おまけ あの男の子のこと
兄さんの母校に、無事に合格して、今日は入学式。
これからどんな高校生活になるのか、ワクワクしている。
今は入学式を終えて、最後に席替えをして帰る。
俺は窓側の1番後ろに決まった。
席替えが始まり移動開始。
無事に席に着くと、隣の人は女子生徒だ。
長い髪に、前髪は綺麗に切り揃っている。
ブレザーの下は指定のカーディガンではない、水色のカーディガンを着ていて、ブラウスのボタンで上3つ外されていて、胸元がチラッと見えている。
この子は、いわゆるギャル、なのか。
よく分からない。
「よろしく」
と言うと、その子はじっくり俺を見てからニコッと笑って一言。
「よろしくね!」
優しい声音で彼女は言った。
俺、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます