ROUND10 VS 東西南北

南山之寿

「カーナビのデータ更新をやるぞ! と思い立って、はや二年。新しい道や、ナビには無い店に翻弄されっぱなしの、南山之寿です。皆様、こんばんは! 」


ゼオン

「意外と、面倒くさがり屋だろ? 」


ロイド

「スマホでも使えば、いいじゃないですか。それか、サッサとやる。ゼオンさんじゃあるまいし」


ゼオン

「どういう意味だ! 」


南山之寿

「そうですね。時間ができたら、やります」


ロイド

「大丈夫ですか? 運転困りません? 」


東山之寿

「道は、必ずどこかに繋がっているんだよ。ふっ」


ゼオン

「深そうな発言に見せかけるな! 」


ロイド

「何言ってるか、さっぱり分かりません! 」


南山之寿

「何言ってるんでしょうね! 」


ゼオン

「正気か?? 」


南山之寿

「正気です! 何か、違う人物に変換されてました」


ロイド

「そういえば、800文字シバリは、止めたんですか?」


南山之寿

「あ……」


ゼオン

「こいつ……。さては、忘れてたな! 」


南山之寿

「ちょっと、トイレに」


ロイド

「逃亡でしょうか?」


北山之寿

「そうかな?」


ゼオン

「バレたから、逃げたに違いない! 」


北山之寿

「余計な詮索を、しなければいいものを……。悪いが……消えてもらうぜ!!」


ロイド

「ちょっと! そんな至近距離で、ガトリングガン何て、危なっ……ゼオンの盾シールド!! 」


ゼオン

「ぐふっ! ぐはっ! おいっ! ロイドっっ! 」


ロイド

「何ですか! 場所は変わりませんよ! 」


ゼオン

「偽者が、忍びこんでいるぞ……」


ロイド

「そんなわけ……あった!! 」


西山之寿

「気ガ付キ、マシタカ。南山之寿ノ、秘密、暴コウトシタラ、ワレワレ、特殊部隊ガ、オマエラヲ、ケシニクル。気ヲツケロヨ」


ロイド

「何なんでしょうか……」


ゼオン

「良くわからん……」


南山之寿

「あれ、どうしました?」


ロイド

「本物……ですよね」


ゼオン

「叩いたら、分かるだろ! スコン! って音がするからな」


南山之寿

「スイカじゃあるまいし! 叩かないでください! 」


ロイド

「余計な詮索は、身を滅ぼす。皆さん、お気をつけて!」

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