最高な青春時代

ネムネムZzz

第1話 1番後の窓際の席は物語には必須

2XXX年宇宙人が突如現れ、我々人類は宇宙人との交流が頻繁に行われる様になった。

そして人類は宇宙人と共存する選択をした事で学校にも留学生として多くの宇宙人が来ていた


そんな時に起きた青春物語である


俺の名は照美笑一、TKG学園に通うとても心優しくて時々寝坊したお茶目な少年さ、皆は目覚まし時計ちゃんとセットしてから寝ろよな


「ヤバい寝坊した急がないとジャーキンシャーキン先生に怒られる」


ジャーキンシャーキン先生はカチカチカタイ星から来た先生

今年だけで既に生徒を20人も病院送りにしている怖い先生だ。

ほとんどの生徒が廊下を曲がる時に

ジャーキンシャーキン先生とぶつかり

ケガをしたのだ


「笑一、お前も寝坊したのか」


俺に声を掛けて来たのは・・・知らん誰だ


「あぁ誰だか知らないがそうなんだ、急がないと」

すると俺の後から多くの生徒が走って来た

コイツらも寝坊したのか



A「俺は違うぞ、ママと離れるのが辛くて玄関前で休むか悩んでたんだ」

B「俺は木星の友達の家から来たから遅くなったんだ」

C「俺は宇宙のど自慢大会見てたらこんな時間に」

俺は俺は俺はDEFその他諸々


笑一の周りには多くの生徒が我先にと学校を目指していた

学校が見えたが校門前には先生達がスクラムを組んで待っていた


先生「お前達遅いじゃないか、先生達は心配したぞ、だが簡単にここを通す訳には行かない、先生達を超えて行けるのか!」


笑一は一緒に走ってる生徒達に合図を出した

「お前達行くぞ!」


生徒A「笑一、正気か先生達のあのスクラムに敵うのか」


「俺達の青春パワーを先生達にぶつければ負ける訳が無いんだ、行くぞぉ」

生徒Aからその他諸々「おぉぉぉぉ」

多くの生徒が笑一達生徒が心配で窓から声援送っていた

「ガンバレ~」

「負けるなよ」

「激しいと弁当が事故るぞ」

「笑一、小町ちゃんに彼が居たぞ」

多くの生徒が声援を送る中、笑一は聞き逃さなかった


「ピピッー」


実況命先生「あぁレフェリーが笛を吹きましたね、スクラムが崩れたんですね」


「誰だ」

笑一は聞き直した、微かに聞こえた衝撃の事実

「彼氏は誰だ!小町ちゃんの彼氏は誰だぁぁぁぁ」


すると窓から見ていた1人の生徒が驚いていた

「笑一の数値がどんどん上がっている、どう言う事だ」


すると横に居たが聞き直した

「どう言う事だよ、お前の掛けてる片方だけのそのサングラスはまさか」「そうだ俺の掛けてる片方だけのサングラスはさっき

お前に折られたサングラスだ」


「どうでも良いわぁぁぁ」

笑一は他の生徒を校門前に置き去りにして

3階の窓に飛び込んで来た


笑一は自分の教室に急いで飛び込み自分の席に着き、机に書かれた笑一作の小町ちゃんの横に見た事の無い男が書かれていた


「俺の小町ちゃんに彼氏が出来てるじゃねーか」

笑一が愛している小町ちゃんの新しい彼氏はカツオ(魚)だった


「カツオさん私を一緒に連れて行って」


「小町それは出来ねー話だぜ、お前は俺と来るよりもっと良い男を見つけなきゃダメだぜ」


「いやよ、私はカツオさんしかいらない、カツオさんと一緒に居られるなら私は何だって乗り越えられるわ」


「俺達カツオは海でしか生きていけないんだ、小町お前をそんな檻の中に閉じ込める訳には行かない」


「そんな、いやよ、私を強く抱き締めて私を離さないで欲しいのに」


「すまねぇな小町、俺の事は忘れて未来に駆け出すんだ、そして家庭を持ってカツオ料理を出す時に俺達カツオを美味しく食ってくれよな」


「カツオさぁぁぁぁぁん」


笑一は泣いていた、鼻水を氷柱の様に床まで垂らしながら


「魚料理食べれないんだよな」

笑一は席から外を見てカツオの事を思い出していた




「オマエタチ・セキニハヤク・スワリナサイ」

担任ジャーキンシャーキン先生が入ってきた

教室の扉を破壊して入ってきた

先生は教卓に手を乗せて話そうとしたが重さに耐えきれず教卓が壊れた

ジャーキンシャーキン先生は何も無かったかの様に話を続けた


「ワタシハ・センセイヲ・ヤメテコ・キョウニカエリマス」

先生の言葉に驚いた俺達は先生に理由を聞く事しか出来なかった


生徒1「何でだよ先生」

生徒2「私達が卒業するのを見守ってくれるって約束したのに」

生徒3「もっと俺達と一緒にいてくれよ」


すると先生が理由を離してくれた

「ワタシノ・オイルガ・コキョウデシカ、テニハイラナク、ナルノデ、デス」

すると教室に入ってくるのが居た


「ワタシノ・アトヲ・ヒキツグ・アタラシイ・センセイデス」


その新しい担任はプルプルした板状の先生、気を抜くと前のめり倒れ起き上がるのに一苦労していた


「皆さん初めまして、私がこれからこのクラスの新しい担任になった

プルプル星から来た、寒天です」


すると1人の生徒が質問をした

「先生はなんで板状の形状なんですか、寒天って」


すると先生は生徒が話終わる前に怒鳴り声を出した

「急に話だすんじゃねぇぇぇ、ちょっとした事で倒れ込むんだよ」


「なぁ笑一新しい担任なんかヤバい奴だな」

隣の席の生徒が笑一に小声で話し掛けた時にその生徒は驚いた

「何やってんだよ、笑一そんな事をやって先生にバレたらお前殺されちまうぞ」


「何をビビってんだよ、1番後の窓際はバレやしないんだからお前も一緒にやろうぜ」

笑一は悪い顔をしながら鼻毛が出ていた


「ではこれからの事を説明するが良いか、悪ふざけでやるとケガをする事になるから気を付けろよ」

笑一は神妙な面持ちで語り出した


「遙か昔人々がまだ裸で動物を狩りに出ていた時から続いて来た

このゲームの名前は未だに知らないが簡単だから安心しろよ」

ルールは簡単だから皆も友達が居ればやろうね

まずは両手を前に出します、手は握った状態でくっつけて揃えます

親指が上に来るようになったら、後は攻撃側の人は「いっせいの」と声を出して数字を言います。この時に【注意】なんですが数字は参加人数の親指の数に限ります。

いっせいの○○と数字言い親指が数字とピッタリ上がっていれば、攻撃者の勝利

勝った時は片手を降ろして、守備側に攻守が変わります。

より早く数字をピッタリに出来た人が勝ち

なんとシンプルなんでしょか

ですがこのゲームの名前を聞いた事は無いですね


「じゃあ俺から始めるぞ」

笑一は大きく息を吸い込み対戦相手を見て気合いを入れた

「いっせーの」


「ウルサーイ」

ジャーキンシャーキン先生の右手が笑一に直撃して笑一は壁にのめり込んだ

ジャーキンシャーキン先生の肘から先がロケットパンチ仕様だった

今年21人目の犠牲者は馬鹿だった




この物語は主人公の照美笑一が学校の覇権を争い、番長になるまでの王道バトル小説である。


「違うだろぉぉぉぉ、天の声先生、何勝手に設定変えてんだよ」

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