今日は予防接種だった。町の集団接種で、時期になると手紙が来る。実にありがたい。

だが、今回は大変だろうなとあらかじめ気合いを入れていた。なぜなら指定時間が午後3時。そんな時間に車に乗ったらお昼寝は必至。だから少し早く家を出た。寝ている途中で起こさなくていいように。

案の定途中で寝た子ども。ちょうど受付開始時間に目を覚まして、そのまま病院へ。ただ、うちの子どもは寝起きが悪い。かなりたくさん寝てすっきり目覚めないと大抵はしっかり覚醒するまで抱っこマンと化す。たかだか30分の睡眠ですっきりするわけもなく、今日も抱っこンと化した子どもを連れてまずは検温。どうやら息子が受ける予防接種の前に別の月齢の予防接種もあったようで、すでに聞こえる赤ちゃんたちの泣き声合唱。まだ寝ぼけてる息子はそれにビビって帰りたいと繰り返す。

みんなそろったところで看護師さんから注意事項の説明と上の服を脱いでシャツになっておくよう指示があるも、大号泣で抵抗する息子。まだ何も始まっていないのに母はもうヘトヘト。なんとか押さえて予防接種完了。ただ、時間をあけて再度診察があるので服を着て帰ると泣く息子を宥めながら待機。二度目の診察は聴診器をあてるだけなんだが、診察室に入る前から号泣だった。

終わってから「あのね、怖かったの」と教えてくれた息子。まあ寝起きでいきなり赤ちゃん泣いてるところに連れていかれて注射されたら誰でも怖いわな。わかるぞ。わかるが、来月もう1回あるんだ。息子よ、頑張ってくれ。

午後の眠い時間でなければもう少し泣かずにできたのになと思う母であります。