ーー004 森の奥


翌日

森の奥に入るのだが、うさぎが案内すると言って聞かなかった。

さんざん危ないってったのに。


で、

オークじゃなくってオーガが居たのはなぜかな?うさぎ?とうさぎを見る。

「知りません。オークって聞いたはずです。豚だなぁ、と思ったことがあるんで覚えていたんです」

「なるほど、、んじゃ勘違いとかじゃないだろうな、、」


仕方ねぇ、、1頭だけだしい、行ってみっかあ、、



身長2mほど。なんかでっけー外人プロレスラー相手にしてるみたい。

向こう(ログアウトの世界)だったら逃げの一手だが、ここはゲーム内!いくぜ!伊達に自称ゴブリンキラーって今付けたばっかなわけじゃないぜ?!!何逝っているかわからなくなったがっつ!!


ガキン!

かってぇ!

剣が思いっきり弾かれた、強く握ってなかったら剣が吹っ飛んでて終わってた、、

はじかれた剣に少し引っ張られてよろけなかったら、オーガの丸太みてーな腕に頭がふっとばされていた、一瞬そう思いながら、よろけながら其の方向に加速!

直後後頭部ま後にぶん!というすんげー風圧、殴り掛かってきたと次の一瞬思う

ダンッと地面を蹴飛ばし、太い木を数本利用し三角飛びの要領で上の木の枝に飛び移る。


一息付けtウヲッ!!

どガッツ!!木を蹴られて木が折れる、、、

たあーおれーるぞぉーーー!!んじゃねーよっつ!!


蹴る勢いが在りすぎ、ボキッと折れた太い木の幹はオーガ側に倒れていく、しかたねー、この勢い利用し、、

ナムサン、、ナムさんって誰だろう?中国人かな?と思いながらも、

「俺の剣!あいつをぶった斬れぇええええ!!」

と、わりかし緩めに倒れる木の幹から飛び上がり勢いを付けて思いっきり斬りかかる、

オーガは鉄鋼のように硬くぶっとい両腕を額の前に交差して弾き返そうと、

いけっ!おもいっきりどおおおりゃぁあああ!!

それらは一瞬のようだったが、剣がオーガに届く寸前に光っていた、、

ずばーん!!

・・・・

ず、ずずーーんん、、、、


ま、まぁ、、なんだ、、すごいね?グロ、、ここまでグラフィック、、やるか?


1頭(刀)両断、縦に真っ二つになったオーガは、その切り口をさらけだし、、、

いや、血みどろだから別にあまりそうゆーふーに見えないけどね、何がなんだかわからん感じ、、魚のほうがよほどわかるわ、、

が、、臭いが、、、


数歩飛びすさる、っても、今の俺の飛びすさりは、20mくらいw


「一瞬で終わりましたね。」

と、いつの間にかうさぎが横に来ていた。


「おう、無事だったか、、、、そうか、、一瞬だったか、、なんか、結構長く感じたかけどな、、」

「ガン、ぴょんぴょんぱ!、どがっ!、ずざざーん、ひゅーんずばーん!って感じでしたよ」

ふーん、、


「なぁ、、こいつも魔石にならないのか?」

「え?地上の魔獣は魔石になりませんよ。魔石がほしければダンジョンの中の魔獣を倒さなければいけません」

ほう、、だからあのゴブども、、、


「ここまででかいと、埋めるの面倒くさいんだけど、、」

「いんじゃないですか?遠くだし」

魔獣が死骸によってくるので、家の近くだとまずいのだ。ココは遠い。


んじゃ帰るか、、

すんげー疲れたので、もう帰る。


帰りに川によって魚を捕りながら体と服を洗った。


川のデカイ石に洗った服を広げて乾かしてるときに、

「なぁうさぎ、あの俺がオーガを斬った時、剣が光ったの、見た?」

「ええ、きれいでしたね」

「あれって、何よ?」

「え?しらないでやったのですか?魔剣です。剣に魔法が乗ったんです」

へぇ、、今日は魔剣記念日w


「うさぎ、、ステータスって聞いたことある?」


「すてるすまーけてぃんぐという言葉は聞いたこと在ります。」

「・・・なぜ?そっちのほうが余程不思議だ」

「前の、小屋の人がよく言って居ました。単なる詐欺もモノは言い様で正当されるクズ世界の証拠の一つだそーです。うさぎだからよくわかりません。」

にしてはよく覚えていたね?


