降霊鉄騎-半島攻防1996-

南部連合のメスガキ

AWG《Armored Weapons Girl》、Vor!

立てお前ら!外国から我が国を救おうと勇士たちが来ていると言うのに我らが逃げ出してどうする!

-韓国陸軍、白将軍兵士を率いて陣頭突撃前の演説-


1917年、大英帝国はソロモン72柱の降霊を再現する事に成功した。

現代科学と降霊を組み合わせ、強靭なる装甲と火力を有する少女を実現させ、大戦に投入した。

人に過ぎたる力、それは瞬く間に世界に拡散した。

一時期はこの力を嫌厭し、人間だけの科学力による道を探究した者たちもいたが、何方も持った方が効率的と言われてしまった。

個人に頼る軍事などお遊びですらないナンセンスだが、強靭な力を有する個を集団に纏める事は効率化と言うのだ。


そして、1945年。

ドイツ第三帝国は崩壊し、大日本帝国も降伏した。

43年のヒトラー暗殺とそれに伴う国防軍戦時独裁と言う魔法も、44年レイテ海戦の海兵隊壊滅による太平洋の奇跡も、全て徒労に消え失せてしまった。

戦争は終わった。

だがすぐにまた、新しく始まった。


西と東の冷たい戦争、冷戦である。

代理戦争の嵐、核戦争の恐怖、猜疑心から来るスパイ狩り。

核兵器という互いを滅ぼすトゲを持ったハリネズミたちの均衡は、遂に崩壊しつつあった。

80年代、アメリカ合衆国はレーガニズムの名の下に強硬政策を強めていく。

レーガン大統領は600隻艦隊構想、スターウォーズ計画と言った軍事政策を推し進め、再び世界の憲兵たる強いアメリカを確固な物にせんとしていた。

・・・もしかしたら政策の意味が分かってなかっただけかもしれないが。


対するソ連は事実上経済的に先行きがつかなくなり始めた。

時計の針を逆に進ませようとする保守派、自由主義経済にすれば祖国が無条件で救われると信じる改革派が大きく対立している。

そんな中でレーガン大統領の出現は雪解け路線の否定であった。

レーガンはキューバの約束を反故にしてトルコに核兵器搭載中距離弾道弾を配備し、世界の寒冷化の都合としてソビエトへの食糧輸出を取り止めると発表した。

しかも、この世界の寒冷化はソ連にとって極めて辛い問題になっていた。

気象変動がウクライナとポーランドの塩害化を引き起こし、段々とペテルブルクやモスクワでは4月になっても春の兆しが訪れなかった。

こうした状況下ではシベリアの資源を売り捌くしかなく、それは大きくソ連の体力を苦しめていた。

幸い、KGBの提言によりチェルノブイリ原発で起こりかけた史上最悪の原子力災害を抑止することに成功したが、ソ連の国家としての寿命が崩壊への一途を迎えつつあるのは明白で、それが保守派と改革派の争いを激烈にさせていた。


1989年、ホーネッカーは国境の壁に集まった東ドイツ人民にシュタージのジェルジンスキー親衛連隊を差し向け武力を用いての解散も辞さない姿勢を見せた。

BWP80に乗ってMPiを手にしたシュタージはチェックポイント・チャーリーすら戦車で完全封鎖、幸い衝突が起こることは避けられたが国際社会は東側を白眼視した。

東欧諸国で反ソ感情が段々と現地政府の手に負える物ですら--その現地政府が反ソ感情を抱いているのだから当然だが--なくなり、WTOは見せしめを必要としていた。

この時期、天安門事件から白眼視され自由改革路線に失敗した赤色中国こと中華人民共和国もソ連との和解路線を選択し、必然的に北朝鮮は中国軍とソ連軍の大量装備譲渡により高度な組織化を実現していく。


