第225話 交渉と街

俺たちのいる世界地図で説明すると、


オーリス王国は大陸の中央にある俺の国だ。


東には、オーリス王国に戦争を仕掛けてきた国がある。


その北には、ダイラス連邦があり、娘なんが人攫いにあった首長の国で温泉に入りに行くことが多い国。


西には、ブラッドフォード大公国があって俺の国と接しているが、誘拐犯たちの主犯の王族がいた国だ。


ブラッドフォード大公国のさらに西には、魔族の人たちが住むサイラス国があり、サイラス皇帝がいる。サイラス皇帝の娘さんが人攫いにあい隣のブラッドフォード大公国に戦争を仕掛けたことは知っているだろう。


そしてオーリス王国の南には、オズワルド王国があり港町がある。俺は、この国とは親交はない。


さらにオズワルド王国の南から、さらに離れているけど、ライオネル公国がある。ここにはセラフィーナの国だね。


今では、俺は、オーリス王国、ダイラス連邦、サイラス国、ライオネル公国の4つの国から公爵の地位をもらって、それぞれの国に屋敷がある。


けど、ほとんど住んでいない。理由は、忙しくて、そんな暇ない。



ちょっと強引だったけど、俺がいるオーリス王国とライオネル公国の王様とセラフィーナの2人に他国との関係を持ちかけた。


今から二国間で、いろいろな交渉に入る話をしていくと思う。


まずは顔を合わせることから始めなければ、先に進むことができない。


国と言うのは何かがないと動くことをしないので、今がライオネル公国にとってはチャンスだと思ったから。


国同士の結びつきが強くなればなるほど、戦争は起こりにくい。


戦争が起きるときには、その国が攻め込もうとする時と、相手が攻め込んできた時だ。


もちろん国交樹立していても破棄して戦争を起こす馬鹿もいる。


でも俺が見た限りでは、オーリス王国もライオネル公国も、そういう人ではないと思いたい。


両方の国で次期国王になろうと言う人を知っているが、とてもそんな人ではない。


貿易が盛んになったり、文化の交流が行われたり、いろいろなものが変わり始めればいいと思う。


しばらくは、交渉がうまく行っても、いろいろな文章を作るのに王様も宰相も文官たちも忙しいと思う。


今、暇なのは、俺たちメンバーだけ。


なので、前回、言われたからセラフィーナに話して、私も行きたいけど、行けないと言われたのでメンバーだけで街に行くことにした。


やっぱり街に出てくると、国によって雰囲気も違うし売ってるものも違うから目新しいものが欲しくなる。


特に女性たちは目新しいものが欲しくてたまらないような感じだから、買いたいものがあったら言ってごらんと言っておいた。


そうすると、ロゼッタとパトリシアが下着が欲しいと言い出した。


理由を聞いたら、以前、アレクが下着を大量、買いして、それを見たらしい。


アレクが持っている下着がデザインや色合いが良いのが多かったらしい。


それに混じって全員が下着と洋服のショップに入っていった。


女性7人でお店に入っていくと、すごいことになる。


俺は以前のことがあるので、一応、用心をしておくが外にいることにした。


女性たちの店の中での動きをサーチしながら異常がないか確認をしている。


特に申し訳ないけど重要なのは更衣室だから、一応、動きを確認しておく。


更衣室の中ではなくて、後ろから人が近づかないかどうかだ。


更衣室の中を確認したかったけど、それはプライバシーがあるのでやめておいた。


だから更衣室の後から近づく人物がいるかどうかだ!


幸いなことに、近づく人はいなかった。


全員がブラジャーとショーツを大量、買いしたみたいだ。


かわいいのとか、デザインがいいのとか、あったらしいから。


あとはワンピースとかスカート類を買ってたみたいだ。


そして俺たちは街を歩きながら、さらにショッピングをしていく、もちろん、買い食いも必須だ。


ある程度、楽しんで、お城に帰るために路地裏に行ってみられないように転移して戻ることにした。


王城で俺たちが借りている部屋に転移してきたら、そこにはセラフィーナ王女がいた。


セラフィーナが、「あっ、やっと帰ってきた、もう遅いですよー」と言われた。


セラフィーナが「何を買ってきたか見せてくださいよ」と言ったので、俺は部屋から出て自分の部屋に行った。


ロゼッタとパトリシアが、初めて下着を買ったので嬉しそうにレースとか、ヒモとか言う言葉が聞こえて喜んでいる声を耳にしながらあとにした。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

お読みくださりありがとうございます。


ブックマーク、ハートマーク、星マーク、評価も、感想も、ほんとうにありがとうございます。


本当に多くの方の支援には心より感謝しております。

そして、何よりも小説を書くための、なんと言っても見える励みになっています。

誤字脱字がありましたらお知らせください、すぐに訂正を行っています。


また意味不明な文章があることもあるかと思いますが、なにぶん素人が書いている文章です。お知らせくだされば、訂正しています。


この物語は異世界の物語です、現実世界とは違いますので、その点はご容赦ください。

あくまでもファンタジー小説です。

前世の悪い記憶を持つ小心者の主人公が成長していく物語を書いています。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る