「怖い」って何だろねえ!?
こんばんは。木元です。次に書く長編はホラーがいいなあと、ホラー映画やホラー小説を漁っています。
まだぼんやりとホラーがいいなと考えている状態でして、おばけ系なのか人間が怖い系なのか、おばけ系と近い気もするけどちょっと毛色が違う、土着信仰ものにするのかとか、全く決まっていません。悩んでいます。そもそも人って何を恐れるのでしょうか。Aという人間にとっては日常でも、Bという人間にとっては死の恐怖にも並ぶ恐ろしいものもあるでしょう。克服したくてホラー映画を観まくった余りに今や映画という形をしたホラーでは、滅多に恐怖心が動かなくなった私のように。
という訳で、現在ネタになりそうだと手当たり次第に取っているメモをここに書いてみます。以前コンビニでのバイト経験をネタにしたホラー短編が好評だったので、メモの内容も今の所、コンビニバイトでの経験談が主になってます。
もしこれ怖いなあ不気味だなあとか、いいネタになるんじゃない? というものがありましたら、ネタごとに番号を振っておきますのでコメントして貰えると助かります。私自身コンビニネタのホラー短編を書いた際、まあ怖くないだろなこんなの日常だしと思っていたので、反響があったのが意外だったのです。
(〇:私が遭遇した話。◇:同僚が遭遇した話。▽:他店で起きた話)
①(〇)レジカウンターの上に転がってた、誰かの切られた爪
毎日不特定多数の人がひっきりなしにやって来るコンビニという性質の所為か、ぞっとするぐらい不潔に感じて気色悪かった。どこからやって来たのか見当がつかない。カウンターで爪切ってたお客さんなんて当然いないし。
②(〇)どこから来てどこへ行ったのか分からない、十歳前後の男の子
買ってない商品を無断で開封されて床の隅っこに置かれたので、特定しようと店内・駐車場の防犯カメラを確認するも入店のタイミングが掴めず、駐車場へ出た後は人が疎らな地域の方向へ走って消える。近隣のコンビニ数件へ聞き込みに行ったが、「そんな子供も被害も初めて聞いた」と収穫無し。また、この子供のいたずら行為は映像から見るに、突発的ではなくこの行為の為に入店したと分かる慣れを感じた。万引きや飲酒運転の常習犯の場合は近隣でもその行為を繰り返しがちなので、同じ店や近所の他店で何度もやったり酒を買ったりと分かりやすいので猶更奇妙。
③(〇)トイレからジリリリリンと黒電話の音
確認に行ったがトイレ内に忘れ物は無し。別の日に後輩も聞いた。二、三回起きたが以降ぱったり。
④(▽)いつもぬいぐるみを胸に抱えてやって来る常連客のおばさん
異様に大事そうにそのぬいぐるみを抱えてて、そのぬいぐるみへ何やら話しかけたり、頭を撫でてやりながら店内を回る。それ以外は普通。普通って何? ってなるけど。
⑤(〇)トイレに注射針
まずシャブ常習犯のもの。普通に暮らしてて注射針落ちてる光景なんてそう出会わないし、シャブは注射する際水で薄めないといけないらしく、誰でも気軽に入れるコンビニのトイレのタンクから盗んで使う事が多いそう。都心部のコンビニでトイレが使用禁止になっている理由の
⑥(〇◇)店内ATMに備えられた案内用電話にかかってくる間違い電話
かける事はあってもかかって来る筈の無い性質上超ビビるけど、ただの間違い電話なので超常的な事情じゃない。しょっちゅうだから従業員は慣れてるけれど、お客さんはビビり散らかしてる。
⑦(◇)飲酒運転ジジイ
ただのお客さんと思って酒を売った相手が飲酒運転の常習犯で、近隣地域で対物事故を起こされた。売る側としては、相手が未成年でない場合酒の販売を止める理由が用意出来ない上に、何故買うのか、買った後はきちんと法に従うのかなんて確認も取りようが無く、突然警察がそのジジイを連れて写真を撮らせてくれだの防犯カメラを見せてくれだのと対応が超面倒だったそう。ジジイも普通の顔して買いに来るから、お客さんを疑い出したら皆恐ろしく見えて来る。常人と狂人の境界線が見えない。
⑧(◇)吹っ飛ぶサラダ
陳列していた野菜サラダの一つが、突然通路方向へぶっ飛び落下する。んなアホなと思って聞いてたけれど、現場にいたAさんBさんは普段そういう冗談を言わない人だし、本当に怖がってて馬鹿に出来なかった。まあ確かに、そんな嘘をわざわざ私に話す理由も見当たらないけれど。
⑨(〇◇▽)転売屋
カス。商品隠してやれば何も出来なくなる小物。ただ、お金への執着は本当に病的で、内面は自分さえよければいい異常者なのに誰しも見た目は普通の人間だから、そう考えると不気味かもしれない。大学生ぐらいの男の人からおばさん、小さい子供を連れた親まで誰でもやってる。
以下コンビニとは無縁のネタです。
⑩頭と片翼だけになってガードレールに絡まって死んでたカラス
どんなぶつかり方したのか分かりませんが、車にはねられたんでしょう。他の部位は見当たりませんでした。
⑪「命の水! 勿体無い!」
カラスが死んでたガードレール付近の歩道橋に貼られていた、一枚の謎の張り紙に書かれた文字。達筆。見つけて二日後ぐらいには消えてました。
⑫ほぼ他人じゃねえかってぐらいの遠縁に狐憑きがいた。
もう何歳かも覚えていない子供の頃、母から聞いた話です。ある日母は祖母から、それ他人じゃね? ってぐらいとおーい親類に当たる○○さんは、狐に憑かれて気が触れたと聞いたそうです。母は、神も幽霊も存在しない、オカルトなんてある訳無いとその手の話は全て一蹴する人なのと、その話をしている際の態度が妙だったので嫌に覚えています。覚えている限り母がオカルト話をしたのはこれ一度切りでしたし、詳細は教えて貰えませんでした。
もし増えたらまた今度書きますね。あと
それでは今回はこの辺で。
よい一日を。
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