1992年1月8日、ソ連防空軍などの一部将校と結託した保守派は「非常事態委員会」を結成して改革派の武力弾圧を開始する。

政府転覆を看過しない一部の指導部と人民に忠実なソ連軍部隊が赤軍相討つ事になり、数日間モスクワで市街戦を展開する事になったが改革派路線に対して懐疑的な者も多く、保守派反動ソ連政権が成立する。

版図の上では1950年代のワルシャワ条約機構軍を再建したソ連であったが、その実態はかつてより悪くなっていた。

1950年代の赤軍は核戦力と海軍戦力で劣るがそれ以外では人民の勝利、プロレタリアの世界史必然的勝利を実現する自信があった。

しかし1980年代でようやく西側と対等に並んだとは言え、赤軍には自信が無かった。

ソ連軍の想定する西側連合軍は、実際に西側が聞いたら羨ましがるだろう理想の軍隊であった。

もっとも西側が想定するソ連軍もそうなのだが。


ソ連軍は冷戦期の猜疑心を、恐怖に耐えられなくなった。

保守派というのは西側が先制核攻撃と一斉越境を辞さないと怯える人たちだからだ。

彼らの手にかかれば、自衛隊だって有事になればナホトカ・ウラジオストク・北方四島への上陸と襲撃をしてくる仮想敵軍になるわけである、敵だけ装備と兵士と戦意が無限に湧く壺でも持ってると思うわけだ。

考えると馬鹿らしいが、そう言う時代である。

しかもその頃にはアメリカ合衆国は悪に撃ったトマホークで支持率が決まると信じてるクリントンが大統領をしていた。


彼らは決断した。

東側の恐ろしさを思い知らせて、西側と対等であることを示さねばならない・・・。

赤い嵐を巻き起こしレッドストームライジング、奴らの目を覚ましてやる!

そして1994年7月6日、アメリカ合衆国はペリー国防長官とラック国連軍司令官の反対を無視して北朝鮮核施設攻撃作戦を決断する。

クリントン大統領は「同盟国韓国への50年代の南侵、同盟国日本への拉致と殺害、この様な悪の存在を正義たるアメリカは許さない」とCNNで生放送で懲罰を宣言。

「誰も頼んでないぞ!」と日韓が顔を青ざめ、さまざまな情報からそれを掴んだ金日成はソ連と中国の本格支援に勢いづいて反撃を命令する。

更にソ連保守派が遂に危機が本当になったと泡吹いて戦闘を命じた。

ウラジオストクを出撃したソ連軍極東艦隊はTu-22Mなどによる一斉飽和攻撃を敢行。

日本海に展開するアメリカ第7艦隊はその艦載機の内、少なくない数が北朝鮮軍事施設への攻撃隊にしていたのもあるが、ソ連軍がデコイと北朝鮮沿岸要塞のシルクワームによる偽装を活用したのもあって、致命的ではないにしても大損害を被る事になった。

空母エンタープライズが大火災によりその空母能力を失い、艦隊は僚艦を多数失った。

これに乗じてソ連軍は潜水艦による巡航ミサイル攻撃を舞鶴に敢行、自衛隊が命令が無いまま戦闘事態に巻き込まれ、青函海峡トンネルがTu-160のミサイルを撃ち込まれ破壊され、鉄道各線もTu-95の巡航ミサイルによるインフラ破壊を受け、各所で市民が混乱状態になった。

