レシピ(1) アップルパイ

 いきなりの甘味。


(1)林檎ひとつの皮を剥いて刻む。6ミリ角くらいが汐凪の好み。まあ、気にすんな。扱いやすそうな大きさに切るのだ。ブロックでもスライスでも可。食感が変わるので、好み次第によるのだ。

 刻んだ林檎を小鍋に入れて砂糖27gとレモン汁適量を投入。強火で加熱。焦がさないように、頻繁に混ぜること。


(2) 水分が減ったらバターっぽいマーガリン7gとシナモンひとふり入れて火を止め、混ぜる。余熱で溶けるから大丈夫だ! 早く冷えるように林檎を鍋の底に平らに広げ、コンロから下ろす。別の皿に出して広げるなんてことはしない。洗い物が増えるだろうが面倒くさい。


(3)煮た林檎を冷ましている間にオーブンを温める。210~250度で予熱設定。そして冷凍パイシートを2枚、室温で扱いやすい柔らかさにすべく、まな板の上に放置。オーブン皿にクッキングシートをセット。卵を割って解きほぐし(全卵でいいよ)、絶対に残るコイツを夕食の何に使うべきか思案する。炒り豆腐か、にんじんかキャベツに絡めて炒めるか、卵焼きか、納豆オムレツか……何なら面倒くさくないのか……重大な問題である。


(4)パイシートを4分割にカット。上に被せるほうだけ切り目を入れる。この頃には林檎が冷めてきているはずなので、確認した上で切り目のないほうのパイシートの中央に細く広げる。ふちに卵液を刷毛で塗り(無ければ小さいスプーンかフォークでも使うといいさ)切り目のあるパイシートを被せる。ふちを軽く押える(軽くね!)。表面に卵液を刷毛で塗る(これはスプーンやフォークでは難しいし却って面倒なので、クッキングシートを丸めて無理やり塗る。卵が勿体ないけど)


(5)210度のオーブンで15分ほど焼く。予熱設定にしないように注意。あと、焼き上がるまで絶対に扉を開けてはならない。庫内が明るい間に焼き具合をチェックし、時間を増減して調節すること。でないとパイがふんわりとしてくれないからね!


 とまあ、文章で書くと長いんですけども。

 そんなに時間もかからず、林檎を刻む作業が一番に面倒くさいくらいの手間ですね。しっかり洗った国産の林檎なら、皮を剥かなくてもいいかな。皮があるとピンクっぽく煮上がるので、テンションが上がるかもしれません。私は剥く。舌触りが変わるから(こだわり)。


 よくレシピ本には林檎2個ぶんの材料表がありますが。

 2個も林檎を刻むなんて面倒すぎて発狂しそうになるので、プレゼントするとかいう理由でもないと無理です。うん。無理。


 ご質問などございましたら、お気軽にどうぞです♪


 ※パイ生地は作りません。ほぼ間違いなく必ず失敗するので。アメリカンパイなら挑戦する価値はあるけど(成功例がある)フレンチパイは大理石の台が買えるくらいの金銭と時間的なセレブになれない限り絶対に作んないから!

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