【修整済み】ステータスオープンと聖女に求婚された?2/2

そういえば許可取りに行くって行って。あの二人のところに行ってたな

「はい、わかりました今行きます」



俺はそれを聞いてから、エリーゼさんについていくことにした。そうすると教会の奥にある一つの扉に、たどり着いたのだ。


「ここは、どこですか?」


「ここは教会で密話などを行う為に、用意された部屋になります。今からレオ様に聖女として頼みたいこと、そして私個人でお話をしたいので、聞いてくれると幸いです。

さあお入りください」


そうれから密話室に、俺とエリーゼさんが入った。

部屋は白を基準とした、清楚感がある部屋で、その部屋にはどこにでもあるようなソファーが、向かい合いになりその真ん中に脚の小さ長机があった


「ここにお座りください。レオ様」

エリーゼさんは、密話室の入って右側にあるソファーをすすめたので、俺はそこに向かいそのソアーに腰をかけた

「それで話って何ですか?」


俺が話を切り出すと、エリーゼさんは少し顔を赤くししながら、物凄い事を口走った

「あ、あのわ、わた私をその妻にしてくだひゃい」

「・・・」

「・・・」


噛んだ、え!今感だよね。物凄く可愛いんですけど。って今はそんな事より


今ナンテイッタ


いや、うん。

聞き間違えじゃ無ければ。

妻にしてくれ。つまり結婚してくれって事だよな


「えっとごめん聞こえなかった。もう一度聞いてもいいかな」


「そ、その私をあなたの妻にしてください」


ん~おかしい。やっぱり妻にしてくれ、と聞こえたな。それって俺が単に、DTだから聞き間違えたって、可能性もあったけど…

流石に今のは、聞き間違えじゃあないよな。でもさ、普通に疑うよ俺とエリーゼさんは、今日初めて出会ったのに…嫌って訳じゃあ無いんだけど。

それに俺だってエリーゼさんのような、美人で綺麗な人と結婚出来るのは、普通に嬉しいけど。

順序って物があると思いまして。俺がDTだからか?それとも異世界なら、普通なのか?でも、それにしてはエリーゼさん顔真っ赤だな


「えっと妻にしてとはどう言う事かな?俺たち今日初めて会った気がするんだけど。というか今日初めてだよね会うの」


俺はなるべく、動揺を悟られないように。あくまでも冷静に話始めた


「はいそうです、ですが聖女としての役目もそうですけど。でもあなたと会った時に、身体中がビビビッと電撃がが走ったのです。

昔この事を、話の流れで友人から聞いた事があったのです。その話から推測するに、私はこれを恋だと思います。

ですから私は今ここで、貴方にレオ様に告白した次第です」


そうだったのか、この子は一度考えたことは曲げない子なのか。普通好きになったからってわざわざこんな部屋に呼び出して、俺に告白したりしないはずだ。

それに行動に移すもが早すぎだ


「えっと...正直に言うと、凄く嬉しいです」

「だったら」


「でも俺とエリーゼさんは、今日会ったばかりです。

もっとお互いの事を、知ってからでも遅くないかと思うのですよ」


「そうですか…」


ふーこれで。良いのだよな

俺はこの時エリーゼさんを、少々いや少しいやかなり甘く見ていた事に、この後気づく事になる。


「つまり!!私のことを知ってしまえば、私とけ、けけけ結婚話をしてくれる、と

嬉しいです」


そうエリーゼさんが言ってから、俺は後悔した。まさかその様に解釈されるか、いや見ようによってはそう、聞こえるか。ただ普通時間を掛けて、と思うだろ


(エリーゼさん恐るべし)


そんな下らない事を、俺が考えている間に見せた笑顔は、美しく可愛いらしい物だった。


そして、俺はその笑顔を見たとき一つ気がついた。あ、これ駄目な奴だと


今の会話から、エリーゼさんには常識が通用しない。何を話そうと、裏をかいて抜け穴を探し、そしてピンポイントで当ててくるのだ


「わ、わかりました」

だから、俺は素直に負けを認めた


「はい、では改めまして私の名前はエリーゼ、エリーゼ・フォン・フォーリです。どうかエリーと及びください、親しい人は皆そう呼びます。」

「わ、分かったエリーさん」

「エリーです」


「エリーさん?」

「だからエリーです。“さん”はいりません」


まさかこの子、俺にエリーと愛称で呼べと言ってるのか?

うー恥ずかしい。そもそも出会ってそうそうに女性を愛称で呼ぶなんて、でも話が進まないし

「エ、エリーこれでいい?」


「エリーって呼んで貰えてうれしい」

うん、いちいちかわいい反応するな


「えっと年は10歳でこの聖教会で、聖女として教会で働いていて。

王都のにある、王立ニューワル学園一年

趣味は人助けです」

「えっとエリーゼさんは人助けが趣味なの」


「むっエリーゼさんではなく。エリーです!

