第2話土曜日

今日は街に待った土曜日!

これ程、楽しみなことは無い。俺と美芽は近くのファストフード店で待ち合わせをしている。ああ·····今更引き返せないよな!よし、頑張るぞ俺!!

それにしても遅いな彼女は····· しばらくすると彼女がやって来た。

「ごめーん!待たせたわね!」

「いいよ·····べ、別に気にしてないから☆」

「本当?良かったぁー!」

俺と彼女は歩き出した。

「手、繋がない?」

!!

はぅ~♂このままお持ち帰りしたい☆

落ち着け落ち着け!俺!!

「どうしたの·····何か変よ?」

「ああ·····いいよ。」

と俺が言うと彼女は俺の手を手に取った。

はぁぁぁー♂幸せだな〜

彼女の手は暖かく、温もりを感じた。

彼女の胸が俺の腕に当たる。

!!!

俺は思わず声が出そうになる。

今すぐに絶頂しちゃいそうだ誰か助けでぇぇぇ!

「ねぇ、ここで買い物しましょう♪」

「ええ·····良いですょォォォ。」

俺たちはこのまま、ショッピングモールに入っていった。

ああ·····今マジで幸せ☆

気づいたらもう12時だ。

彼女は雑貨屋さんで買い物をしている。

この雑貨屋さんは女子が喜びそうなぬいぐるみだったりアイドルのグッズや可愛い文房具が沢山置いてあった。

しばらくしてやっと彼女が雑貨屋さんから出てきた。

「ねぇ、お昼ご飯にしない?」

「良いですょォォォ」

って事で俺たちはショッピングモール内にあるファストフード店で昼食をとることにした。

「結構人いるわね·····」

彼女の言う通り人がかなり並んでいた。

「仕方がないわ並びましょう!」

「はぁぁぁい♡」

かれこれ30分並んでようやく飯が食える。

2人でこんなにしているとまるでカップルみたいだな

と俺は思っていた。

それは彼女も一緒だろう。

飯を食った後は、ゲーセンで遊んだり、ボーリングしたり結構楽しかった。

「もう、こんな時間かぁ~早いね。」

「そうだなぁ〜」

「帰りましょうか·····」

ああ·····帰ろう。正直物足りないがな☆

店を出て、気づけば夕方だった。

「今日は楽しかったね·····」

「ああ·····」

「こうやって2人で歩いていると·····まるでカップルみたいだね。」

「そうだな。」

俺は思わず吹き出してしまった。

「何吹き出してんの~」

「あのね·····」

「な·····何だ?」

「私と·····つ、付き合ってくれない?!」

!!

えええええええええええええええ!!マジでぇええええ!?

NOという訳には行かんな!

「ああ·····実は俺もそう思っていたんだ。」

「そっか·····私たち似た者同士ね。」

俺たちは笑いあった。

「じゃあまた明日学校で」

「ああ·····じゃあな」

俺は彼女に別れてを告げると家路に急いだ。

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