12話目海さんがキレる!?
風呂から出ると、海が料理をテーブルに並べていた。
ショートが戻ったらしい。よかった。
海が料理をテーブルに並べ終わると、「「いただきます!」」と言って一緒に食べる。
食べていると
「今日、何時に帰ってくる?」
と海が聞いてきたので
「午後9時とかかな?」
と俺が答えると
「なんで?」
と聞かれたので
「大学生にもいろいろとあるの」
と答える。すると海がテーブルを思いっきり叩き
「いろいろって何⁉私、よくドラマとかアニメとかで見るよ!合コンとかコンパでしょ?許さない!」
とすごい剣幕で言ってきた。
俺は
「違うよ」
と否定すると
「じゃあ何⁉答えてよ!」
と大声で聞いてきたため、俺は素直にいうことにした。
「メイド喫茶です。月一で行ってます。」
「へぇ~、メイド喫茶ねぇ?」
「はい。なので遅くなります。」
と俺が言う。
すると海が微笑み
「行かせるわけないよね?まっすぐ、大学が終わったら帰ってくること。いい?返事!」
と言ったので「は、はい」と俺はビビりながら言った。
今日の講義を受けて家に帰ってくると、テーブルの上に本が積み上がっていた。
「ただいまー」と俺は声をかけると、
「おかえり、こー君。私の目の前に座ってくれないかな?」
と言ったので座ると、
「これは何かな?」
と言って写真を並べる。俺は
「どこから出したんだ?」
と聞くと
「こー君の着替えを部屋に置きに行った時にね、押し入れの入口になんか落ちてるなと思って、拾ってみたの。そしたらねメイド服をきた女性と楽しそうに写っているチェキがあってね、押し入れの中を見てみたの。そしたらね、メイド関連の同人誌と、チェキが沢山出てきたの。もちろん私がいるからいらないよね?捨てちゃうよ?」
と早口で俺に言う。俺は「は、はい。捨てていいです。」と答えざるおえなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます