　おはようございます。木元です。来る十月の選考結果を考えまいと、ホラー長編をコツコツ書いてます。でもうっすら気付き始めました。一ヶ月以内に十二万文字は流石に無理って。

　然し止まったが最後、心配性な私はネガティブ思考地獄に落ちる。暗い思考が止まらなくなり、もうパンイチで深夜を駆け回るしか無いと奇行へ辿り着く。そして何でやねんと我に返り、肥大化だけした不安と二人ぼっち。そしてまた暗い思考からの、パンイチ深夜徘徊に何でやねん。矢張り止まれないのさ。そうだ私とは極端な女だ。ゼロか一かを通り越して、ゼロか百かとたとえられた女だ。私も自覚している。アクセル全開か、そもそも乗車しないの二種類でしか加減が出来ない事を。

　故に走り続ける。現在の文字数は約一万七千文字。普通にハイペース。話数にすると私の分け方では七話分にもなる。今月から始めて毎日一話分は書けてるという計算だ。素晴らしいじゃないか。アホ高いハードルを抜きにして普通に頑張っている。絶好調だ。何せ今の所毎日出勤時刻三時間前には起きて、パソコンカタカタ叩いて書いているんだ。なんて直向き。お陰で就寝時刻も早まって二十二時には寝ている。最早健康的過ぎてババアじゃないか（※このババアとは私個人に向けているのであって、他の就寝時刻二十二時女性へ向けた言葉ではありません）！

　もう一ヶ月以内に十二万文字なんてほぼ不可能と分かっていた目標なんて要らないんじゃないか!?　この直向きささえあれば、きっと十月なんてあっと言う間にやって来る！　この執筆中の長編で頭がいっぱいで、選考結果を見に行くのも忘れるだろうさ！　そうだこの不安とは、私に必要なものだったんだ！　居ても立っても居られないと新作を書くガソリンとなり、新たなる賞へ挑む力となって私の手を走らせている！　真に私が求めるべきは安寧では無く、不安定だったんだ！　満足してしまったが最後アクセルを踏めなくなる所か乗車すらしなくなってしまう私にとって、満足とは無関心と同義であるから！　

　てな感じに元気になって来たので、暫く今書いてるホラー長編に集中しようと思います。ウヒョ。

　いつもの事なんですけれど、どこかの賞に送る度（たび）に「ヒョエー自信無いよォ〜」って結果が出る前からかなり落ち込むんですが、こいつで人生変えてやる、夢のスタートラインに立ってやるんだって思いながら、その応募作は書いてるんですよね。書き上げた頃にはすっかり忘れてますが。こうやって後で思い出します。何度落選しても後悔した事が一度も無いのも、いつも全力で書いてるからですね。手を抜く時点で夢中じゃないから、そんな対象を夢と呼ぶなって話ですが。

　流石に今月中に書き上げるのは無理そうですけれど、十万文字ぐらいで終わらせるのを目標にプロットを組んでいるので、今年中には完成すると思います。年内に公開まで持って行けたら嬉しいな。走り続けるぜ！　不安を振り払う為、夢を叶える為に！

　それでは今回はこの辺で。

　よい一日を。