第2章 愛さえあれば義妹でも関係ないよね♪
第1話 病みを繋ぐ者
第1話
わたしのなまえは、しもざき いおりです。
わたしのおとうさんはこわいひとです。
いつもおこりんぼうで、おかあさんをぶっていました。
でも、いまのおとうさんがおかあさんをたすけてくれました。
そして、わたしはきりさき いおりなったのです。
そこで、わたしはおにいちゃんとであいました。
かっこいい…
わたしはそうおもいました。
そうひとめぼれです。
しかも、おにいちゃんはやさしかったです。
いつもわたしをまもってくれました。
ますます、わたしはおにいちゃんをすきになりました。
だから、やくそくしました。
「おおきくなったら、わたしとけっこんしようねおにいちゃん♪」
わたしはそのやくそくのために、きょうをいきています。
-----------------------------------------------------------------
WARNING! WARNING!
此処からは世界線が異なります。
準備は良いですか?Are you ready?
…どうやら良いみたいですね。
完全に異なる世界なので、第一部や第二部の第1章の常識は通用しない事を先に忠告しておきますね。
では、どうぞ…
傍観者ちゃんでアナウンスをお送りしました♪
-----------------------------------------------------------------
「お兄ちゃん、来たよ!」
私は今日もお兄ちゃんに話しかける。
またあの時の様に笑いかけてくる日を祈って…
でも、反応は帰ってこない…
全く、無愛想なお兄ちゃんに育ったね♪
でも、大丈夫。
ちゃんと、今回こそはちゃんと育ててあげらから…
「い…お……り………」
「うん、此処に居るよお兄ちゃん♪」
もし、この場に第三者が居たらSAN値チェックをする羽目になるだろう。
何故なら、彼女の目の前に居るのは…
「よくお留守番できたね!偉い偉い!じゃあ、今度は私の愛を受けとる番だよ!」
歪んだ笑みを浮かべる伊織に叩かれ続けるボロボロの竜馬なのだから…
「大好きだよ、お兄ちゃん♪」
彼女は楽しそうだ。
嬉しそうに、幸せを噛みしめるかの様に彼女は暴行を続ける。
ああ、酷い行いだ。
普通の人ならそう言うだろう。
でも、彼女は普通じゃない。
それにこの行為は許される物だ。
何故なら…
…霜崎 伊織は竜馬を愛しているのだから。
だから、彼女の行動は全て許される。
「はい、今日の日課は終わり!じゃあ、一緒にお風呂に入ろっか!」
何故、こうなったのか?
それは少し過去へと遡る…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます