第14話 彼女と海へ 2


七海ちゃんの可愛い、おへそを指でつついたあと、

「おれ、姉ちゃんからサンオイル借りてきたんだ、塗ってあげるよ」


「あっそれなら、私も持ってきているから、塗りあいっこしようよ」


「そうだね」


「じゃ、まずは悠くんから」と七海ちゃん


俺からシートに寝て、七海ちゃんに塗ってもらうことにする。


俺は、オイルを塗ってもらうことは初めてだ。


七海ちゃんが俺の近くに来た、オイルを塗るためには近づかないと塗れないから。


七海ちゃんの足が俺の体に触れていく。


手にオイルをつけて七海ちゃんが俺の背中に触れる。


その途端、俺は笑い出した。


「どうしたの悠くん」


おれは笑いながら、「ひゃはっ背中が、くすぐったい……ダメだ…」笑いが止まらない


「もう悠くんたら」


「おれは良いから、七海ちゃん塗ってあげるよ」


「じゃ、お願い」といってきているパーカーを脱いだ。

おれはオイルを手に取って、「七海ちゃん、少し冷たいよ」と言ってオイルを塗り始めた。


どこから塗ろうか迷ったが背中にした。


七海ちゃんは「冷たい」と言ったが、俺はオイルを塗り始める。


まずは背中から、七海ちゃんの体を堪能しながら。

水着の背中の部分を、塗る時に邪魔なので、少し水着のブラのヒモの部分を持ち上げてオイルを塗ろうとすると、七海ちゃんが、「あっ…そこまで、しなくていいわよ」と言ったが、俺はお構いなく塗ってあげた。


もちろん横もヒモを浮かしながら……へへへ

役得


そして次は、肩から首筋にオイルを塗る。


じっくり楽しみながら、こんな機会はあまりないから

次は待望のウエストから腰のあたり


七海ちゃんは、少し体をよじって動かす、くすぐったいのかな


そして足も、まんべんなく塗ってあげた。


七海ちゃんは何か言いたそうだけど…


股の部分は、人前なので、さすがに勇気がなかったけど… 塗ってあげたかったというよりも塗りたかったな~


「七海ちゃん、上向き」


「えっ前は良いわよ、自分でできるから」

と言って断固拒否された。


俺が落ち込んでいたので、「もう、しょうがないな」と言った七海ちゃんが、寝ないで、この姿勢ならいいわよと言ってくれたので、すこし胸の上を塗ることができた。


やった~


もちろん胸のあとはお腹も塗ってあげた。


下の水着の所までしっかりと、七海ちゃんは恥ずかしそうにしていたのは、当然だけど、俺もドキドキした。


だって女の子の、おへその下なんて触るのは初めてだし。


七海ちゃんは目を無ぶって我慢していた。


「もう、ほんとに悠くんはエッチなんだから」


「いや~堪能させてもらいました」


「そんなに良かった?」


「もちろん」


「どんな感じだったの?」


「柔らかくて暖かくて、この世のものとも思えませんでした、はぁ~生きててよかった」


「もう、聞くんじゃなかった」といいながら顔は耳まで真っ赤だ。


俺たちはオイルを塗り終わったので、すぐに海に入るとオイルの効果が落ちてしまうので、シートの上に寝転がった。


「七海ちゃん、今日はきてよかったね」


「ほんとう、楽しい」


それを聞いた俺は、「よかった…」と小さい声で答えた。


それを聞いていた七海ちゃんは、「悠くん、ほんとうにありがとう」と言ってくれた。


「いえいえ、私も、ななみ姫の体を堪能させてもらいましたから、今日こそ充実した日は今までで初めてです」と冗談まじりに言った。


「もう、少しは自重しなさい」


と言われたが、2人して笑いあった。


しばらくして俺たちは、海に入って、水をかけあいっこをした。


七海ちゃん、実は泳げないそうだ、まあ俺も泳げるというよりも、そうでもないから、良かった。


だから家から浮き輪をもってきて、七海ちゃんが浮き輪の中に浮かんでいる状態が多かった。


海は引き潮もあるので、七海ちゃんが中に入った浮き輪から手を放すことはなかったけど。


そうすると時々、七海ちゃんの足やお尻やウエストに手が触れたりすることはあったけど。


浮き輪の中に入って浮かんでいると、上の水着が、ちょっとズレてきて、乳首が見えてしまった。


このまま、上がると、まずいので「七海ちゃん、水着を直して」とだけ言ったら、すぐに自分の水着を見て、顔を赤くしながら、水着を直していた。


「俺は見ていないからね」と言うと


「うそ、みたでしょ? 見ていないと注意できないよ」


「白状します、そうなんです、しっかりみました、


すいませんでした」と言って頭を下げた。


七海ちゃん耳まで赤くしながら、「もう、悠くんのスケベ」と言われた。


エッチじゃなく、スケベですと!


「ななみ姫に、スケベと言われた、がぁ~ん」と俺がおどけると


七海ちゃんは俺の手を引き寄せてキスしてきた。


「もう、私だけだからね」と言ってくれた。


お昼は、七海ちゃんが作ってくれた初弁当をたべた。


早起きしてサンドイッチを作ってくれたそうだ。


特に、最初にたべた卵サンドがおいしかった。


「この卵サンド、おいしい」と俺が言うと


「残念でした、それ、作ったのお母さん」と言われた。


「じゃ、七海ちゃんは、どれつくったの」と言うと

「この唐揚げ」というので


「じゃ、七海ちゃん、食べさせて」


と言って口を開けた。


なんだか、今日は俺は調子に持ってしまっている


七海ちゃんは、またも恥ずかしそうにしながら、唐揚げを俺の口の加えさせてくれた。


モグモグ、「この味付け、おいしいよ」と言うと七海ちゃんは、嬉しそうな顔をした。


おれが食べ終えると、「じゃ、こんどは七海ちゃんの番」といって


唐揚げを差し出した。


七海ちゃんは唐揚げが入らないような口を開けたので、俺は唐揚げを小さいのに変えて口に入れてあげた。


モグモグ、「外でたべる唐揚げはおいしいね」と言っていた。


七海ちゃんが疲れるといけないので、俺たちは早めに帰ることにした。


海の家を借りてシャワーを浴びることにするが、まずは俺から浴びることにする。


全裸になってシャワーを浴びようとすると、「うわ、痛い」という声が出てしまう。


「悠くん、どうしたの」と七海ちゃん


「日焼けしていないと思ったけど、結構、日焼けしていたみたい」


「日焼け止め、しっかり塗らないからだよ」


おれは、シャワーを浴びて、着替えて出てくる


こんどは七海ちゃんはシャワーを浴びて着替えるために入っていく。


「うわっ、オイル塗ったのに、私も日焼けで痛い」といっている


「もっと徹底的に塗っておけばよかったです、姫様」

「なによ、どこまで塗れば気が済むのよ」


「もちろん全裸にしてです」


「姫を全裸にしちゃだめでしょ」と帰ってきた

「今でも入りたい気分ですけど」


「だめですよ、姫の秘密の部屋に入ってきては」と言われた。


残念だ

七海ちゃんが着替え終わって出てきた。

「じゃ、かえろうか?」

「うん」


今は1時をすこし過ぎた時間だ。


電車がくると座ることはできたが、俺は立っていた。


1時間くらい帰りも電車に揺れらながら、帰って来た。

「おばちゃん、ただいま」


「お帰り、そしていらっしゃい」


「七海、お帰り、楽しかった?」

「うん、すごく、悠くんたら、冗談ばかり言うから」


まだ時間も早かったので、七海ちゃんの家に上がらせてもらい、七海ちゃんのお母さんに海の様子を話す。


しばらくすると七海ちゃんの部屋に案内された。

七海ちゃんの部屋に案内されると、「見て、悠くん」と言うので、そっちを向くと七海ちゃんが「ここだけ塗りさすれているよ、ここが日焼けしていたかったんだよ」と言って胸の上をワンピースからあらわにした。



俺は手で目を隠して、「初めて七海ちゃんの体を触った高校生に酷なことを言わないで~」と言うと、笑ってくれた。


「もう、オイル塗る時に、すごく緊張していたんだよ」


「そうなの、陽菜ちゃんや琴音お姉ちゃんがいるから、慣れているのかと思ったけど。


「あいつらは人種がちがうの、七海ちゃん」


「そうなの? 私はひとりっ子だから、女性に慣れているのかとおもったんだけど」


「それは違うよ、兄弟姉妹と恋人は…」

とおれが答えると、今日のお礼と言ってキスしてくれた。

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