第98話 もう一度

母方の田舎から長芋が送られてきた

さっそく、おじちゃんに電話を入れる

“お、届いたか?それと、ってもいいけど、あの料理にするとおいしいぞ”

そのあと、母に電話してみた

“おじちゃんから、ながいも届いた”

“あら、お礼言った?“

”言った”

“とろろもいいけど、あの料理がおいしいからね”

電話を切ると、姉から電話があった

“あの料理にしてね”


妻に声を掛ける

“あの料理にすると、おいしいんだって”

妻がぼくに聞く

あの料理って、どんなだ…と。


もう一度おじちゃんから順番に電話を掛ける

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る