NOTロリコンがロリに好まれすぎる
創意工夫
第1話 転校
「きみ、どうしたの?」
「おかあさんが、あかあさんがいなくなっちゃったのぉぉ〜〜」
幼女は泣きじゃくる。
「じゃあ一緒にお母さん探そっか。」
「おにいちゃん、うぅぅ〜〜」
「めぐみ〜!めぐみ〜!」
「おかあさん〜!!」
「めぐみ〜!!どこ行ってたの?」
「おかあさんがいなくなっちゃってね、おにいちゃんにたすけてもらったの。」
「お母さんですか?」
「はい、めぐみの母です。」
「見つかってよかったです。では、ボク学校に行かなきゃいけないので!」
「あっ名前っ…」
「おにいちゃんいっちゃったね。」
「そうだね〜めぐみ、帰ったら一緒に遊ぼうか!」
「やった〜!おかあさんとあそべる〜!」
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ボクは
高校一年生、童貞男子。
今日は転校初日だけど女の子を助けてたら遅れちゃった。
「すいません!遅れました!」
「あぁ、君が転校生の…」
「森澪です!ミオって呼んでください!」
「ミオくんの席はあそこの窓側の席だよ。」
「はい!急いで準備します!」
小走りで自分の席へ行き、カバンを机の横に掛けて教科書を出す。
「すみません、今って何ページですか?」
横の人に尋ねる。
「………」
しかし、返事は来ない。
(聞こえなかったのかな?)
「すみません、何ページやってるか教えてくれませんか?」
「67ページよ。」
「ありがとうございます。」
「はーい、日直ー。」
「きりーつ、きおつけー、れい!」
「「「「ありがとうございました」」」」
「ミオくんって身長高いね、どんくらいあるの?」
「えーっと、最後に測った時は187ですよ。」
「ミオくんってガタイいいけどなんかスポーツやってた?」
「昔、習い事で色々なことしてましたよ。柔道とか水泳とか、あと剣道なんかもやってましたね。」
「ミオくんってなんで敬語なの?」
「小さい頃、祖母に敬語で話すことによって相手と適切な距離で適切な話ができると聞いたので、今も敬語を使っていますよ。」
質問責めされた。
「ミオくん。」
「小宮先生、どうしましたか?」
「実はな、この学校は部活動の入部を必ずしなきゃいけないんだ。だから行きたい部活とかを決めておいてくれ。」
小宮先生、本名は
名前に小さいという字が2つも入っている上に、体は幼女そのもの、中学生といっても違和感はない。
「部活のパンフレットとかってありますか?」
「あるぞ。いるか?」
「じゃあください。お願いします。」
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change
私は
もちろん社長令嬢で学校一美人。
唯一の欠点は背が160までしかないということ。
今日は何か転校生が来て隣がうるさかったけど、本当にやめてほしい。
「ただいまー。」
「あら、おかえりなさい、響」
「おねーちゃーん!きょうねきょうね、おにーちゃんにたすけてもらったの!!」
「たしか、響と同じ学校の制服だったわよ。背がすごく高くて、でもあのじかんはもう遅刻だったんじゃないかな?」
(なにかイヤな予感がする。)
「もしかして、その人って綺麗な茶髪だった?」
「あー!!そうそう!すっごい髪、綺麗だった!」
「はぁぁ……」
「どしたの?そんなため息ついて?」
「なんでもない。」
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