第8話 批判コメントがくる作品とは?
とある作者さんがコメント欄への苦言を申しておりました。
作者さん個人を攻撃する人がいるとか何とか。
あまり広めるのはご本人の意向ではないのでしょうが、まあ私のエッセイを読む人は少ないので無問題でしょうし、これだけボヤかしたら特定できない…… はず。
なので批判コメントについてアンポンタンなりに考えたいと思います。
こう見えて私はカクヨムのかなりヘビーユーザーで、だいたい1日8時間くらいこもっているのですよね。キャラで例えるとヤンデレといったところです。
カクヨム依存症で病んでいるわけです。もっと作品をくれぇぇぇぇ~
なので1日30万字~40万字は読んでいますし、フォローをつけていないけど読んでいる作品はかなりの数になったりするのですよ。
目を通しているのは作品そのものだけでなく、コメント欄にも及んでいます。
すると遭遇したりするのですよね。
罵詈雑言を並べるコメントにです。
何でそんなコメントを入れるのでしょうね? 摩訶不思議でごじゃるですよ。
そういったコメントほど、要点がぼやけているし、何で沸騰しているのかわからないし、下手をすると別作品(?)のことを言っていたりします。
ただ怒鳴っているだけ。そんな感じなのですよね。
これでは作者さんも困ってしまいますよ。
罵詈雑言コメントを入れている人は、たぶん「批判」だと思っているのでしょうね。
作者が可笑しなことをやっているので、俺は指摘して直してやっているのだよ。
そんな気持ちで入れているのでしょう。う~ん、すごい理屈。
だって批判なら理解できる文章にしますよ。
作者さんにわかってもらいたいから、です。
では、どんな批判コメントなら入れて良いのでしょう?
私はですねこんなのかな。
コメント欄を覗いていると、たまにというか、キャラを作者都合で動かすというのかな? そういう作品へは批判する人がでます。共感しちゃいますね。
というのは――
こういう性格ですと書いてきたのに、突然反する行動やセリフを吐く。読んでいると困るのですよね。頭の中???でいっぱいになるので。
アンポンタンなので、読む手が止まってしまうのですよね。そしてこう思うのです。
「ふう~ん、この作者さんはキャラのこといい加減に考えているんだ」
「キャラを愛していないのだな。で、こんな酷い状況を味わせているの?」
「そんなのいじめと変わらないじゃん」
「いじめなんて見たくないよ……」
と思って読む気持ちが冷めてしまうのです……
カクヨムの重ヘビーユーザーとして言ってしまうのですが、キャラ愛のない作者さんにはハッキリとした傾向があります。
「クズ得な話が好き」なのですよね。
敵役がクズで、作者さんから「え~何でそんな都合良いわけ?」というほど優遇されて、主人公サイドのキャラを「ノーリスク」でいじめる胸糞な展開を書くのです。見たくないっす、そんな話は。
クズが登場する回のほうが書きやすいと感じていると思うな。
そういう作品へは批判コメントがでても良いような気がしますし、実際批判コメントが入っています。
でも、作者さんは無視するのですよね。何でなのかな?
まあ思い当たることがあります。
たぶんですよ。たぶん「クズ得な話が好き」な作者さんって、学生さんとか若い人が多いのではないのかな? まあ文章やキャラの心理などから感じることなのですけどね。
若さゆえの傲慢さがあるし、若いので心の耐性が未発達だから、批判コメントを「自分を攻撃している!」と感じて、真摯に受けとれないのでは?
そうなると「クズ得な作品」へ★を入れるのも若い人が多いかも?
同年代で共感しやすいと思うし。そうなると何で「クズ得な作品」が売れないのかは、若いから収入が少ないので、と説明できてしまうような……
う~ん、興味深い。暗い物語を好むのは学生と聞いたことありますよ。
罵詈雑言コメントと批判コメントは別で、罵詈雑言コメントはダメ。
批判コメントにも良い悪いがありそうですね。
みなさんは、どんな批判コメントなら良いと思いますか?
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