第3話 ロアノーク号の乗組員とボミキスの人々
現在、設定上で存在が確定している乗組員および管理AI、そして現地社会の住民キャラクターたちは以下の通り――
なお、キャラクター案はtwitter上で相互フォロワーさんに応募してもらったものを若干
■スピードウェル開拓団
【主人公チーム】
ソラリス・アンバーダン(ソル) 13歳の少年。最軽量の開拓用ロボットフレーム「ヴァイパー」の搭乗員に抜擢される。
ガル 主人公の相棒の知能増強ハムスター。マスコット枠。ヴァイパーのコクピットにも勝手に潜り込む。
キーラ・ナッシュ 13歳の少女。主人公の幼馴染で、整備士の勉強をしている。
小柄かつスレンダーな体型で、ぱっと見少年にしか見えない。
ヴィクター・アッシュ 35歳の元軍人、機動歩兵。経験を買われて中量級ロボットフレーム「イーグル」の操縦士に。彼の使用するイーグルは機体特性を無視して完全な近接格闘装備でまとめられている……開拓しろよぉ。
ユミル・ミカゲ 23歳の女性 作業用重機の各種免許持ち。その能力を買われて最も重量型の開拓用ロボットフレーム、「ジャギュア」の正操縦士となる。死んだ魚のような目が特徴。主人公にやや怖がられる。
ローランド・サトウ 26歳男性。イーグルやヴァイパーを輸送するキャリアー・トラックを運転、時には街との間の連絡や買い出しの引率を買って出る。歯を食いしばる癖があるため常時マウスピースやガムを使用している。恐怖や緊張でキレれるとアクセルベタ踏みに。イーグルの操縦を担当することもある。
【ロアノーク号船内システム】
アンビエント・ロアノーク・ナガン(ロア)
ナガン社の全権代行を務めることになる超AI。専用のアンビエント
チルアウト・ナガン(「先生」) ロアノーク号備品・物資倉庫管理AI。船の管理AIに対して下位に位置するはずだが、職域に対しては独立した権限を持つ。自分のことを誰にでも「先生」と呼ばせる。カスタムメイドの幼女型アンドロイドボディー「チルアウト」を使用、外見上は小学生くらいに見える。
【その他の船員たち】(順不同)
ヤーコフ・ヨッヘン・イエーガー 44歳の男性。愛称は「3J」。
にこやかな中肉中背の男で、走るのは苦手。その分車両の運転や資材のピッキングなど大抵の業務はそつなくこなす。また、運んだものや携わった業務の内容は全て克明に記憶している、ちょっとした異能力者。
妻子と別れ単身で開拓団に参加したため、ボミキス到着時にひどく失望することになるのだが……
マツリ・テナー 30歳の女性。優秀なコンピューター技術者。三百年前以前の技術についても詳細に知っているため、様々な場面でボミキスの人々から頼られることになる。
ドラン・アキタ 36歳の男性。冶金技師。材料工学の学位を持ち金属資源の問題を一手に引き受ける。趣味は料理らしいが……?
タスク・サカ 32歳の男性。発明マニアの制御系技術者、テナーの同僚。良く着想が暴走し、希少な資材を浪費して怪しげなものを作り怒られたりする。それらは「サカ式」と総称されて別にまとめられているが、まれに絶大な効果を発揮する。
ニボーシ・ガトゥン 40歳男性。ハイチのブードゥー司祭を先祖に持つ有能な採掘技術者。ゾンビー伝説(創作物でゆがめられたものも含めて)を固く信じており、夜の闇や怪しい人影を強く恐れる。
レンジ・キジマ 37歳の男性。アンドロイド他AIのメンテナンス等に携わる、高度な専門技能を持つ技術者。女性型アンドロイドを偏愛している。なぜかよくロアに踏まれている。
タカオ 22歳の男性。栄養管理課に所属する。常に女装しており長身の美女にしか見えない。うま味調味料の信奉者で、「これさえあればいかなる食材でも美味しくイケます」と豪語する。
マリー・クォルン 28歳の女性。植物学者という触れ込みで開拓団に加わった植物性愛者の園芸家。とある品種のバラを特に偏愛し、ボミキスをバラで埋め尽くそうと夢見ている。だが彼女の持ちこんだ苗はボミキスの原生植物にコンタミされてしまい……!?
シュウ・ナミガシラ 28歳の男性。開拓団の中ではごく平凡な人物なのだが、なぜかいつも危険な事故の現場に居合わせてピンチに陥る。
セイビアン・モブ 年齢不詳。機械の修理や整備をしているとだいたいどこにでも居合わせる、目立たない雰囲気の整備員。
■ボミキス帝国の人々
レジーナ・エボリ 御年16歳の美少女。ロアノーク号着陸地から最も近い領地を治める貴族(総督)の娘。視察に来たところを盗賊団の襲撃に巻き込まれる。なんやかんやあって主人公たちと友情を結ぶことになる。
ノイユ・バッケンヘルダー 25歳の女性。ボミキス帝国中央政府の末端で働く新人の行政官。ロアノーク号の問題を担当させられて交渉や調停の前面に立つことに。有能で元気いっぱいな女性だが張り切りすぎて暴走することも。
リコ・ヴァイセスドルフ 19歳の女性。ヒロインの取り巻きの一人。新興の商業資本家、つまり成金の娘。心根は優しいがナチュラルに主人公たちを召使の類のように考え、そして厚遇する。
コブンゴ 近傍星系出身、犬頭種族の若者。味覚と嗅覚を買われ、ヒロインの家で食糧調達の各種業務を任されている。ふっくらした体つきで子供に人気。
パトリック・クリタ 18歳の男性。ヒロインの家門と対立する隣の有力貴族の子弟。ヒロインを内心憎からずも思っており、何かというとお邪魔虫的に割り込んでくる。タワケ。
ボクシ・ボクシ牧師 48歳の男性。中央都市のとある宗教センター(教会)に所属する牧師。
植民成功以来の歴史と各地の文物をネタに様々なキャラクターを考案し、観光事業に役立てる、知る人ぞ知る名デザイナーにして雑学王。
メルク・ナギサワ 52歳の男性。ロアノーク号の着陸地点からほど近い地方都市で機械パーツ専門の販売・買い取り業を営む商人。目利きは確かで支払いはシビアだが、信用できる男と評判が高い。
【帝国にまつろわぬ人々】荒野に盤踞し、集落や都市をしばしば襲う神出鬼没のヒャッハー共
コャン・コャンヌス 盗賊団サンドフォックスの首領。正体不明だがネットワークに割り込んで声明を出したりする際は、狐のアバターを用いる。実は本当にキツネなのでは疑惑も絶えない。
レイギン・ベム 盗賊団フレイムペンギンの首領。謎に包まれているがとにかく悪くて強いスーパーヴィラン。
【他星系からの来訪者】
・舞華 帝国に属する別星系の惑星から訪れた少女。巨大な羽ばたき翼をもつ異系統のロボット機体に乗って放浪しているが、その目的は果たして……?
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