あともうちょっとゴールなんだけどなァ!


 おはようございます。木元です。この頃寒暖差が激しいですね。年内に十万文字程度で完成させての公開を目標に書き続けているホラーなのですが、八万文字に来たこの頃からガクッとペースダウンしました。ウヒョ。


 いえ、理由は分かっているのです。このホラーは一般人しか登場しない上アクションシーンが一切無いのですが、私は普段長編と言えばバンバンアクションを入れて書いているので、アクションシーン書きたいなあーと気が散って来たのです。ウワーありったけの血と暴力と山のような死体が見たい! 私は一体何をやってるんだ! こんなの私じゃない! 書いた事無いジャンル書いてみよって、私が始めたんですけどね。


 次の長編は絶対いつものアクションもりもりなノリに戻るんだからって、このホラーを早く書き上げようとパソコンの前にずーっと座ってるんですが、いかんせん手が動かない……。もうあとちょっとなのに! ヤバ! 気晴らしに何かゲームでもしようかな。映画でも観る? そう思ってネットフリックスにログインしようとしたら、先に払っていた月額料金の期間が終了しており何も観る事が出来なくなっていました。ウッヒョヒョ!


 という訳で、プリペイドカード買って来ます。ああそうだ、私最近生まれて初めて漫画アプリを入れてみて、少女漫画読んだんですよ。天地鳴動でしょう? そのアプリ内で今読まれてる上位〇作品! みたいな紹介をトップ画面で見つけたので、そこから適当に摘まんでみたんです。


 一人っ子の女子高生が主人公の学園もので、親の再婚により突然イケメンの兄と弟が出来た事により動悸が止まらないって話です。動悸じゃなくてドキドキって書くべきでしたね。単にストレス受けてるみたいになってる。完結してるのかは確認してないんですけれど、小説のネタ探しにちびちび読んでます。何だか凄い不思議な気分になります。そのイケメン兄弟は主人公を好きになるんですが、あんまり説得力感じないんですね。十中八九私の読み方が悪いんでしょうが。片方は一目惚れ、片方は内面を理由としていますが、私が十代の頃にそう言われても真に受けてたかな? って自問した時に、十代だった頃の記憶の私が「目開けて寝言言うなよ」と爆速返信して来たので、十中八九ってか百パー私の感性が原因だわコレって。


 恋人いた同級生なんて珍しくなかったけれど、そういや私はサッパリ理解出来なかったなあって思い出しました。分からないので惚気話して来る友達らに、「何を根拠に彼氏(或いは彼女)と付き合おうと思ったの?」って訊いた事あるんですけれど、ピンと来る回答を得られなかったんですよね。恋愛なんて当人らの主観によって起きるものですから、そもそも第三者にも理解出来る要素なんて発生してないかもしれませんけれど、当事者から話を聞けるのは有益な情報源になるかもと思って。まあ結局分かんなかったんすけどね。物凄く冷めた物言いになってしまうんですけれど、どれだけ言葉を変えようと結局は、顔か性格じゃないですか。或いはその両方。


 顔が動機だった場合は第三者にも伝わりはします。ああ、こういう形の人間が好きなんだなって。写真じゃなくて実体でないといけないから交際してんのねって。性格と言われたらもう理解するしないの話じゃなくなります。その人の好みですから。「優しい」を根拠にしたとして、ならあなたの言う「優しい」の定義は何? それに当てはまる人なら誰でもいいの? その定義に当てはまる人がその人しかいなかったから交際してんの? って、滅茶苦茶質問しちゃうんですよ。馬鹿にしてんじゃなくて好奇心と少しでも理解したいという思いからなんですが(※土台無理な話だろうと薄々分かってる上で)、その内相手を怒らせて終了ですね。それによって得るものはもう何度目かも分からない、「理屈じゃない」という言葉だけです。ハァ奇々怪々。私恋愛より人間の心の動きの方が面白いと思いますけどね。


 これ言ったら何もかもオシマイになっちゃうからいつも黙ってるんですけれど、人の心っていう目に見えないものを信じるって、神や幽霊を信じる事とどう違うんでしょうか? 当たり前みたいに見えないものを日々当てにして生きてるのに、神や幽霊を信じてる人間を探すと途端激減するんですよ。面白くないですか? 愛だの恋だの小奇麗に言い換えて、根拠も無いのに都合のいいように信じてるだけって、言わないんです。だってそう信じてるから。その人は。その人の中ではそれが真実だから。


 そうかつまり恋愛とは、自分に都合のいい幻を見せてくれる他者との関係の事を言うんだ、なんて考えてました。言ったら怒られるから黙ってましたけれど、その人への信頼の前では真実なんてどうでもいいんだなって。そんな風に突き詰めて考えたら何でもかんでも不確かになってまうやないかーいって言われたらそりゃあもう「それな!!!」なんですけれど、私とはこの通り強烈に合理性を求める理性のカタマリのような人間なので、「それは一旦置いといて」、と言えるぐらい人に興味を持つ事がまーあ無いものですから、同級生らの気持ちが分かりませんでした。十代って特に感情で色んな判断を下す時期ですし。道理で十七の時に学校で受けた精神年齢の検査で、七十のババアと叩き出される訳ですよ。納得です。ムズいわ。恋愛。やっぱ私には書けないかも。


 学生の頃はよく、「宗が男だったら付き合ってたのに」って友人に言われたんですよ。中には彼氏がいた人もいて。冗談だろっていつも聞き流してたんですが、こうした思考の際のヒントを得る為に、一回ぐらい真面目に質問すればよかったですね。そう思う根拠は? そうして彼氏と私を比べた際に、私が優位であると判断している要素は何? いつもそれ言ってるけれど、もし私が明日男になってたら、本当に彼氏と別れて私と付き合う? もしそうなったら、私と何したい?


 絶対に困らせてますね。聞き流してたあの態度で正解だった。気晴らしにネットフリックスのプリペイドカード買って、あと買い物ついで散歩もしよ。


 それでは今回はこの辺で。


 よい一日を。



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