イアラとか言う奴

イアラ「まあ、考えてみれば当然のことかだって僕は神様だからね人とは違うからねふふふ君とは違うのだよ君とは」


タカ『ほーん』


イアラ「反応薄くない!?僕神様だよ!?」


タカ『いや、もう自分が結晶体になってることの驚きがあるからなぁ……』


軽くすっ飛ばしたけど、一応補足。


イアラとか言うこの自称神は、とある理由で死んだ俺(とその愉快な友人達)を

これまたとある理由で蘇らせこの世界に連れて来たらしい。


しかし、蘇らせる過程、そこで問題があった。


まず、死者を蘇生するためにはそいつの魂を入れる器が必要らしい。


なかなかそういう器は無機物では作れないから、死んだやつの死体を用いるのが一般的(一般も糞もないが)。


ここで、俺以外の死ぬ前の体は残っていたものの、俺だけなぜか無かったらしいので、急遽仮の体が割り当てられたという。


それがこのピンク色の結晶体。……結構いいセンスしてると思う。


そんな事があって、俺は今見た目はピンク色の結晶体、中身は人間になっている。


イアラ「そうか……」


タカ『……』


イアラ「……」


「『……』」


な、なんか気まずい!


イアラ「そ、そういえばさ!」


タカ『な、なんだ』


イアラ「きm、いや、タカと呼んだ方が良いかな?」


タカ『……なぜその呼び方を』


まさか、俺のストーk


イアラ「セリフの横を見ているからさ!」


タカ『は?』


は?


イアラ「こっちの話」


えええええ?


イアラ「話を戻そう」


イアラ「まずこれからのことなんだけど……」


タカ『ちょい待ち』


イアラ「なんだい?」


タカ『ここってなんでこんな真っ白なんだ』


イアラ「………色つけ忘れちゃった」


いや合っとるんかい


次回 SOREKARASOREKARA

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