第18話 ゴブリン討伐後

俺たち4人は、冒険者ギルドの依頼を受けて、遠い村まで、ゴブリン退治に出向いている。


村長に確認してもらい、依頼書にサインをもらった。


まさか、俺たちみたいな子供3人とソフィアたちにゴブリンが倒せるとは思っていなかった村長に、たいそう感謝された。


もう、明けているが、昨日は寝ずの番をした俺たちに村長は泊まっていくように言っていたが、俺たちはお金が少ないことで、討伐証明をもらったあと、村を旅立った。


この村には、新しく加入したメンバーの俺のために来ている訳だし。


しかし、俺がほとんどを倒したため連携とかなかったから………意味はなかった。


しかし、魔法の発動でわかったことがある。


それは詠唱だ。


コリンが後方支援で魔法を発動させようとしたが、あれほど、時間がかかるとは………。


まぁ、だから後方支援なのか?


でも、後方支援でも威力が問題だ。


あれだけ、でかいから当たったのかも知れないが。


俺も3体か4体のゴブリンだったら、俺の出番はないと思っていた。


皆の能力をみる良い機会だと思っていたが、あれだけ、大量のゴブリン相手じゃ、無理だ。


俺も本来ならFランクの冒険者で、冒険者になったばかりの新米だから、あまり見せたくはなかった。


しかも、コリンの魔法が、どれほどの範囲に入るのか知らないが、あまりにも、お粗末なものだ。


あれじゃ、敵にスキを与えかねない。


ソフィアの剣技は、まぁ、良い方だけど、イザベラの剣は見ていない。


と言うか、俺が剣を振るったために、イザベラはしていない?


でも、これからは、いざと言う時には、動かないとあとの祭りになってしまうと取り返しがつかない。







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遅くてすいません。


改稿中、23年、9月30日(土曜日)


仕事の都合、上までで今日は終了


次から、このページを書き換えていきますよ


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俺が大半のゴブリンを討伐して、イザベラは活躍できないで、イライラしている。


考えても、どうやって説明したら、いいかわからなかったので相手の言葉を待つことにした。


まず、先に言葉を言ってきたのは、イザベラだった。


「 ちょっと、あんた、どういうことよ? 」


なんだか意味不明な問いかけに、余計に俺も言葉を発することができなかった。


「あんた、ギルドで聞いたときにFランクって言っていたよね」


「うん、Fランクだけど……」と冷や汗が出る感じで、とぼけるようにして言ってみた。


「ギルドカードを見せたよね」と俺


「確かにギルドカードは見せてもらったけど、信じられない」


まぁ確かにそうだよね、自分でもFランクの冒険者が、こんなことができるなんて信じられないし、初心者だからFランクなんだし。


「あんた、なんか私たちに隠してない?」


……なんて答えようか迷っていた時に、意識を失っていたソフィアが、う〜んと言いながら目を覚ました。


2人はソフィアに駆け寄っていく。


「ソフィアー」

ソフィアの意識が目覚めたので、目を開けた。


混乱している頭の中からソフィアは一生懸命に、ゴブリンの棍棒に当たってしまったことを思い出した。


「いたたっ」頭を抑えている。


ソフィアは洋服の上から腕や足や体を確認してみたり、動かしたりしても痛くないことに気がつく。


確かに洋服には血の跡があるし怪我をしたあとがあるが、傷がない。


そのことがソフィアを混乱させた。 俺が、ソフィアの傷を気づかれないうちに治しているからだ。


怪我は直ったみたいだけど、流れ出た血は多かったみたいで、混乱状態の頭と出血の関係で体が、しっかりしなかった。


そのため早急に村の中に戻って家の中で様子を見ることを考えた。


二人で、ソフィアを支えて村の中の家に戻った。


村に入って、すぐに村長の家で休養させるように言われたので、ベッドに寝かせた。


ソフィアをベットに寝かせてイザベラが

「依頼通りゴブリンを討伐しましたが、数は数匹どころではありませんでした。今、畑に死体がありますから確認してください」


「わ、わかった、すぐに見させてもらう」と言って出て行った。


10分くらいして、村長が帰ってきて、

「数は、34匹じゃった」


「よくも、あれだけの数のゴブリンを倒せたものじゃな」


「‥‥‥」


ゴブリン討伐には喜ばれたが、討伐した冒険者が怪我で運び込まれたのは村人たちにも驚かれた。


村人に説明をした後、そのまま放置しておくことができないのでゴブリンを土を掘って埋めることにした。


もちろんお金になるので魔石は回収した。

しばらくは休養のため村に泊まっていくことを勧められた。


そのため3人は、村に泊まっていくようだが、俺は、村長に討伐の証をもらい、街に帰ってギルド支部に報告しに帰った。



もちろん、説明しなくていいから、帰ることにした、何とか説明を逃げ切れた。


ギルド支部につくと、受付のお姉さんから報告を求められて、討伐の証を見せて報告をした、納得したようなので4分の1のお金をもらうことができた。


これで野宿から、しばらくの間は解放されるかも。


どこかに宿を探そうかな。


それとも3人が戻ってくる前に、他の街に行こうか?


悩むなぁ〜



俺が能力を隠すには理由がある。


能力が大きくあると誰でも自分の欲望のために利用しようとすることもあるし、メンバーに危害を加えようとすることも考えられるし、村に住んでいる両親に影響があることもでてくる。


前世でも俺の能力の異常性に両親は、俺を置いて、でて行っている。俺としては両親を魔物から守るために使った魔法だけど、化け物あつかいされてしまい、今でも苦い思いがある。


それ以上に、俺の一番、嫌っている戦争に加担させることが起きるからだ。

誰かに知られることが、その数倍にも広まる可能性がある。


俺が、信頼している人から、洩れる事だってある。

その時には、信頼している人を、失望しなければならなくなる。

なんかの話をしている時には、誰だって失言をすることはあるから。


「しゃべるんじゃないぞ」と約束しても、失言はあるから。

それを強制することは、難しい。


知らない方が良ければ、知らないで済ます事ができるし、情報が洩れることはない。

俺の知らない所で、失言した人を拉致することも考えられる。


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お読みくださりありがとうございます。


ブックマーク、ハートマーク、星マーク、評価も、感想も、ほんとうにありがとうございます。


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また意味不明な文章があることもありますが、なにぶん素人が書いている文章です。お知らせくだされば、訂正しています。


クリスとアリシアの物語をお楽しみください。

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