右翼左翼が結託して今までの庇護を忘れてアメリカ軍でていけの大合唱を唱え各所で米軍基地が事実上"包囲下"に置かれ、日本政府が米艦救助要請に沈黙を決め込む。


一番割を食ったのは韓国だった。

アメリカは前々から嫌なやつだった、民主主義の支援だのと言うが80年代の民主化を弾圧する様仕向けたクソだ。

武器を売ってくれるフランスや、前々から嫌いだけど日本のがまだずっと良い。

キリスト教だしイギリスとかでも良い。

だがアメリカは特大のクソを垂れていきやがった。

極東最大の機動艦隊がその無謀な軍事作戦で大ポカをやらかす中、大韓民国は仕方なく国内のデフコンを跳ね上げた。

日本と同じく反米主義者が各所で米軍基地包囲をしていく中、韓国軍は珍島犬1号を発令して侵略に備えるしか無かった。

事実上孤立無援、というか何をどう罷り間違ったらああなるのだと言う情勢下、朝鮮半島有事は全員にとって最悪な形で開始されたのである。


1996年7月6日、大韓民国ソウル特別市


MPの腕章を着けた韓国軍の憲兵が4名と一人の女性将校がソウル特別市にある軍刑務所を歩く。

この刑務所はかつての軍部独裁政権時代、反体制派を尽く"自殺"、"事故死"させた曰く付きの施設だった。

暗く湿っているこの刑務所の利用者もうほとんど居ない。

死刑にも出来んので飼い殺しするしかない人間がそうそういる訳もないからだ。

つまり、今この収容所にいるのはそう言う人間である。


「アリス機甲大尉」


独房の一つの前で、その女性将校が言った。

中からは彼女に笑った様な声で、返事をする。


「漸くどうするか決めたんですか、少領少佐。」

「あぁ。貴様、入隊の宣誓は本物だろう」


冷たく、刃物の様に鋭い声でその女性将校は言う。

そうで無いなら貴様は無価値だと言うように。


「今でも。」


その返事はさっきと違って嘲る意思が無かった。

ソン・アリス・ストランド韓国陸軍機甲科大尉、白いベリーショートの髪をしたイギリス系の血が入った彼女はその日を以って現役を復帰した。

彼女の母親はかつてセンチュリオンとして戦地を駆け回っていた。


「よろしい。釈放だ。

 貴様は臨時編成される戦闘団に編入され鉄原市に移動、同地で装備を受領し爾後戦闘団指揮下で戦う事。

 駐屯地の場所は分かるな」

「・・・はて、戦時でありますか?」


アリスは首を傾げた、戦時ならソウル特別市の地下だが戦闘騒音くらいは聞こえる筈だろうに。

迎えに来た女性将校は、移動しながらかいつまんで説明した。


「クリントン大統領のバカが開戦の火蓋を断りなく点火した。

 お陰で我が国と日帝もついでに巻き込まれ、軍事境界線は事実上の戦時だ。

 お陰でソ連と中国の本格支援を受けた北韓プッカンが南侵しようとしている。」

「なるほど、それで私を独房から引き摺り出したわけですか」


地上施設の窓から陽の光に当たり、若干眩しがっているとその女性将校は腕時計を確認し、15分で身支度しろと指示した。

たしかに今独房から出ましたと雄弁に語っているこの格好はまずいだろう。

