第11話 社長、そんな異動、ありっスか?
昔、ベンチャー企業とか、大企業で、素晴らしい功績を挙げられた社長様とお話しする機会をいただいたことが、幸運にも何度かありました。
だいたい、そういう方って、なんか突き抜けてるんですよね。そして、自分が信じたものに対して、ブレない。
常人では考えつかないアイデアを、優れたリーダーシップで、売れる商品に落とし込んだり。
外国語ほぼ出来ないのに、その身一つで突撃して、向こうの国の方と新規ビジネス立ち上げちゃったり。
つまり、成功者というものは、冷静に成功の道筋を見極め、それがどんなに困難な道であっても、具体化し、実行する優れた管理能力と人を惹きつける魅力を兼ね備えた人物なのかなと。
で、ようやくカクヨム作品の紹介です笑
ノンフィクションなのか、フィクションなのかぼかされているので、実話なのかはわからないのですが。
社長の突拍子もないアイディアのために、技術者だったのに、急に文芸部部長なる肩書きを得て、「ベストセラー作家を目指せ!」という無理難題を押し付けられた男性の話です。
会話文のみで進んでいく話にもかかわらず、めちゃくちゃ面白い!
仕事内容は、ベストセラーになる小説を書くこと。でも、主人公は、なんと小説を書いたことがないのです。
いや、社長、なんでそんな人事命令を・・?
ハッ、でも、カリスマ(?)社長には成功への道筋がみえている・・のかも?
なお、社長がラノベ業界に無駄に詳しいので、カクヨム新人作家にとっては、「何を意識して書くべきか?」を一緒に考えてくれるような、そんなストーリーになっています。
解を与えてくれる、というよりは、共に悩む、というイメージがちかいかな。
とんでもない無茶をぶん投げられて悩む作者様と、夢に向かって振り切ってる社長の、テンポの良い会話劇。是非、お楽しみください。
出版業界が斜陽産業で書籍が売れないからってただのエンジニアにベストセラー作家になれ!って倫理的にどうなんです?そもそも小説なんて書いたことないんですが?
作者 K-enterpriseさん
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