第13話 怪しい工場
ハンバーグを食べ終わり店の外に出てきた。そこにキアとミアがいた。
「んっ何でアンタ達がいるのよ」
「申し訳ございませんアイシャ様。先ほどアイシャ様を呼びに来た際にここで待機命令をされたので待っていました」
「…そう、もういいわ帰っていいから後はおじさんと2人で過ごすから」
「分かりました。アイシャ様」
するとキアとミアが目の前から消えた。…アイシャの奴記憶の方が曖昧のようだ。
「アイシャ、キアと会った事を覚えてないのか?」
「ええ、あまり覚えてないのよ…まぁーあまり気にしてないけど」
………アイシャが気にしてないかも知れないけど俺は心配だ。逆上して記憶が曖昧なるのは異常だぞ。でも今は大丈夫そうだからあまり気にしてもしょうがないか。それに今はする事がある。
「で、アイシャその工場がどこにあるのか見当つくのか?」
「大体は見当がつくわ。ここから東に離れた場所にあるドテツ工場と言う名の工場があるのと西に離れた場所にあるアゴツ工場、そしてここの近くにあるライニング工場が怪しいのよ」
「何故その3つなんだ?他にも多くの工場があるのに」
「私がこの3つ上げた工場は1週間前ぐらいから深夜に大きな物が運び込まれたと情報が入ったのよだからこの3つの中から怪しと思ったのよ。でも大きな物が運び込まれるのは他の工場にもあるけどね」
なるほど大きなものが運ばれてきたのか…しかし話を淡々と進めてるけど何故アイシャがロボット調査をしているんだ?
「アイシャ何故ロボットの調査をしているんだ?それにある奴に頼まれたと言っていたがそれは誰なんだ?」
「……おじさんごめんなさい今は言えないのよ。その依頼主には誰にも話すなと言われたから深くは言えないのよ、でも依頼をしてきた物はそんなに悪い奴じゃないよ私が保証するわ。ただおじさんに協力して欲しかったから言っただけだし、それにおじさんにもメリットがあると思って私個人が言った事なのよ」
なるほどアイシャにも訳ありがあるという事か。
「でもいずれ分かると思うわ。その依頼主に必ず何処かで会う事になるから」
……必ずか……まぁーそんなに気になっても仕方がないか。いずれ会うんだからその時に聞くことにするか。
「で、アイシャはここからどうするんだ?」
「もう、今日は帰る事にするは体調も良くないし、それに買いたい服も買えたから今日はもういいかな。それにおじさんにも伝えられる事は言えたしねまた後日調査するわ。だからおじさん一緒に変えろ」
「あぁーそうだな今日は帰るか。お前の事も心配だからな」
こうしてジャキは後日調査をする事を決めたのだが、この行為が悲劇に始まる事になるのはまだ知らないのだ。
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