第6話♯愛は勝つ

そんな中、

私を呼び出す音が部屋に鳴り響き


着信画面を確認するや否や

私は部屋を飛び出した


彼からだった


『どうした?

泣いてる?』


一言話しただけなのに

わかってくれたことが

嬉しくて


『今から会える?』


って聞かれたら、

今まで連絡くれなかったことも

忘れて

ただ


『うん!そっち行くね』


って馬鹿みたいに

走り出してた


私、大好きなんだな、彼のこと


そう思った





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