5話目海さん、女心について教えて貰ってもいいですか?

会計をしに行くと、

「隣にいる女の子はだれ?いつもは1人なのに。」

と聞いてきたので

「同棲相手です。」

と答えると

「同棲相手の女の子、怒り具合が凄かったよ。極力他の女の子と話さないようにね。」

と小声で言われたので「ありがとうございます。」

と俺も小声でお礼を言ったあとに、海のところに行くと

「会計の人と何を話していたの?」

と聞かれたので

「海のことを聞かれてたんだよ。だから同棲相手と答えてた。」

と言うと、

「そうなんだ!えへへっ」

と言って僕の腕に抱き着いてくる。


家に帰ると、海がこんなことを言ってきた。

「ここの家の住所この紙に書いて!」

「前と変わってないけど?」

と俺が言うと、

「お母さんが無くしちゃって。だから荷物を送れなくて。」

「小さい頃に送った手紙の裏を見れば良くないか?」

と答えると

「むぅぅぅ!私が欲しいのはこー君の手書きのやつだもん。」

と言ってきたので紙を受け取って住所を書いて渡すと

「えへへっ。嬉しいなぁ。」

と喜んでいた。もう訳分からん。




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