醜いところ


 私は自分含め人間はろくでもない存在だと思っている。


 私の場合、主にただひたすらに怠惰で自信がない。

 私は七つの大罪である憤怒、傲慢、強欲、嫉妬、怠惰、暴食、色欲の中なら傲慢と嫉妬以外なら全て該当する。前のエッセイで欲が薄いと言ったが欲を向ける対象がかなり少ないだけで欲しいと思ったモノの諦めの悪さはもはや強欲と言って過言でもないだろう。

私からすれば欲を向けられる対象が多い人は生きるのに刺激的そうで少し羨ましい。


 人間誰しも欠点か醜いところがあるものだ。

目に見えないよう隠れているか欠点を上手く長所変えているだけで誰もその秘密は知らない。秘密を秘密だと思っていない事もある。

隣の芝生は青い。実際面倒な芝生を綺麗に見せかけてるだけ。それが技術なのか天然であるかなど関係ない。

 人は皆、見えない所、気付かない所、見え方が違うだけで欠点という秘密があるのだ。

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