強制召喚で「ダンジョン爵」として召喚された元ゲームデザイナーが、新たなダンジョン・マスターとして自分のダンジョンを作ってゆく。ダンジョンは最低レベルからスタートするものの、マスターをサポートするコア・アバターや、ダンジョンに棲み着き仲間となる魔物たちの協力のもと徐々にレベルを上げ、のし上がってゆく。仲間たちとのやり取りやダンジョンの成長度合いなどの描写は、ゲーム的でかなり面白くサクサクと読めた。ロールプレイ系のゲームが好きなら楽しめるんじゃないかな。
面白いです。閉じられたダンジョン内の話だけでなく否応もなく内政まで発展していきます。主人公が社会人というのもあって常識的な優しさはあるが善悪のみに囚われないし、できることできないこと判断できるのが良いです。もっと注目されてもいい作家さんだと思います。