着替えに真新しい徽章、階級章、記名がある事になんとも言えない感情を抱きながら、アリスはベレー帽を被る。


「まあ良い、これで戦争が出来るぞ」


アリスは口を歪ませて、そのベレー帽を深く抑えた。

支給された証明書でソウルの地下鉄の改札を通り--緊急事態なので軍部が負担する--、地下鉄の車両には軍人が大量に居た、予備役が非常呼集されている・・・。

本気で戦争をやると言う事だ。

目的地の駅について地上に出ると、トラックから弾薬を下ろしてエレベーターを使いマンションへ木箱を運んでいく兵士達がチラチラと見える。

駐屯地への道中、コンビニで軽食を買ってアパートの階段を登る兵士たちも見えた。

軍事基地および軍事施設保護法第12条3・4項及び同法施行規則第7条の適用によって住商施設・ホテル・マンションなどに対空砲などを設置している。

もっとも住んでる人間は屋上に上がる事などほとんど無いうえに、軍人をたまに見ても近所の駐屯地の任務か何かだとしか思わないから気にされない。

32年住んでて屋上に対空砲があるのを最近知ったと話すらある。

駐屯地につくと非常呼集された予備役兵士達が大量に武器を支給されて、KM35トラックに詰め込まれていた。

眼鏡をかけた冴えない顔の若者達が、大学から呼び戻されて兵隊になっていく。


「アリス大尉殿でありますか!」


営門から入ったアリスの事を、若い少女の声がよぶ。

その方向を見ると、とても小さい軍服がブカブカに見える様な少女がいた。

徴兵適齢人口をちゃんと満たしているのかと疑問が湧くくらいのサイズだった。

髪はポニーテールで瞳は黒く丸っとしていて、黒猫の子猫の様で、声も不思議と人間を落ち着ける様な雰囲気だ。

胸元にソニと書いてあった。


「ソニ少尉か、配属予定の部隊を聞きたいのだが」

「臨時編成404戦闘団はこっちで集結します、ついてきてください」

「そうか」

「・・・大尉殿は予備役組ですか?」


ソニ少尉が一言尋ねた。


「あぁ」


アリスの言葉に、ソニ少尉は少し不安そうに言う。


「私は学校を出たばかりです、アリス大尉の副官としてお供も兼ねていますが・・・まさかすぐにこうなるとは」

「そうだな、私が少尉だった頃は・・・」


そう言うと、アリスは口をつぐむ。

彼女が初めて殺したのは、自国民だった。

1980年光州、彼女は派遣された将校であり、敵は、敵は怒れる民衆だった。

口をつぐんで煙草に手を伸ばし、ソニ少尉は振り返って言う。


「禁煙ですよ大尉」

「・・・これも時代の変化か?兵隊から酒と煙草が消えるわけないだろうに」


数年軍から離れてたらえらい事になってるな、そう彼女が思っていると突如空襲警報が鳴り響く。

明らかに訓練ではない、それと同時に頭上を白煙が飛んでいく。

咄嗟にソニの手を掴んで伏せていると、ソニが驚いた声を上げる。


「すごい、中国の巡航ミサイルだ・・・」


青島要塞から打ち出されたスパイクNLOSをデッドコピーした紅星100巡航ミサイル8発は、しっかりと正確にソウル市街の高層ビルの一つ、漢江の高級ホテルに突っ込んだ。

