について然るべきケアを受けてください。
※追記 原則的に性同一性障害への身体的治療は精神科による診断と治療の経過を見た上で、2人の意見書(主治医とセカンドオピニオン)を必要とします。
また、ガイドライン本文より引用すると、
――注; 思春期例に関する特例
18歳未満の者にホルモン療法(二次性徴抑制療法を含む)を開始する場合、2 名の意見書作成者は、医療チームに所属して継続的に性同一性障害の診療を実施し、複数の身体治療に関する意見書を作成したものに限定する。意見書作成者のうち 1 名は GID 学会認定医を含むこととする。――
とのことです。
前置きは以上です。
最低限しか書きませんので、内容はシンプルです。
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