つきもの

食連星

第1話

あなたは気が付くだろうか.

いつか.


あなたは…

わたしか…


自身は,それほど.

毎月のものは酷くない.


酷い人は酷い.

そう,知識だけはある.


繋がっていかないのだ.


誰しも…


私も…

あなたも…


分かっている事と

実際に動ける事と

違うのではないだろうか.


分からない.

そう言ってしまえば.

そう言って,

切り捨てて,

遮断して,

楽になれる.


ののしって,

それは違うって,

思って,

思い込んで,


受け入れる…

辛さ.


覚悟なんて,

いつだってない.


それは流動的で,

普遍的で,

自分すら,

あやふやで…


個性を受け入れよう.


本当に?


個性って

受け入れられてる?


自分ですら,

受け入れられないのに.


相手を受け入れられる?


同じ遺伝子を持つから.

気になって,

心配で,

苦しい?


本当?


堂々巡りは,

終わりにしよう…

言った所で,

言葉はなく.


どうせ進めずに.

漂って,

浮かんで,

沈んで,

また

虚ろに

漂うだけ.


この感じで

1000文字なんていけないから,

ちょっと

ふふふっと笑って,

終わりどころを探す.


そう,

私の人生じゃない.

私の人生と重なり,

外れる人生だ.


忙しい…

何も出来ず

はかどらない時に限って電話が鳴る.


電話番号見て,

そうかな?

どうかな?

思いながらとって,

あぁやっぱりそうかと

第一声で判断する.


私,やらないといけない事

全てほおって行くのよ.


無機質に流れっぱなしの

音楽が,

スピーカーから流れて,

聴いてか聴かないか,

悲しみや愛を語るの.

ちぐはぐな合わない気持ちを

合わせられる訳もなく.


何でも出来ると思った人は,

どんどん何もできなくなって,

やがては

生きる事に執着できなくなるのだろうか.


あの人,

執着してる?

意地で齧りついてる?

その場所.

あなたが勝ち取った場所なんでしょ.


涙を呑んだ人がいたでしょ.

そんなの関係ないか…


文字を溢れさせたって,

大事な人には

何一つ伝わらず,

語る事を諦めたら,

何も

出来る事すら無くなるのか.


どうか,

未来ある人に,

今頑張る事の必要性を伝えてください.


ここで泣いたって仕方ないのに.

ちゃんちゃらおかしすぎる.


ガミガミ言った所で,

何も伝わらないと思ったし,

諦めて,

ご飯食べさせて,

私は日常を送る.

多分,それしか出来る事は無いのだろう.


吐き出しても

吐き出しても

闇が深く,

もう,

何を吐き出せばいいのかも

お先真っ暗で.

いっそ吐き出したもので

まみれたら良いのに.


私に憑き物.

異形のものになれば,

現世から自由になられるのか.

自由がとんでいく.

綺麗な空に.

嘲笑いながら旋回する.

どうか,

見下げて笑って.



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