前の人もステータス画面でなかったのか・・・・・・・・

ヲイ、まてや、、俺、新発売で買ったばっかりだ、、あ、そうか、テスターってやつか、、だからステータスなんて言わんでも見れたのかな?


(ステータス。・・・ステータス画面。・・データ・・・。ログアウト・・・)

(アドミニストレーション、システムコントロール・・・・)

駄目だね?


ーー


それから魔剣を練習したが、全く出来なかった。

だが、ゴブを倒したときや、獲物を狩ったときには光っていた。

実践でないと使えないのかな?まぁ、出るんだからいいや、、


その後、森の奥に言ってもオーガはでなかった。オークのみだ。

あのオーガに比べりゃオークなんか屁みたいなもんである。

でも一人じゃそんなに食べきれないので、残ったら干し肉にしていた。

でもあきるので、いぶしてみた。スモークオーク、スモオークww


「手応え無いなぁ、、、」

ゴブやオークじゃ、レベル上げになってないはず、、


「なぁうさぎ、、オーガってどこにいるの?」

「怖くて知らないです。知りたくないです。」

「で、ほんとはどこよ?言いなさい?」

「森のもっともっと奥の、山の麓です。でも集落ですごくいますよ?行くと死にます。」

だなぁ、、


魔法が使えるようになればまた違うだろうけど、、

「・・なぁうさぎ、、魔法をもっと上達させるのは、どうしたらいいと思う?」

「さあ、、、、、でも、、、小屋の、前の人の書いていたなんかがあります。見ますか?」

「何書いてあるの?」

「読めません、うさぎですから」

言葉喋れるのにぃ?


うさぎが巣から持ってきてくれた。

「あ、んじゃ、あのナイフも前の人のもの?」

「ええ、そうです。」

「よかったら、前の人のモノを、全部見せてくれると嬉しいなー」

「いいですよ?」


翌日、大量のうさぎ達が大量のいろんなものを持ってきてくれた。


ガラクタ市?


「おう、ありがとう!!助かる!!んじゃ少し見せてもらうな?」

「いいです、皆上げます。仲間たちはあなたに上げてもいいと言っています。ゴブを大量に始末してくれていますから!」


「おう、、ありがとう、んじゃ、全部見てから、ほんとに必要なものだけいただくわ、、んじゃ見せてもらうな」


ノート、、数冊、あっちこっちにあるのでめっけたら尻のポケットに入れていく。

剣、は、俺のとそう変わらんし錆びているのでいらない。

手甲、、はめてみるとちょうどよい。貰う。

手鉤、上向きに角度が付いており、はめてても普通に手が使えるようになっている。いいね!両手。貰う。

マント、、、なんか、魔法が掛かっているくさい、、わからんが、、、貰う。

本、、読めるかな?、、変な文字だが、なぜか読めるので、貰う。魔法関係っぽい。

缶詰。果物の缶詰。これをうさぎに与えていたのかな?あとで開けてやろう。

缶切り、、、、うむ、、すごいね?つか、缶詰と缶切りってどっから持ってきたんだろう?


・・・・発煙手榴弾、、、

・・・・破砕手榴弾、、、

なぜに?

というか、、、、

このゲームにそんなのあったんだ??


そういうのを隠してるんだなぁ、、、


その2つは箱であったので、一応貰っておく。

魔法と違って、使ったら終わりだからなー、、


俺が選んだのを小屋に入れていると、、

他のも、「私達は使えないんで」と、結局全部うさぎたちが小屋に入れてしまった。

あとでもいちどあさってみよう、、、


で、

「んじゃ缶詰あけるから、食うだろ?」

「はい!!」

知ってるんか、、、


開けて、大きめの木皿に盛ると、うさぎたちがよってたかって食べ始めた。

「もぐもぐ、、久しぶりです!!」

・・「もしかして、元の小屋の住人が餌くれてた、って、これ?」

「そうです!毎回貰っていました!」


「どっから手に入れていたか、わかるか?」

うさぎは皆に聞くが、知らないようだ。

「誰も知りませんでした。残念です」

「だなぁ、、まぁなるたけ探すようにしてみるけど、、」

「お願いします。うさぎ一族のお願いです!」

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