第15話 書く人へのメッセージ 異世界物への批判コメントは何故つく?
私はやっぱりアンポンタンでした。
前回のでもやらかしたのですよね。コメントへの返信のほうがわかりやすいという奴です。
読んだ人にわかってほしいので書いているのに、そのことを忘れてしまったのですよね。どうしょうもないポンコツですね。可愛いと言ってください。
可愛いと言えだなんて、トンだ腐った脳みそです。なにせ、たまに3秒前のことも忘れますから(本当)!
ということで今回は、異世界物で批判コメントがくるケースを語ってみます。
私はラブコメをメインで読んでいます。次いで恋愛。異世界物は第3位です。
なのでラブコメほど語れることは少ないのですけど、まあやってみましょう。
異世界物はラブコメよりも批判コメントにバリエーションがあります。
これは色々な要素をつめこんでいるからでしょう。成長・恋愛といった二大要素は外せませんが。
異世界物とひと言葉でいっても、その中には成長・恋愛・ドラマ・その他と様々な要素をもたせています。どの要素を取り入れるかは作品によって色々です。
そのため批判コメントも要素ひとつひとつにそれぞれ来ますので、人生の坩堝といったところで一括りでは語れません。
恋愛要素についてはラブコメなどと同じでしょう。批判コメントを読んでもそうなっています。
異世界物の作者さんは、どうも恋愛物を書いているという自覚がないみたいで、恋愛部分の批判コメントに「???」となることが多いですね。
なんでそんなにヒートアップするのかわからないといった感じです。
そのため手遅れになりやすいのですよね。批判コメントがでて以降、人気が下がることも見られます。
他の作品がそうだからと、安易に取り入れるのは注意してほしいですね。
まあ、ヒロインたちを王道の奴隷ハーレム要員にしておけば、だいたいOKです。
奴隷みたく、主人公に逆らわない・貶さない・ビチビチビッチ(バッチコイセックス!てキャラ)。そしてハーレムを許す。
そんな描き方をすれば問題はおきにくいですね。
意外なのは成長を軽くみる作者さんがいることです。
成長とは異世界物で良くあるのはレベルアップです。主人公が強くなることですね。
異世界物は身も蓋もないですけど――
レベルアップ→強敵を倒す レベルアップ→強敵を倒す
これを飽きさせず繰り返すことが、人気ある作品の秘訣。言葉にすると簡単ですけど、オリジナルティが求められる難しい要素です。
つまり異世界物の成長というのは、常に主人公が強くなる様子を描くモノなのです。
さらにいうと、レベルアップは文字通り主人公のレベルが上がるだけではありません。
主人公の周囲が強くなる。
主人公の取り巻く環境が良くなる。
主人公の評価が上がる。
といったことも含まれますし、すでに最強状態であるなら、その強さを徐々に高く披露していくのも含まれます。
作者さんの中には、成長を止めてしまう人がいたりします。どうも軽く考えているようですが、読まれなくなるパターンに陥りますよ。
物語の途中などで成長しない話をだすなら、恋愛といった他の要素でストーリーを持たせないとイケマセン。
そうしないと読み専は離れてしまいます。読みたかったのはコレじゃねえ~と感じてです。
批判コメントで「最初は面白かったのにな」と入る時は、だいたい上記の状態に陥っていますね。
成長・恋愛・その他といった全要素が止まっているのですよ。
途中の1話くらいなら大丈夫でしょう。最悪な事態にはなりません。
ですが全要素を止めるのを何話もつづけてしまうと、ヤバイです。読み専は離れて他の作品へと移ってしまうでしょう。
批判コメントが入るのは、作者さんが要素を止めていて、それを「怠慢」と感じることがあったりするのです。冷静に見逃さず、面白さを持続してほしいですね。
作品にどんな要素を取り入れているのかを客観的につかんでおき、それらを止めないでストーリーを展開してください。
そうして人気ある作品作りを、是非おこなってください。待っています~♬
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