この建物の上二階は軍事施設となっており、ソウル市街の防空火器類を取り纏めるレーダーサイトだったのだ。

慌てて防空壕に飛び込んだ二人が最後に見たのは、ビルが倒壊する煙と残骸が同時多発的に被害を撒き散らす光景だった。


1996年7月7日午前0時、朝鮮人民軍第815機械化軍地下司令部


白い軍服を着た将官が、司令部に政治将校を連れて入ってくる。

朝鮮人民軍の最精鋭、第一梯団の尖兵達の司令部が一挙に緊張の空気に満たされた。


「同志諸君!」


司令官が口を開く。


「将軍様は決断された。

 我々は民族統一の歴史的使命を達成すべく悲願達成の速度戦を行う。

 我々はチョンリマ精神を以って果敢に南朝鮮米帝傀儡逆賊一味を粉砕し、三千里の国土を抗日決戦の万里反米決戦の火の海を越えて統一するのだ。

 我々の全ての献身、苦労、犠牲は今このためにあるのだ諸君。

 民族5000年の歴史に赫赫たる戦果を記録し以って半島全人民の安定と平和と独立を齎さねければならない。

 我らは偉大なる将軍様、輝く主体思想の象徴にして民族の教導者、全ての勝利の組織者の領導によりそれを成し遂げる。

 作戦開始は0300時。

 強盛大国に押し上げるために粉骨砕身した全ての同志と祖国と将軍様に万歳三唱!」

「マンセー!!マンセー!!マンセー!!」


幕僚達の轟く歓声が地下壕に響く。

司令官の「特配だ、兵士に陣前に分け与える様仰せつかっている」と言葉と共に、政治将校が従卒に指示し、ウォトカが持ってこられる。


「私が淹れよう。人民軍の勝利のために、乾杯」


司令官は、これからどっちが勝つにしても大勢死ぬのだろうなと憂鬱だった。


1996年7月7日、午前2時40分、軍事境界線後方18キロ地下


南侵トンネル、北朝鮮の進撃路の新たな形は韓国にとって大きな脅威である。

トンネルと聞いて小さいものを想像する者もいるだろうが、現実には車両が通れる規模のものが実際に韓国軍により発見されている。

また、複数の脱北者の証言から、北朝鮮では韓国が探知し破壊した三本の南侵トンネル以外も存在すると言うことが判明している。

韓国の一部のマニアの陰謀論には、ソウルの下水道にまで北朝鮮がトンネルを延ばせていると言うものすらある。

もっとも流石にそれを出来るなら苦労しないだろう。

今ここにある地下トンネルは高さと横幅が4×4mのもので、その中は一見すると不思議な光景だった。

MPのヘルメットや韓国軍の迷彩服を着けた兵士がM16とK2を所持して、人民軍の兵士達と待機している。

彼らは何者か?答えは特殊作戦軍である。

彼らの仕事は平時では破壊工作、暗殺、プロパガンダなどなどにわたり、有事に於いてはこのように活動する。

さらに韓国軍に偽装したMD500ヘリコプター--西ドイツとアメリカより巧みにペーパーカンパニーで密輸--を用いて、破壊工作作戦を実行する。


「開通致しました、同務義勇顧問殿」


人民軍の工兵が、座って待機していたソ連軍の制服をした女性将校に言う。

戦闘装備のAWGはまるで日本製のロボットアニメの様に分厚く、ソ連軍の装備はさらに重厚だ。

べったりと張り付いた増加装甲に前面にスカートの様になったフェンダー、長い125mm主砲を両腕でミニガンの様に抱えて立ち上がる。


「そうか同志、お疲れ様。」


第五親衛軍から北朝鮮支援に差し向けられた義勇軍の一人、T-80UMと言う装備を身につけた流れる様な赤毛のボブカットをした少女が立ち上がる。


「では行こう。仕事の時間だ。」


1996年7月7日午前3時、軍事境界線


170mmの大型榴弾砲コクサンと、ソ連軍義勇軍が持ち込んだBM-27ウラガンロケット発射機が、その鎌首をもたげる。

そして、全砲兵に射撃命令が通達された。

朝鮮人民軍陣地各所で砲撃が開始され、ソ連軍の電子妨害により一斉に対砲迫レーダーにジャミングを開始する。

それと同時にソ連軍は全力の電波妨害と逆探知を開始した、日本海の事実上の太平洋艦隊の勝利で行動の自由を得ているからだ。

南侵発動と同時に北朝鮮のMig29とMig23MLが大挙して韓国空軍防空識別圏を突破、制空援護を開始しSu-25が空を舞う。

砲撃と爆撃集中による全縦深同時打撃を喰らった韓国軍師団はバンカーなどに退避していたが、各所で連絡破断と生き埋めと司令部壊滅が発生していた。

南侵トンネルで師団警戒線の後方に突如出現したガスタービン装備のソ連軍最高級AWGの襲撃で、兵站線と後方の砲兵隊が壊滅したのである。


軍事境界線は砲兵掩護を欠いたことで、朝5時までにほぼ全ての前線を崩壊させる事になった。

アリス大尉は渡された装備を受領、沿岸に近いソウルへの道路の一つの主抵抗線を務める事を命じられた。


「・・・ひどい1日になる、始まったばっかりだけど」


彼女は臨時編成戦闘団の装備が、M48A5Kなので空を見上げてつぶやいた。

人手が本当に足りないと言う事なのだろう。

アテになるか分からない予備役とアテになるはずのヘビョンデ海兵隊、あとK55自走砲と最新の対空自走砲・・・。

第404戦闘団は、その最初の戦いを迎える事になった。

















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