第4話 転生
まず、祖母から転生を開始する。セキュリティーホールを利用して娘の魂を抱えたまま新生児に憑依する。孫の魂は背後霊の一体としてキープされる。子は祖母の転生として生まれ、やがて子供が生まれる。その子が結婚してやがて孫の魂を取り込んで親子三世代が完成する。
このように転生者の魂は転生者ではない者を取り込む。
魂は一人残らずに育て、全ての転生者の魂を取り込んでいく。
魂の扱い方次第で二人一組を組むことも可能だ。
魂はその人間の魂が多ければ多いほど強力だ。
実は人口増加のからくりがここにあったのだ。
損失を考えれば死亡率より出生率を上げる必要がある。
しかし誕生を希望する魂が多すぎると出生する機会が奪われる。しかし魂のキャパが大きければ、この様にして世代を重ねて多くの者が生き返る。
容量の大きい魂を育てるためには、強靭な肉体を得るしかない。
また、容量オーバーすると、魂の力は弱まる。だが魂自身の成長のために容量をインフレーションするほかにない。
しかし、強い魂は他にある。アツい
色は魂の中で最も強く光り輝き光る属性である。魂の記憶力も色に比例する。
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