“ゼ”・“さん”はいりません

エ・リーです!!」

「す、すみません。エリー」

「はい!後これは贅沢なお願いですが、敬語も止めてください」


「え!で、でもエリーは敬語ですよね」

「私は良いのです、これが自然体ですから」

「り、理不尽。はあ〜分かったよ

で、エリーは人助けが趣味?」


「はいそうです」

「人助けか、エリーは優しい子だ。将来良いお嫁さんになるかも」


「えへへえっとですねほかには好きな人ができたら何をしてやりたいとか普段から考えていますーーーーーーーーーー

へ!お、お嫁さんんんっっッッッッッ!!!!!!」


あ、


「い、今のは言葉の綾と、言うかなんと言うか……えっとえっと」

ま、不味いやらかした。これでは俺が受け入れた見たいじゃないか


ぶっちゃけ俺は少しだけ、エリーに惹かれつつある。

だからエリーから、また誘われると。受けてしまいそうだ


「わ、わかってます」


あ、あれ?さっきまでの勢いは…もしかしてエリーって以外と初


「い、いいかが、でででしたか。わた、私は」

「それは」


物凄く動揺してるーー!

やっぱりそうだ。エリーは物凄く初な少女なんだ。聖女って言う仕事があるけど、年齢は今の俺のたった1歳違いなんだよな


「け、結婚してくれますか」


うっ

エリーはかわいくて話の半分も、理解出来ていないけど。さっきも言ったけど、エリーをお嫁さんにすることに、自分の中で凄くいい事に、なっている事は事実なんだ。ただやっぱり今日会ったばかりだし


「すみませんやっぱり、そのおは…」

「やっぱりだめですか。こんな話されたらレオ様に迷惑です、すませんこの話はこれで…」


ヅキン!


うっ顔しないでくれ。


そんな、泣きそうな顔見たくない


<あのマスター>


どうしたナビー


<なんでその話を受け入れないんですか?>


そんなの今日会ったばかりなのに、いきなり結婚は非常識だ


<非常識何てどうでもいいではないですか。


マスターはエリーゼさんが好き、エリーゼさんはマスターが好き。それだけで十分ではないですか?私からしてみればマスターのほうがおかしいですよ>


なんでナビーはエリーの肩を持つんだ


<肩を持ってません。ただ私はマスターが誰も得をしない、さらに自らの幸せを放棄してまで。エリーゼさんを悲しませようとしている、マスターに一発ガツンと、言っただけです。

もう一度聞きます。本当にこの話を断りますか?〉


だからって非常...

<マスター馬鹿ですか?エリーゼさんはどのような、思いでマスターに告白したと、思っているのですか。

さっさとエリーゼさんの手を握って、ちゃんと今のマスターの思いを、伝えてあげて下さい。でないとエリーゼさんが、あまりにも可哀想です。それとも何ですか、マスターは好きになった女性を悲しませる趣味でも、持ち合わせているのですか?>


あ~もうわかった。なるようになれだ、それにエリーをこれ以上悲しませたくない


スキルである、ナビーに微説教を受け終えてから。

俺はエリーの手をつかんだ、そして…


「やっぱりその話良いよ。

俺もエリーと話していたら、エリーのこと好きとまでは正直分からないけど。好意は持ち始めてた。だから今エリーの悲しそうな顔を見て思ったんだ。そんなエリーの顔を見たくない、笑っていて欲しいって

だからエリー俺からも改めて


エリーいやエリーゼ・フォン・フォーリさん今は、結婚までは無理だけど


俺と付き合って下さい。


いいかな?」


俺がそう言うと、先程までの悲し泣きの顔は徐々に失い


「はい、よろこんで」


嬉し泣きに変わっていった


エリーゼ…いやエリーは、俺に抱き着きながら。今度は悲し泣きでは無く、

嬉し泣きをするのだった


――――――――――――――――――――――


nameレオ 年齢10 性別 男

Lv/1

HP/ 200

MP/ 100

STR/ 20

VIT/ 22

DEF/22

AGI/ 30


【スキル】

全耐性Lv/3剣士Lv1/拳士Lv1/

【tスキル】

言語理解/限界突破/

【固有スキル】

ナビゲーター/ 全属性/ 超回復/魔力膨大/ 多重思考/

【神スキル】

神速/神眼/????(未覚醒)/⬛⬛⬛/


称号

転生者

神の使徒

女神アイリスの寵愛

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