第134話 ダイラス連邦 2

今日から、しばらく宿屋に泊まるので俺の部屋から、窓の外の景色を見ていたが、寒い空気が入ってきているが、今日は天気がいいので空気が澄んで遠くまで景色を見渡せる。


俺たちは、今日の夕食から予約をしているので、まだ時間がったので街を散策することにした。


いろいろな露店を見たり、お店に入ったりしながら、買い食いをしたり、暖かい洋服を買ったりして歩いている。


やはり、寒い街で買う洋服は防寒対策がしっかりできている。

主には毛皮を使った製品が多い。


俺は、これからの旅にも必要なので、野菜や肉や香辛料、フルーツ、お菓子を仕入れることをしている。


買い物しながら情報収集するので、買ったところで女性陣たちが、いろいろな話を聞いてくれる。


大体、商品を購入すると硬い口が滑らかになってきて、いろいろなことを教えてくれる。


それも同性が聞いてくれると特に違いがある。


ある程度、近くの散策を終えたので、明日にでも街の散策はできるので俺たちは宿に帰った。


宿に帰ったら、受付の女の子が食堂で忙しそうにしていた。


この宿は多分、家族で経営しているんだろう?


どうしてかと言うと、受付の女の子が近くにいる男性のことをお父さんって呼んでいたから。


以前アーロン伯爵のところで初めに泊まった宿も家族で経営していたが、あそことは、やはり活気が違う。


これで料理が、おいしいといいなと俺は思っている。


夕食の時間の前に、女の子4人が呼びに来て、お風呂に行こうよと誘ってくれたので、せっかくだからついて行った。


もちろん男女別。


誘ってくれたからといって一緒に入れるわけじゃない!



お風呂に入ってさっぱりして部屋で待機していると、夕食の時間になったので、食堂に降りていって、座って待っていると受付の女の子が食事を運んできてくれた。


湯気が出ていて、どれも美味しそうに見える。


全員が、「いただき〜ます」と言って、ひと口・・・


全員の顔がほころんだ。


熱々だし、調味料の使い方も、ちょうど、いい感じでおいしい。


この宿に泊まって良かったと思った瞬間だった!

紹介してくれた人には感謝したいね。


食事をとったあと部屋に1人で戻ってきて、窓を開けて景色を見ている。


もうすぐ暗くなってくる時間なので、いろいろな人が宿探しをしている感じだ。


この宿も今日は満杯になってしまったみたいで、何人もの人が入り口を入ってくるが帰っていく人がほとんどだ。


宿泊する人が満杯なので、宿の食堂も一般客の人は入れないみたいだ。


見ていてもつまらないので、俺は今日は寝ることにした。


しかし、次の日、事件が勃発することになる。


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