お湯を注ぐだけ。 カップ即席麺の、簡単な利便性が活きた人助けだ。 そのお湯を作るのも本来であれば火をおこす、という人類のサバイバビリティの中で獲得した知恵ではないか。 現代の生活が、文明の利器に囲まれていると同時にまた、人もコミュティという人同士に囲まれていることを思い出させてくれる良ストーリー。 助け、支え合う、心と『緑のたぬき』の温かさ。 最後の思いがけない出会いも、食後のデザートのように、心地良い。
落雷で、電信柱に落ちて、近所一体が停電。そこで役に立ったのは……。停電は災難ですが、いい経験が出来ましたね!