勝負の行方は原稿レベルかラップバトルが知っている。
こんにちは。蚊に食われまくって血液ドリンクバーみたいになっていた木元です。お酒は飲まない、煙草は吸わない、スナック菓子を食べる回数は年数回、趣味は散歩で日課はストレッチと時々筋トレなんて超健康的な生活してるのは己の為であって、お前らのような金は払わないくせにツバ吐いて痒くさせてくるようなクソムシ共を養う為じゃないんです。でも蚊って、普段は花の蜜とか草の汁とか吸ってるんですって。あら、チョウチョみたいじゃない。血を吸うのは産卵を控えた時期のメスだけなんだそうです。そう、ならガキ諸共殺すわね。
八月ですね、そんな事より。クラゲを気にせず海で泳げる日数も終わりが見えて来ました。時の流れマジ早。海は好きなんですが別に夏に行きたいって訳でもないので、冬になったら久々に散歩に行きたいですね。昔から水平線とか海岸とか、人間がいなくて広い空間を見ると頭がすっきりするんですよ。なので冬の海辺での散歩は最強です。寒がりでなければ皆さんも是非。八月ですねって始めといて冬の話で着地するのは下手かもしれません。いや、無軌道なのもそれはそれでアリ。テキトー言ってんなコイツって種の笑いもある。そう、綺麗な落ちを付けるだけが面白い話では無い。そもそも出だしと終わりが何の関連も無い内容になってるまま「よい一日を」って締め括った回多分何回もあると思う。回と何回で韻を踏めてて読んでるとやや楽しい。
小説と言えば初夏ぐらいに長編を送った賞、最近締め切りを迎えたんですよ。私はとっくに送ったので「締め切りに間に合わないかもォ! 死!」と焦りに殺されそうにならずに済んでおり平常心かと思いきや、「そう言えばそろそろ締め切りだ。つまり選考が始まっちゃうんだ……! 死!」と、賞の結果発表が予定されている十月までハラハラする生活がスタートしました。
その賞の主な特徴には、締め切りは年三回、各締め切りに間に合わなかった作品は次回に繰り越し、全ての応募作品を編集者が直接読み、かつコメントをくれる等ありまして、選考結果は応募作品を読んだ編集者さん達による、各締め切りの二ヶ月後にネット上で更新される座談会で発表されます。つまり賞としての選考回数はこの座談会一度切りで、中間選考だの何次選考だのと小刻みに発表される度にハラハラしたくない私には丁度いいじゃんウヒョ! と大喜びで送ったのですが、一発勝負になろうがこの通り情緒不安定になっているのは事情があります。
座談会で落選も受賞も講評も全て発表される形の賞ですから、そこで応募作品についての情報を伏せられる事ってまあ無いじゃないですか。あるとすれば次回の座談会で触れる予定の、まだ応募を受け付けたのみで選考が始まるのを待っている状態の作品とか。「でもそんなん次回の座談会で話せばよくね? だってその作品まだ選考してないんだから」って思うじゃないですか。私はそう思います。でも起きたんですよそんな展開を匂わせる出来事がッ!
最近、前回の選考結果についての座談会が更新されていた事に気付きました。どんな作品が応募されて、編集部の人は何を感じたのかなーと読んでいるとあったんですよ。要約すると、「まだ詳しくは話せないが、天才的に情報開示が上手い原稿が送られて来た」との一文がッ! 詳しく話せない!? 一体どういう事!? だってもう今回の選考は終わっ……もしかして次回の座談会で発表される予定の、まだ選考開始待ちの原稿って事ォ!? それってつまりもしかして、フライングで情報をチラ見せしちゃいたくなるようなハイレベル原稿が私と同時期に応募され、選考を待っているって、事ォッ!? 死!!?
ってな訳で、情緒が不安定な現在って事なんですよ。座談会のページは保存されているので、好きな時期から探して読めます。今過去の座談会をちびちび読んでる所なんですけれどこんなチラ見せされてる原稿まだ登場してないんだけどォ!? 死!!! とんでもない強敵とマッチングしたかもしれねえ! 編集部の人が天才だっつってんですよマジもんじゃん! 私言われた事ねーよ天才なんて! 何だよ天才って大谷翔平かよ! あなた文才まであったの!? なら私にはもうラップバトルしか残されてねーよ!
十月に迫る大谷翔平とのラップバトルを制する為、九月からアメリカに発とうと思います。いやもう原稿送ったから今から修行しても意味無いか。
まあでも冷静に考えて、締め切りから二ヶ月後に結果発表かつ選考は一度切り、更に編集部が読んで必ずコメントが貰えるっていう形は、精神衛生的にかなーりいい賞だと思いますので、応募先候補の一つとして調べておくのは普通にお勧めします。ジャンル不問だし、文字数に上限も無いし。ここの賞や出版社で受賞したい! ってこだわりが無いのなら、「最前線」が一番気楽かつ結果が出るのもかなり早い賞でいいんじゃないかなーと。よく十万文字をオーバーして応募先探しに四苦八苦している私にはぴったりでした。いい加減十万文字で収められるように、次作の長編こそそれぐらいの文字数で書き上げようとプロットを考えてますけどね。どこの賞でも大体長編となると十万文字ぐらいが上限となっているので、いい感じの量で纏める能力って、プロに必要な条件の中でも特に重要なんだろうなと感じています。頑張ろ! 今年こそ受賞したいし、今年こそ十万文字で一本書き上げられるようになりたい!
てな感じで、近況報告でした。
それでは今回はこの辺で。
よい一日を。
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