第25話 見ちゃ、駄目だから!!!
シンカに回復魔法を掛けてやった。
その余波でベッドやシーツがびしょぬれになってしまったので、余の魔法で洗濯をした。
だが、まだ洗っていないところがある。
どうやら、シンカは気づいておらぬようだ。
教えてやるとするか。
「ここだ」
余はシンカの股に手を当てた。
「ひゃわああああああ!!」
シンカが悲鳴を上げる。
「な、な、なんで急に触るんだ!?」
「ここはまだ洗っていなかっただろう? 今日はもう授業が残っていないとはいえ、このまま帰宅するのは気持ちが悪いではないか」
「そ、そうだけど! そうかもしれないけど! 急に手を触れる必要はないんじゃないかな!?」
やれやれ。
あそこまで醜態を晒しておいて、まだ羞恥心が残っているらしい。
「問答無用だ。イリス!」
「はっ! 承知しました!」
イリスがシンカを羽交い締めにする。
「ま、またこの展開!? やだー!!!」
シンカが足をジタバタさせる。
子どもか。
「心配するな。余の魔法は見ただろう? シーツやベッドのように、お前の下着もきれいに洗濯してやるさ。まあ、そのためには一度脱いでもらう必要はあるが」
余はシンカの下着に手を掛ける。
「ちょっ! ダ、ダメ~!!!」
余はその言葉を無視し、下着を一気にずりおろした。
そして、彼女の足から下着を抜き取る。
「あっ……。……あぅぅ……。」
シンカの顔が真っ赤になる。
「ふむ。やはり、少し汚れておるな」
余はシンカの下着を観察する。
そこは、ビショビショに濡れており、一部が汚れていた。
「……くぅぅ……。……もう……いいから……。……許してください……」
シンカが涙目で言う。
「ふむ。下着はすぐにでもきれいにできる。しかし、シンカのそこもきれいにしておくべきだろうな。イリス、そのまま抱きかかえてみろ」
「承知しました!」
イリスがシンカの両膝を抱える。
「……へ? え? ……えぇええええええええええええ!!!!!?」
シンカが絶叫する。
余はイリスによって抱え上げられたシンカの股を大きく開き、顔を近づける。
「やぁっ!! だめ!! 見ちゃ、駄目だから!!!」
シンカがそう叫ぶ。
「ふむ? 少し汚れておるが……。これは、先ほどの余波だけではないな……」
余はシンカの秘部を指で広げながら、観察する。
今まさに、新たに粘着性のある液体が湧いて出てきている。
先ほど余の回復魔法で盛大に達していたが、まだまだ発散し足りなかったようだ。
「また発情しておるのか。しょうのないやつよ」
性欲のコントロールも大切なことだ。
魔王である余にとっては、簡単なことではある。
しかし、高校一年生である彼女にはまだ自分の感情を完全な制御下に置くことは難しいか。
「ほら。これはサービスだ。余の指で導いてやろう」
余はシンカの入り口から湧き出す液体をすくい取り、その奥へと塗りつけるように指を動かす。
「ひゃっ!? ……やめ……やめて!!」
シンカがそう言うが、その声からはどこか嬉しさが感じられる。
彼女もまた、満更でもないのだろう。
「やめる? なぜだ? 気持ちよさそうにしているではないか」
余はシンカの中のヒダをなぞるように動かしていく。
「やっ……! 違うもん……!」
シンカが否定するが、身体は正直だ。
余の指の動きに合わせて、腰が小さく動いている。
「遠慮するな。もっと激しくしてやろう」
余はさらに強く、中を刺激する。
「んっ! んんっ! んっ!」
シンカは必死に声を押し殺している。
「んっ! んあ! はっ! あああんっ!」
やがて、抑えきれなくなった快楽の声が漏れ出す。
「あっ! あああ! んあ! やっ! やあああ!」
「どうした? そんな大きな声で喘いで。誰かに聞かれてしまうぞ?」
保健室には余、シンカ、イリス以外に誰もいない。
とはいえ、いつ誰が入ってくるかわかったものではない。
「そ、それは、君があああ!!」
「苦しそうだな。一思いに楽にしてやろう」
余はシンカの股の突起をキュッとつまみ上げる。
「あぐっ! あひっ! や、やあ! あはあああ!!」
シンカが絶頂に達する。
余の手と顔に大量の液体を振りかけながら、彼女は気を失った。
「ふむ。これで、ひとまずは大丈夫だろう」
シンカの股から手を離すと、そこから新しい液体が流れ出し、シーツに染み込んでいった。
「また汚しおって。せっかくきれいにしたというのに。しょうがない奴だな」
余は、まずはシンカの体を拭いてきれいにしてやる。
「……ん?」
パシャパシャ。
何かが光っている。
「イリスよ。何をしているのだ?」
見ると、イリスが魔道具を構えてこちらを撮影していた。
「記念撮影です。後々役に立つこともあるでしょう」
「……まあいい。しかし、その写真、公に流すのだけは勘弁せよ。さすがに恥ずかしいのでな」
目下の者の性欲を処理してやった状態は、あまり広く発信したいものではない。
「承知しました」
「では、シンカを起こして着替えさせておけ」
「はい」
イリスは余の命令に従い、シンカを起こしにかかる。
余はその間に、ベッドの掃除を始める。
「ふむ。こういった雑用もなかなか新鮮で楽しいものだな」
余は鼻歌を歌いながら、保健室の清掃を続けた。
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